コラム
露の攻勢になす術ない米
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー ソ連復活望むプーチン氏 ウクライナは米欧の支援必要 【ワシントン】ヘンリー・キッシンジャー元国務長官はかつて、ピョートル大帝以来、ロシアは1年にベルギー一つ分の割合で拡大した…
接種後に歩行困難や体の痛みなど重篤な…
接種後に歩行困難や体の痛みなど重篤な副反応を訴える中高生が相次ぎ、接種の勧奨が一時中止されている子宮頸(けい)がんワクチン。厚生労働省の専門部会は1月下旬に症状の多くは「心理的要因」とする見解を出したものの、焦点の勧奨…
真っ直ぐに生きる
昨年、NHKラジオの番組で、リスナーに70年代の思い出の曲を投票してもらってランキングを付けたことがあった。第1位は森田健作氏(現千葉県知事)の『さらば涙と言おう』。筆者も若かりし頃、森田氏主演のテレビ番組『俺は男だ』…
ミャンマーの下呂温泉行きバス
地球だより ASEAN最後のフロンティアとして海外からの投資が急増し始めているミャンマーでは、長距離バスが人気だ。鉄道もあるのだが、メンテナンスが不十分で平均時速20㌔程度と遅い。その点、主要都市間の高速道路も整備され…
与野党議員の仲 私的な交流にも党派根性
国会を歩いていると、出会う国会議員の顔は太平楽を決め込んでいる。与野党の別はない。少なくとも国を憂える顔とは違う。 国会を歩いていると、出会う国会議員の顔は太平楽を決め込んでいる。与野党の別は心配ごとがないわけでもな…
東日本大震災から3年を迎えようとしている。…
東日本大震災から3年を迎えようとしている。岩手県教育委員会が昨年9月に行った、震災に遭った子供たちの心身への影響についての調査で「怖い夢を見る」などと訴え支援が必要な児童の割合は沿岸部で15・6%、被害の少なかった内陸…
「むめ一輪一りんほどのあたゝかさ」(嵐雪)…
「むめ一輪一りんほどのあたゝかさ」(嵐雪)。梅の花を見かけるようになったが、気温の方は寒い日もあれば、急に暖かくなることもあって一定しない。 先日の気象予報では、きょうあたり雪が降るかもしれないということだった。気象…
バラのシーズンの5月と10月になると、どっと人が…
バラのシーズンの5月と10月になると、どっと人が押し寄せ大変な賑わいになるという旧古河庭園(東京・西ケ原)を初めて巡った。浜離宮庭園、小石川後楽園などとともに都立文化財9庭園の一つ。シーズンオフでも、小高い丘の上に建つ…
W杯ブラジル大会観戦後は世界遺産へ
地球だより 多くの感動を与えてくれたソチの冬季五輪が終わった。そして、待ちに待ったサッカーW杯ブラジル大会が6月から始まる。 ブラジル大会に関しては、工事の遅れが深刻な問題となっているが、愛国心や郷土愛の強いブラジル…
村上春樹氏は当代随一の人気作家。…
村上春樹氏は当代随一の人気作家。ノーベル賞に最も近いと言われる日本人作家でもある。それだけに、氏やその作品に対する批判はあまり聞いたことがない。礼賛、称賛の声ばかりだ。 それでも噂話は文壇内部には伝わる。ある文学賞を…
有銭有学、無銭無学
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「あの時代がよかった。全斗煥大統領があれだけは本当によくやった」。高校の同窓会に出ると友人からよく聞く話だ。中年になった友人は、子供の 教育費の話になるとため息から先に出る。そして…
京都府宇治市を宇治川が流れていて、橋の一つに…
京都府宇治市を宇治川が流れていて、橋の一つに宇治橋がある。ここから上流の山河は平安時代の面影をとどめていて、ここに来ると日本人の美意識の源流を見ているような気持ちになる。川の左岸に平等院がある。 観光客の絶えない名所…
“クネノミクス”
地球だより 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が就任1年を迎え「経済革新3カ年計画」をぶち上げた。「第二の漢江の奇跡」を盛んに口にし、父、朴正熙元大統領の功績にあやかるかのようだ。元大統領は経済5カ年計画を発表して「漢江…
「龍柱」建設に那覇市民が危機感
「止むに止まれぬ大和魂!!」と封書の裏面に書かれた書簡が先日、届いた。昨年末に那覇市で設立された市民の会「沖縄県を中国の侵略から守る会」会長の今年八十数歳になる金城テル女史からのものだった。 封書の中には、「国民の血…
損害保険大手の東京海上日動火災保険で、…
損害保険大手の東京海上日動火災保険で、新たに2種類の保険に不払いの可能性があることが明らかになった。自動車保険のうち、事故で入院した際に掛かった費用をカバーする保険などで、最大約2万5000件に上る。 この件も含め生…
気候変動は既定事実ではない
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 非科学的な温暖化論議 極端気象の増加は根拠なし 【ワシントン】何度も言うが、私は地球温暖化を支持していない。地球温暖化を否定している。ずっと前から、大量の二酸化炭素を大気中に…
ソチ冬季五輪について新聞から。「敗者への…
ソチ冬季五輪について新聞から。「敗者への敬意が勝者に劣ることはない。/今回の五輪では、競技の後、支えてくれた人々への感謝を多くの選手が口にした。それが大会を通じて日本選手がさわやかな後味を残した大きな理由だ」(日経社説…
ミャンマーの海を知らない若者たち
地球だより ミャンマー第2の都市マンダレーから東北250㌔にあるラッショーで、英語教師のキョウゾーウイン氏と出会った。 マンダレー大学の英語学科を卒業し、生まれ育ったラッショーで英語塾を経営している。彼に街の案内を頼…
遊べない雪の校庭
関東地方が大雪に見舞われた。一度目の大雪の後、川崎市に住む私は、区役所に行く用事があった。途中、小学校前を通ったが、一面真っ白の校庭に人の足跡が全くない。授業中だったから、人影がないのは当然だが、あまりにきれいな銀世界…
対案出せない野党 民主はもっと覇気示せ
永田町で敵味方といえば与野党の敵対関係を指す。与党と野党は仇同士だ。何から何まで意見を異にする。と世間では思われ勝ちだが、実はさに非ずだ。 永田町の敵味方ほどアテにならないものはない。表ではハデにケンカをしながら、ウ…
代作をしていた人物が「聴覚障害はなかった」…
代作をしていた人物が「聴覚障害はなかった」と証言したことを受け、聴力の回復を認めた作曲家の佐村河内守氏。それに対しサンデー世界日報2月23日号の「声のひろば」(投書欄)に「聾唖(ろうあ)者愚弄(ぐろう)する佐村河内氏」…
「箱根こす人もあるらし今朝の雪」(芭蕉)。…
「箱根こす人もあるらし今朝の雪」(芭蕉)。雪にまつわる俳句の季語には「雪見」「雪掻(ゆきかき)」「雪卸(ゆきおろし)」「雪踏(ゆきふみ)」「雪合戦」「雪達磨(だるま)」などがある。雪に親しんできた日本人の生活風景が浮か…
中国は北の「反人類罪」の共犯者だ
北朝鮮人権問題を調査してきた国際調査委員会は17日、北当局が行っている拉致、拷問などを「人道に反する罪」という表現で批判し、責任者を追及するため国際刑事裁判所(ICC)へ付託や国連特別法廷の設置を安保理に勧告した。北朝…