コラム rss

東日本大震災で甚大な被害を受けた海岸防災林の…

 東日本大震災で甚大な被害を受けた海岸防災林の再生に向け、宮城県では丈夫で成長が早い「コンテナ苗」を使った植樹が進んでいる(小紙3日付)。  直径約5㌢、深さ約10㌢の穴が24個開いたコンテナで栽培するコンテナ苗。真っす…

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「賀状見て新聞を見て小半日」(長蘆葉愁)。…

 「賀状見て新聞を見て小半日」(長蘆葉愁)。かつては正月気分がずっと続いていたものだが、ここ数年は正月に落ち着いて過ごすことがなくなった。当時は店もあまり開いていないので、家でテレビや新聞、年賀ハガキなどをじっくり見ると…

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北にもフィットネスセンター!

 2日は国連の仕事始めだったが、国連内は静かで、会議日程を映すモニターは空白だった。多くの職員はまだクリスマス休暇中だろう。記者室には当方一人だったので仕事を早めに切り上げてウィーン市内14区の北朝鮮大使館に向かった。 …

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正月三が日が過ぎ、きょうは土曜日。…

 正月三が日が過ぎ、きょうは土曜日。本格的に世の中が動きだすのは6日の月曜日からということになる。中には、松飾りがとれるまではお正月、という人もいるだろうけれど。  日本のクリスマスツリーは豪華になり、装飾のセンスでは本…

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米国の靖国参拝「失望」に失望

地球だより  オバマ米政権が安倍晋三首相の靖国神社参拝に「失望」を表明したことに、逆に失望させられた。ブッシュ前政権は同盟国・日本に対する配慮から、当時の小泉純一郎首相が参拝しても、「関与しない」と中立の立場を保ったのと…

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「去年今年(こぞことし)貫く棒の如きもの」…

 「去年今年(こぞことし)貫く棒の如きもの」(高浜虚子、昭和25年)。有名な句だが、年が改まる時の感触を見事にとらえている。年は変わった。だが、棒のような何物かが、旧年と新年をしっかり貫いている。  「棒」とは何だろう。…

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靖国神社参拝と「祈る人」

 安倍晋三首相の靖国神社参拝後、国内外のメディアは産経新聞など一部を除いて批判的な記事を掲載した。一方、首相の参拝直後実施された世論調査では国民の過半数が「首相の参拝」を支持している。「当然だ」「よく参拝した」から、米中…

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韓国の左翼の“駆け込み寺”

地球だより  北朝鮮ナンバー2の処刑や安倍首相の靖国神社参拝に蜂の巣をつついたような騒ぎとなった韓国で、もう一つ年末の大きなニュースだったのが鉄道労組のストだ。大赤字の会社で高給取りたちがやりだしたストに世論の反応はいま…

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明けましておめでとうございます。本年も…

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。日本海側では吹雪く所がある一方、太平洋側ではなべて平穏な年の幕開けだ。  2011年3月11日に起きた東日本大震災から3回目の新年を迎えた。被災地の全般的…

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明け方の冷え込みは一段と厳しくなったが、…

 明け方の冷え込みは一段と厳しくなったが、大晦日(おおみそか)の東京の日中は日差しを得て穏やかな日和となりそうだ。近くの広場のイチョウや欅(けやき)の大木は、大胆な刈り込みで梢(こずえ)や枝元が取り払われたのと、強い季節…

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不可解な副反応部会

 子宮頸がんワクチンの接種の積極的勧奨を再開するかどうかを決めるとみられていた厚生労働省ワクチン副反応検討部会は25日、結論を出さないまま閉会した。  同部会が勧奨の中止を決定した6月から約半年。12月に結論を出す会合が…

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ベトナム式合理主義

地球だより  ベトナム人のプラグマティズムには驚かされることが多い。ひょっとしたら中国人をもしのぐと思われるほどだ。  ベトナムでは現在、時間のかかる鉄道を敬遠して、手っ取り早く目的地に着ける長距離バスが人気だ。  先日…

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歴代政権と政治改革 国民に夢を与えた安倍内閣

 永田町も新年を迎えると新しくなる。しかしその新しさが目立たない。旧態依然だ。この流れは戦後殆ど同じだ。戦後といっても、もう60年を遥かに越えている。それを見るにつけ日本国民は実に辛抱強い民族だ。そう思わないことはない。…

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年末の帰省ラッシュが続いている。…

 年末の帰省ラッシュが続いている。だが、日本海側では冬型の気圧配置が強まったため大雪となる所が出ており、東北や北陸などへ向かう航空便の欠航や鉄道の遅れで帰省の足が乱れている。  こうした中、昨日山形新幹線と乗用車が衝突し…

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拡大するクリスチャン・フォビア

 イタリアの「宗教の自由監視」調査官、トリノの社会学者マシモ・イントロヴィニエ氏(Massimo Introvigne)は「宗教活動で殺害されたキリスト者は今年、少なくとも8万人と推定される」という。バチカン放送とのイン…

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「門松を立て終りたる塵を掃く」(松田水石)…

 「門松を立て終りたる塵を掃く」(松田水石)。街で門松や松飾りを見かけるようになった。クリスマスの前には少し早すぎる感じがしたものだが、今では歳末の風景としっくり合っている。  この期間は、キリスト教のクリスマス、仏教の…

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「次の三つを(日本が)やれば、中国は座視しない。…

 「次の三つを(日本が)やれば、中国は座視しない。その三つとは、靖国参拝と尖閣諸島への公務員常駐など実効支配強化、それに憲法改正だ」。昨年12月、中国共産党機関紙・人民日報がこんなことを書いた。内政干渉を通り越した傲慢(…

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ロシア人が日本移住を躊躇する理由

地球だより  筆者の知人、友人には、「日本に行った経験のある人」が多い。そして、99%以上は、日本に行って「もっと日本が好きになった!」という。「道にゴミが落ちていない」「店員さんが、みんな丁寧」「人が親切」「食事がおい…

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我々の住む宇宙はいつ始まっていつ終わるのか…

 我々の住む宇宙はいつ始まっていつ終わるのか。それとも、宇宙には始まりも終わりもないのか。だが、宇宙が137億年ほど前、ビッグバンによって始まったという説は、大方の支持を得ているようだ。  が、ビッグバン以前はどうだった…

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ヒジャブを着たラッパーの衝撃

ウィーン発 『コンフィデンシャル』  独週刊誌シュピーゲル最新号が届いたのでいつものように後ろのページから読みだした。死亡欄の前に小さなインタビュー記事が掲載されていた。エジプトの女学生でラッパーのMajam Mahmu…

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“カンニング”社会

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  いくら模範生でも学生時代に1回ぐらいは試験の不正行為であるカンニングの記憶を持っているようだ。実力は足らないのに順位を上げて合格証をもらいたい時の選択肢は明らかだ。大学生の45%が…

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鵜飼いに用いられるウミウは渡り鳥だ。…

 鵜飼いに用いられるウミウは渡り鳥だ。春は繁殖のために北海道方面に、秋には越冬のために本州沿岸や九州方面に向かう。山口県・壁島のように越冬地が天然記念物に指定された所もある。  茨城県日立市十王町の伊師浜には、4月から6…

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宜野湾市議会が「県内」容認

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先について、沖縄県出身の自民党所属国会議員5人が11月、「県外」から「県内」(名護市辺野古)容認で一致した。これに続き、「県外」を主張していた自民…

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