コラム
退任後に稼ぐ大統領たち
地球だより 米大統領の年収は40万㌦(約4600万円)。日本の首相は月収が約200万円だが、これに期末手当などが付くと米国の大統領と年収の大きな差はない。 だが、米国の大統領経験者は退任後に荒稼ぎするため、「トップの…
「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)で…
「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)で昨年12月、徳島県のラーメン店経営の男性が出品した茶碗(ちゃわん)が貴重な「曜変天目」の4点目と鑑定された。その真偽について、愛知県で曜変天目の再現に挑み続けている陶芸家が、放送…
「芳名録」騒動
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 平凡な人たちが芳名録に一文を残すことは多くない。結婚式や告別式の会場の芳名録に名前3文字を書くのがすべてであるはずだ。たまたま芳名録に短い文章でも残さなければならない時は、ちょっと…
東京都写真美術館で、幕末・明治期の写真資料…
東京都写真美術館で、幕末・明治期の写真資料を紹介する「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 総集編」展が開催中だ。10年以上の歳月をかけて全国の美術館、博物館などを調査し、体系的に整理したもの。 10年以上も準備した…
対策迫られる未成年飲酒事故
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄本島北部の恩納村で飲酒した未成年男子が2月12日、バイク事故を起こし、同乗していた中学3年の男子が頭を強く打って死亡、中学2年の女子が鎖骨を骨折する重傷を負った。小学6年生が飲…
国の「働き方改革」で、政府、労使が議論を…
国の「働き方改革」で、政府、労使が議論を続けてきた残業時間の上限規制をめぐっては「月100時間未満」で決着する見通しとなった。もちろん規制を設けることは重要で、働き過ぎの過労死などは言語道断。その上で、働きやすい環境づ…
心証悪い野党からのメール
地球だより こちらに常駐する外国報道機関の記者たちは所属するソウル外国特派員クラブ(SFCC)の事務局から記者会見やイベントなどの案内をメールで知らされるが、最近、それに交じって最大野党・共に民主党のニュースレターが大…
民進党は本気で責任ある政権交代を考えているのだろうか?…
民進党は本気で責任ある政権交代を考えているのだろうか? 旧民主党政権の失政続きで野党転落から4年。民進党結成から1年、党勢回復を期待されて登場した蓮舫代表体制となって半年を迎える中で開かれた党大会からは、そんな疑問が膨…
世界に逆行する学術会議
日本学術会議の検討委員会は3月7日、科学者は軍事的な研究を行わないとする過去2回の声明(昭和25年・42年)を「継承する」とした新たな声明案をまとめた。4月の同会議総会で正式決定される見通し(産経新聞3月8日付)だ。 …
大統領がセクハラ?
地球だより フィリピン大統領が米国の女性国務長官にセクハラ行為を行い、殴られる一幕があった…。といってもドラマ内の話だが、国のイメージを重んじるフィリピン大使館は敏感に反応し、抗議の声を上げている。 波紋を呼んでいる…
男女の捉える世界の違い
本当に男と女はそんなに違うのだろうか。男に生まれて60年近く過ごし、35年は妻と一緒に暮らしてきた。息子、娘もいる。それでも、よく分からない。 本紙でも紹介された『男の子の脳、女の子の脳』(草思社)によると、男と女は…
国際原子力機関(IAEA)の定例理事会で…
国際原子力機関(IAEA)の定例理事会で、天野之弥事務局長の12月からの3期目続投が承認された(正式には9月の年次総会で決定)。核の安全管理、平和利用が世界の最重要課題の一つになる中、日本人トップの働きに大いに期待した…
「菜の花の明るさ湖をふちどりて」(高浜年尾)…
「菜の花の明るさ湖をふちどりて」(高浜年尾)。食用の菜の花がスーパーに売られていた。菜の花で思い出すのが、気流子が通っていた大学の近くにある神田川の土手に咲き誇っていた光景である。 急斜面なので、落ちないように川沿い…
大震災6年、地域コミュニティーの充実を
死者1万5893人、行方不明者2553人(3月10日現在、警察庁調べ)を出した東日本大震災から6年が経(た)った。この間、被災地の交通インフラが再整備され、地元企業・事業所の再建や宅地造成も進んでいる。 しかし人口減…
6年目の3月11日を迎えた。あの時受けた…
6年目の3月11日を迎えた。あの時受けた衝撃、悲しみ、苛(いら)立ち、やるせなさが蘇(よみがえ)ってくる。まして実際に被災した人たちの思いは、比べものにならないだろう。東日本大震災が戦後の日本が体験した最大の悲劇であっ…
扉のない庶民の足 マイクロバス
地球だより 車が故障し、修理に数日間を要することになったことから、久しぶりにカイロの町を公共交通機関を利用して走り回ってみた。 現地までどのぐらいの時間を要するのか測りかねたこともあり、早朝5時ごろ、最寄りの地下鉄駅…
「三田文学」(三田文学会発行)の「新同人雑誌評」…
「三田文学」(三田文学会発行)の「新同人雑誌評」は、2008年に終了した「文学界」(文芸春秋発行)の「同人雑誌評」を引き継ぐ形で始まった。 ところが127号(16年11月)を見ると、それまで10㌻程度あった同人誌評が…
米国VSカンボジア、この債務どうする
米国とカンボジアが争っている。問題はカンボジアの債務未払いだ。 米国は1970年代前半、カンボジアに2億7800万㌦の借款を供与した。支払い期限はとうに過ぎ、利子を含め5億㌦余りに膨らんでいる。米国が世界各国に利用さ…
西門市場の民心
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 大邱の西門市場は朝鮮時代に慶尚監営(慶尚道を管轄する役所、道庁に相当)の西門の外にあったのでこう名付けられた。平壌場・江景場(忠清南道論山市の在来市場)と共に三大市場の一つだった。…
俳人協会賞と俳人協会新人賞の授賞式が、…
俳人協会賞と俳人協会新人賞の授賞式が、東京のホテルで開かれた。俳人協会賞を受賞したのは「火星」主宰の山尾玉藻さん。大阪市在住で、受賞の知らせのあった時、春日大社で吟行をしていたという。 家で選考結果を待つのに耐え切れ…
反乱を起こした州司法長官
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 米大統領の権限に対抗 憲法の創造性と柔軟性示す オバマ前大統領が意図せずに残した遺産の一つに、ほとんどの人が気付いていないものがある。大統領権限に抵抗する新たな方法ができたこ…
コザに再び賑わいを
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 昨シーズン、セリーグを制覇した広島カープの選手らが2月25日、第2次春季キャンプ地のある沖縄市コザゲート通りで優勝パレードをした。沖縄市では、1991年のリーグ優勝を祝福して翌92…
長野県の鉢伏山(1929㍍)の山中で、9人が…
長野県の鉢伏山(1929㍍)の山中で、9人が亡くなった県の消防防災ヘリコプター墜落事故。ヘリを操縦していた岩田正滋さん(56)は、飛行時間5100時間の熟練パイロットだった。 「操縦は一番信頼できた。彼が来たら大丈夫…