編集局 rss

スーパーに車突っ込み3人死傷、89歳男を逮捕

【上昇気流】相次ぐ高齢ドライバーによる暴走事故

 相次ぐ高齢ドライバーによる暴走事故。大阪狭山市で1人死亡、2人重傷という大惨事を起こし過失運転致死傷の容疑に問われている89歳容疑者は、運転免許の自主返納を相談していたという。 先月81歳で亡くなった落語の人間国宝、柳…

続き

生涯芸道を追求「余計なことは要らない」

【上昇気流】落語家の柳家小三治さん

このほど亡くなった落語家の柳家小三治さんは、当代随一の噺家(はなしか)だった。追悼番組もNHKで幾つか放送された。 以前の番組の一コマ。「どうして落語家になられたんですか?」と後輩落語家の林家正蔵さんが質問する。この種の…

続き

衆院選投開票から一夜明け、記者会見で質問に答える岸田文雄首相(左、自民党総裁)。右は甘利幹事長=1日午後、東京・永田町の自民党本部

《Sunday》思惑外れた衆院選

2021年11月14日(日) 思惑外れた衆院選  第49回衆議院総選挙の投開票が行われ、自民、公明両党が過半数を獲得して連立政権は継続することになった。自民も絶対安定多数を確保したものの議席を減らした。  注目は日本維新…

続き

キノコ狩り天国 ーフィンランドから

 フィンランドは森と湖の国と称されるほどあって、国土の71・6%が森林だ。ヨーロッパだけでなく世界で最も国土面積に占める森林の割合が多い国だ。首都圏であっても週末などに遠出する必要なく気軽に近くの森でのハイキングなど、自…

続き

【上昇気流】草木の花よりも草木の実の方が美しい

紅葉シーズンを迎え、新型コロナウイルスの感染拡大で行楽を控えていた人々の出足も少しずつ戻ってきそうだ。見頃は山地から平地へと移ってきているが、関東の都市部はまだまだ。その代わりというのではないが、木々の赤い実を見て楽しん…

続き

米露関係に新しい展開か 対立の一方で接触が急増

米中不測の事態回避の「保険」 対ロシア強硬方針を掲げ、大規模制裁を科す米国のバイデン政権に対し、ロシアは「米国の防空システムを回避できる」という極超音速巡航ミサイルのテストを行うなど、米露関係は悪化したままだ。しかしその…

続き

【上昇気流】自然の活用と人間の眼力

化石燃料の石炭は、産業革命の蒸気機関による動力エネルギー源として200年以上重宝され、産業社会を支えてきた。石炭が人類から無上の感謝を受けこそすれ、悪(あ)しざまに言われるものではない。 ところが今日、最も自然環境を破壊…

続き

【上昇気流】社会的活動としての「研究」

秋の叙勲で瑞宝大綬章を受章した理化学研究所理事長の松本紘氏は「研究という活動を社会が認めてくれた。勇気づけられる」と喜びを語った。例の「STAP細胞」の研究不正で信頼が揺らいでいた理研を立て直した。今回の受章は感慨新ただ…

続き

シニアeスポーツチームで記者会見するメンバーら=9月21 日、秋田市

《Sunday》ゲームだけじゃない !!

2021年11月7日(日) ゲームだけじゃない !!  いま全世界で注目を集めているe スポーツ。  eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」の略で、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指し、コンピューター…

続き

成田の滑走路脇に「TOKYO2020」の巨大文字

【上昇気流】帰国後の自宅待機

海外出張から帰国して自宅待機となり1週間が過ぎた。成田空港でスマートフォンにインストールされた「MySOS」というアプリで毎日「入国者健康確認センター」に健康状態と居場所を報告しないといけない。居場所確認は日に3回、1回…

続き

ワクチン接種必須の社会に ーフィリピンから

ワクチン接種が進んだおかげかマニラ首都圏の新型コロナウイルス感染者数が大幅に減少している。これに伴い感染防止のための規制を緩和する動きが進んでおり、数週間前までは考えられなかったような人混みが各地に戻っている。  週末の…

続き

中国の極超音速ミサイル「東風17」=2019年10月、北京(EPA時事)

中国 予想上回る核戦力増強

米報告書 30年に弾頭1000発 台湾侵攻向け軍近代化  米国防総省は3日、中国の軍事・安全保障分野の動向に関する年次報告書を公表した。中国が2030年までに少なくとも1000発の核弾頭を保有する意向を持っている可能性が…

続き

取材に応じた(左側から)野田瑞穂・交流文化部定住交流課総括主任、大西典宏・健康福祉部子ども家庭課課長補佐、大澤優・地域戦略部未来戦略課課長補佐、田中智美・地域戦略部県民活躍課参事、原淳一郎・交流文化部定住交流課総括主任=9月17日、福井県庁前で

人口減少歯止め策 あの手この手 ー 福井県

「静かなる有事」へ有効打模索 若者の県外進学が深刻  福井県の人口は令和3年9月1日現在、76万1306人。47都道府県の中で、43番目の規模だ。2000年の国勢調査での82万8944人をピークに年々人口は減少している。…

続き

停泊するロシア原子力潜水艦「ウラジーミル・モノマフ」=10月27日、カムチャツカ半島ビリュチンスク(時事)

ロシア軍 極東にらみ増強

異例の演習公開 潜水艦基地や最新鋭艦も披露  ロシア国防省は10月下旬、時事通信など内外メディアに極東のカムチャツカやサハリン、ウラジオストク沖で行われた軍事演習の様子を公開した。海軍太平洋艦隊の潜水艦基地区域の立ち入り…

続き

【Podcast】維新躍進と岸田政権の課題 田村重信氏に聞く【総選挙2021】

 衆院選はマスコミの予想に反して自民党が安定過半数を確保し絶対多数を得た。それに反して立憲民主党と共産党らの“共闘”は不発に終わった。その原因は総裁選、人事刷新して臨んだ自民と、旧態依然とした執行部体制のままだった野党と…

続き

【上昇気流】戦前の教科書

終戦直後に「戦前の教科書に墨を塗って消した」という話が伝わっている。実際は、全国的に網羅的に行われたわけではないことが分かっている。だが、一部ではそれが実行された。 その事例が江藤淳の回想によって明らかになっている。平山…

続き

【上昇気流】感染状況の変化

東京の新型コロナウイルスの新規感染者数が激減している。8月中旬には1日として過去最多となる5900人以上を記録したが、10月下旬には約1年4カ月ぶりに20人を下回るなど減少傾向にある。 政府分科会の尾身茂会長はその理由に…

続き

最後の訴えを聞く有権者=30日、東京・大井町駅前(撮影:川瀬裕也)

各党首、街頭演説締めくくる

 衆院選の選挙戦最終日となった30日、全国を駆け巡った与野党党首の多くが、東京など首都圏で街頭演説を締めくくった。  自民党の岸田文雄首相は、衆院選最後となる街頭演説を東京都品川区のJR大井町駅前で行った。午後7時過ぎ、…

続き

【社説】衆院選投開票 政策吟味し最良の選択を

令和の国づくりをどの政党に託すのか。第49回衆院選がきょう投開票される。初挑戦となった岸田文雄首相に対する信任や日本共産党と史上初めて政権合意した立憲民主党への評価などが問われる。論戦は重要問題で深められず低調だったが、…

続き

【上昇気流】読書の秋

読書の秋である。11月9日まで読書週間だ。この機会に本を読もうと思う人もいるかもしれない。最近の読書は、電子書籍の登場で読み方のスタイルも変わっている。 ステイホームで需要が増えたのだろうが、本を読むということでは紙も電…

続き

【上昇気流】固定化しつつある年代別の政党支持率

泣いても笑ってもきょう1日。選挙カーのウグイス嬢の声が枯れ、カラスの鳴き声(失礼)に変貌する選挙運動の最終日だ。4年ぶりの総選挙。首相は変わったが、年代別の政党支持率は固定化しつつある。 某紙の「選挙情勢」をみると、自民…

続き

国会議事堂

【社説】憲法改正「国のかたち」の論議深めよ

衆院選の投開票日まで残り1日となった。これまでの選挙戦で、憲法改正をめぐる議論が低調だったことは残念だ。  衆院選は政権選択選挙と言われる。各党は「国のかたち」を示す憲法をどのように改正するか、論議を深めることが責務のは…

続き

【社説】保釈中の逃亡 厳罰化で防止策強化を急げ

保釈中の被告人らの逃亡防止策について、法制審議会(法相の諮問機関)が国外逃亡を防ぐため、裁判所が全地球測位システム(GPS)端末の装着を命じることなどを可能にするよう古川禎久法相に答申した。  被告人は裁判を受けるべき立…

続き