コラム
シリアのアサド政権が反体制派の支配地域に…
シリアのアサド政権が反体制派の支配地域における4日の空爆で、非人道的な化学兵器を使用したことへの対抗措置として、トランプ米政権が6日に敢行した同国空軍基地への電撃的な攻撃について。8日に一斉に論じた新聞社説から。 ト…
判事指名めぐる戦い、ゴーサッチ氏の指名承認へ
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 共和党は議事妨害を阻止 あいまいな物言い、隠蔽(いんぺい)、露骨なごまかし、最高裁判事指名承認、議事進行妨害をめぐる共和党内のどたばたほど面白いものはない。議事進行妨害に反対…
「長閑(のどか)さに無沙汰の神社廻りけり」…
「長閑(のどか)さに無沙汰の神社廻りけり」(太祇)。春は長閑で眠気にとらわれることが多い。中国・唐時代の詩人である孟浩然(もうこうねん)の「春眠暁を覚えず」という詩句の通りだ。 多くの文人が、桜の花が咲き誇るこの時期…
福島第1原発事故による自主避難者への避難先…
福島第1原発事故による自主避難者への避難先での住宅無償提供が打ち切られたことをめぐって、今村雅弘復興相が、自主避難者の帰還を「自己責任」としたことが批判を浴びている。今村復興相は「私の意図とは誤った伝わり方をしたことを…
2ヵ月の漂流生活
地球だより このほど嵐に巻き込まれ行方不明になっていた漁師が、フィリピンからはるか離れたパプアニューギニアで救助され約3カ月ぶりに帰国を果たした。 約2カ月にわたる漂流生活を生き延びたのは、昨年12月にフィリピン南部…
日本人と大違いの時間感覚
地球だより 3月中旬、エジプト人グループと一緒に上エジプトを旅行する機会を得た。料金の安さが一番の魅力だったが、エジプト人の素顔に直接触れる好機でもあった。 旅の中で、最も魅了されたのは、彼らの底抜けの陽気さだ。お酒…
桜の季節。あちこちで咲いたり散ったりして…
桜の季節。あちこちで咲いたり散ったりしている。これが毎年繰り返される。「桜は美しい」という人は多いが、「桜にはもう飽きた」という人はあまりいない。美しいのはその通りだが、「美しい=素晴らしい」でいいのか、その美しさはど…
本当に尊敬される人
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 かつて青瓦台(大統領官邸)で派遣勤務した経済官庁出身者に聞いた話だ。彼は当時の大統領秘書室長と非常に近い関係だったので、人事上の“配慮”をお願いしたいと依頼されることがしばしばあっ…
福島県郡山市の北東の外れに西田町がある。…
福島県郡山市の北東の外れに西田町がある。田村郡三春町と境を接した草深い田舎で、江戸時代には三春藩に属していた。郡山方面から国道288号を東に進み、さらに田舎道に入った奥に雪村庵がある。 アズキ色をしたトタン屋根の小さ…
政府は「教育勅語」について「憲法や教育基本法…
政府は「教育勅語」について「憲法や教育基本法に反しない形」で教材として用いることを認めたが、朝日新聞は早速、4月2日付社説で「この決定に強い疑念を抱く」と、持論を展開している。 「過去の遺物が教材か」と題した同社説で…
ウィーンのタンポポ
地球だより 家人がベランダにタンポポを見つけた。敷石の隙間に入って定住している。家人いわく「もうすぐ花が咲くわ」。タンポポはキク科で、多年生、ユーラシア大陸に主に分布している。「タンポポは生命力が強く、アスファルトの裂…
リビングウィルと終活
経済産業省ヘルスケア産業課課長の江崎禎英さんの講演を聞く機会があった。テーマは「生涯現役社会の構築に向けて」。その中で、会場に驚きの声が漏れたのは、人生の最期の3日間に、生涯医療費の30%が投入されているとの数字が出た…
気流子だけがそう思い込んでいたのだろうか…
気流子だけがそう思い込んでいたのだろうか、意外なデータであった。自動車乗車中の交通事故の致死率が、どの座席で最も高いのかを警察庁の調査を基に読売新聞(3月29日付夕刊)が報じている。 致死率は昨年、後部座席が0・36…
開かれた国民皆保険への道
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 補償範囲の義務付け廃止を オバマケアの廃止、見直しはまだ死んではいない。宣言されたが、それは、今のところ大統領が手を引き、下院共和党が意見の違いを埋められないという段階にある…
中学校の新学習指導要領が告示され、保健体育…
中学校の新学習指導要領が告示され、保健体育の「武道」に旧日本軍の銃剣術の流れをくむ「銃剣道」が盛り込まれた。これに対し、朝日新聞は「波紋が広がっている」(4月1日付)と早速難癖を付けている。 「ネット上では『銃剣道っ…
「あふむけば口いつぱいにはる日かな」(成美)…
「あふむけば口いつぱいにはる日かな」(成美)。夏目成美は江戸後期の俳人である。本業は武家相手に米の仲介業をした蔵前の札差(ふださし)で、商人としての顔を持っていた。一方、俳諧をたしなみ、寛政時代の三大家の一人と言われた…
まるで韓流の歴史ドラマを見ているよう、と…
まるで韓流の歴史ドラマを見ているよう、と思った人も多いだろう。韓国の朴槿恵前大統領が収賄などの容疑で逮捕され、ソウル拘置所に収監された。つい数カ月前まで権力の頂点にあった人物が、独房で過ごす身となった。 与党・自由韓…
庶民喜ぶ「食肉不正」?
地球だより 今や世界最大の食肉輸出国となったブラジルは、牛肉等の生産量においても米国に次ぐ世界第2位、世界の食肉市場に不可欠な存在となっている。ブラジルの牛肉は、加工品以外は日本に輸入されておらず、日本人には馴染(なじ…
国会などの証人喚問と言えば、証人の「記憶に…
国会などの証人喚問と言えば、証人の「記憶にない」という発言がおなじみだ。「そういう事実はない」と答えれば、後で発覚した時に困る。事実があったかなかったかも含め、自分の記憶の中にはないという含みがある。 問いへの回答に…
家事分担
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 高校生の私教育費が月平均26万2000ウォン(約2万6200円)だって? とんでもない話だ。私教育費の負担のため、遅まきながら共働きの夫婦になった。20年以上慣れ親しんだ妻印の朝の…
ベテランとは豊かな経験と優れた技術を持つ…
ベテランとは豊かな経験と優れた技術を持つ人のことで、登山界でもこの言葉がよく使われる。だがベテランだからといって、その人物が決して遭難事故を起こさないとは限らない。 登山家の遠藤由加さんは18歳で登山を始め、徹底した…
米国民主主義いまだ健在
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 反対するメディア存在 「抑制と均衡」しっかり機能 黒い灰色の雲の下、広がる闇の中から差す一条の光。うれしい驚きの2カ月だった。民主主義制度が衰退するのではないかと心配されてい…
報じられない米軍基地ライブ
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 米国のトップアイドルグループ「フィフス・ハーモニー」が23日、米海兵隊のキャンプ瑞慶覧(北谷町)で屋外ライブを開催した。 アイドルオーディション番組をきっかけに結成された5人組の…