上昇気流 rss

東京五輪の開会式では、各競技種目を表す…

 東京五輪の開会式では、各競技種目を表す絵文字「ピクトグラム」のデザインとパフォーマンスが話題を呼んだ。少ない人数でズバリその種目を表現するのが要諦だ。  50種目のうちプレーヤー1人で表したものが43、柔道など2人が5…

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熱戦が続く東京五輪で、体操女子の村上茉愛…

 熱戦が続く東京五輪で、体操女子の村上茉愛選手がゆかで銅メダルを獲得した。体操女子のメダル獲得は57年ぶりの快挙だ。村上選手はインターネット交流サイト(SNS)での誹謗(ひぼう)中傷に苦しんでいたことを明かしているが、表…

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物理学の泰斗である益川敏英氏(享年81)と…

 物理学の泰斗である益川敏英氏(享年81)と米国のスティーブン・ワインバーグ氏(同88)が亡くなった。2人とも原子核の構造解明に努め、20世紀の原子核物理学の確立に大いに貢献した。  益川氏は素粒子のクォークが6種類ある…

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かつてベストセラーになった本に竹内一郎著…

 かつてベストセラーになった本に竹内一郎著『人は見た目が9割』(2005年、新潮新書)がある。言葉よりも見た目が重要という話だが、それほど外見が大切なのだろうかと思ったこともある。だが最初に会った時は、その人の中身、性格…

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スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した西矢椛選手

♪いずれおとらぬ若い花 オリンピックの庭に…

 ♪いずれおとらぬ若い花 オリンピックの庭に咲く ソレトトントトトント……。三波春夫さんの「五輪音頭」が心に弾んだ。五輪では10代選手の活躍が光る。スケートボード女子の金メダリスト西矢椛(もみじ)さんは13歳、2007年…

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東京五輪は、日本選手の快進撃が続いている。…

 東京五輪は、日本選手の快進撃が続いている。テレビの中継で選手たちの戦いに感動し、翌日の新聞記事などで、その選手のメダルに至る歩みを知って感動がさらに深まる。  競泳女子で日本初の2冠を達成した大橋悠依選手が、重度の貧血…

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「迷い箸のやうに蜻蛉の止まりたる」栗林浩。…

 「迷い箸のやうに蜻蛉の止まりたる」栗林浩。枝先にトンボが止まろうとして近づくが、ためらって遠ざかり、また近づいてくる。あたかも、かすかな風に思考も揺らいでいるかのようだ。  このかすかな風のことを生態学で微気象と呼ぶ。…

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「過去は復讐(ふくしゅう)する」という言葉…

 「過去は復讐(ふくしゅう)する」という言葉が思い浮かぶ。東京五輪開会式の関係者の犯罪に近い行為や重大な不祥事が話題になる昨今だ。行動であれ発言・表現であれ、五輪に限らず、目立つ場面に登場する人物にとっては厳しい時代にな…

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新型コロナウイルス禍の中で開幕した東京五輪…

 新型コロナウイルス禍の中で開幕した東京五輪だが、日本選手のメダルラッシュが続いている。全身全霊を込めて試合に挑む姿、試合後の笑顔、涙。これがスポーツの力と納得する。  開催に懐疑的なムードを煽(あお)ってきたテレビのワ…

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アスリートが集結、今こそスポーツの力を!

五輪開会式のパフォーマンスは短時間だったが…

 五輪開会式のパフォーマンスは短時間だったが、「多様性と調和」をテーマに、はっとするような新鮮で味のある演出となった。  一つは、女優の真矢ミキさんが棟梁(とうりょう)、ダンサーや俳優が大工に扮(ふん)し、職人歌「木遣り…

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さまざまな問題やトラブルを抱えていたが、…

 さまざまな問題やトラブルを抱えていたが、やっと東京五輪が開幕した。新型コロナウイルス禍の影響で1年延期し、なおかつ関連の不祥事などで開幕まで難航したが、それだけに感慨深いものがある。  開会式のニュースをテレビで見て、…

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祇園祭の「コンチキチン」を聞きそびれた。…

 祇園祭の「コンチキチン」を聞きそびれた。昨年は新型コロナウイルス禍で山鉾(やまぼこ)巡行が中止となったが、今年は一部で山鉾が建てられ、祇園囃子(ばやし)が奏でられたという。が、あいにくテレビを見損ない、新聞で知った。 …

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東京五輪がきょう、いよいよ開幕する。新型…

 東京五輪がきょう、いよいよ開幕する。新型コロナウイルスの感染拡大で1年延期され、その後も収束しないまま、緊急事態宣言下で無観客という五輪史上異例の開催となった。2013年9月のIOC(国際オリンピック委員会)総会で東京…

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アフガニスタンでは駐留外国軍の撤収が完了に…

 アフガニスタンでは駐留外国軍の撤収が完了に近づきつつあり、各地の戦闘では反政府軍タリバンが政府軍を圧倒している。タリバンは政府に停戦を提案。両者の代表団がドーハで協議し、和平実現への協議を加速することで合意した(小紙7…

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静岡県熱海市の土石流災害で、開発業者が…

 静岡県熱海市の土石流災害で、開発業者が搬入した大量の盛り土が崩落し「人災だ」という声が出ている。業者は市への届け出を超える面積の森林を伐採していたし、盛り土も県の基準を超える量だった疑いがある。  この間、盛り土への産…

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東京から南へ約1000㌔、小笠原諸島・父島の…

 東京から南へ約1000㌔、小笠原諸島・父島の西北西約130㌔の海上に位置する西之島。新しくできた島が2013年11月以降噴火を繰り返し、従来の西之島と一体となって陸地面積は4・1平方㌔にまで拡大した。  19年9月の段…

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ソフトバンクの店頭で「ようこそ」とあいさつ…

 ソフトバンクの店頭で「ようこそ」とあいさつしたり、待ち時間中に簡単な会話をしたりして客を和ませてくれた人型ロボット「Pepper(ペッパー)」の生産が停止していることが分かった。主に店舗や銀行窓口などの接客用だったが、…

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新型コロナウイルス禍でのテレワークが推奨…

 新型コロナウイルス禍でのテレワークが推奨されて久しい。最初の頃は、物珍しさが勝ってテレビなどのマスメディアに取り上げられることが多かったが、最近は当たり前となってあまり報じられることはないようだ。  そう思っていると、…

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「むすんでひらいて」。誰もが聞き覚えのある…

 「むすんでひらいて」。誰もが聞き覚えのあるこの曲を作ったのは、18世紀のフランスの思想家ジャン=ジャック・ルソーだ。フランス革命の恐怖政治を招き入れたとの批判もあるが、「ジェンダー平等」の喧騒(けんそう)があるたびに、…

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市川海老蔵さんが2年ぶりで歌舞伎座に出演…

 市川海老蔵さんが2年ぶりで歌舞伎座に出演している。新型コロナウイルスの感染拡大で昨年5月に予定されていた「十三代目市川團十郎白猿」の襲名公演が延期となったが、そんな試練を経て、また一回り大きくなって歌舞伎座に帰ってきた…

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韓国に初めて取材旅行に出掛けたのは三十数年…

 韓国に初めて取材旅行に出掛けたのは三十数年も前のことで、歴史も、文化も、政治も知識は白紙状態に近かった。出掛ける前の日々、ひたすら勉強し、識者からアドバイスを受け、取材先に目星をつけ、現地に赴いた。  ソウルに着くと、…

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政治評論家の書いた本を読んでいると「劫初…

 政治評論家の書いた本を読んでいると「劫初(こうしょ)より作り営む殿堂にわれも黄金(こがね)の釘一つ打つ」という短歌が引用されていた。作者は与謝野晶子。「劫初」は仏教用語で「この世の初め」の意味。  政治評論家の本に短歌…

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50~60代の男性であれば子供の頃、田んぼや…

 50~60代の男性であれば子供の頃、田んぼや小川でザリガニ釣りをした人は多いだろう。小枝の先の凧(たこ)糸に煮干しなどを付け、ザリガニの頭に近づける。太いハサミで挟んだところを引き上げる簡単な釣りだが、子供には人気だっ…

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