編集局
千葉市議会は9月定例会の一般質問を中止する…
千葉市議会は9月定例会の一般質問を中止する。新型コロナウイルス感染を防ぐため議場での対面の質疑を止(や)め、代わりに議員の質問は文書形式で900字程度。再質問は認めないという。これで市民の声が行政に届くのか。他の議会か…
自民総裁選告示 憲法・安保の論議を深めよ
菅義偉首相の後継を決める自民党総裁選が告示された。岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、河野太郎規制改革担当相、野田聖子幹事長代行の4人が争う。勝者は第100代首相に就任することから、政治信条、価値観、国の在り方などに…
《Sunday》【安保座談会】台湾有事にどう備える
2021年9月12日(日) 【安保座談会】台湾有事にどう備える 我が国は迫りくる事態にどう備えていくか、「台湾有事を考える」をテーマに国防の最前線で指揮を執った陸海空3自衛隊制服組元トップが語り合った。 出席者は、大…
9月11日は1年の中で365分の1の一日(ひとひ)だが…
9月11日は1年の中で365分の1の一日(ひとひ)だが、これほど心に刻まれた日もあるまい。 2001年、米ニューヨークの世界貿易センタービルに旅客機が突っ込んだ。その映像が脳裏に焼き付く 9月11日という日に罪はな…
米同時テロ20年 振り出しに戻った脅威環境
2001年9月11日の米同時テロから20年を迎えた。アフガニスタンからの米軍撤収により、イスラム主義組織タリバンが権力を掌握した結果、アフガンが再びテロの温床になる懸念が強まっている。米国を筆頭とする自由主義陣営が取り…
河野氏が自民総裁選出馬表明 原発再稼働には「現実的」
岸田氏、高市氏に続き3人目 自民党の河野太郎規制改革担当相(58)は10日、衆院議員会館で記者会見し、菅義偉首相の後継を選ぶ党総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補すると正式に表明した。河野氏の出馬は、野党時代の2…
軍隊内の暴力
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 中曽根康弘元日本総理の回顧談だ。彼が1941年、海軍主計将校に任官し、部隊に行くや否や、上級将校が部下を指揮する方法を講義したが、その内容は呆(あき)れるものだった。上級将校は、中…
《Sunday》日韓の懸け橋 浅川巧
2021年9月5日(日) 日韓の懸け橋 浅川巧 昭和6(1931)年4月4日、韓国ソウル市(当時は京城)の近郊の清涼里で1人の日本人の葬儀が行われ、遺体を納めた棺ひつぎが墓地に向かって運ばれた。 その日は、激しい雨が…
9月の最初の週末、家計のやりくりに頭を巡らしている方も多かろう
9月の最初の週末、家計のやりくりに頭を巡らしている方も多かろう。生命保険会社が6月に行ったアンケートでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で夏休みの予算は過去最低。「外出自粛で使い道がない」との回答が多かった 8月は…
菅氏出馬断念 政策論戦で「新たな顔」を
菅義偉首相が自民党総裁選に出馬しない意向を表明した。前日には二階俊博幹事長に立候補する考えを伝えたばかりの心変わりである。 首相の求心力低下が如実に表れたものだが、国民の目は厳しい。自民党内の不協和音を一刻も早く収束…
国民の前で活発な政策論争をー政治評論家 田村重信氏
菅義偉首相は自民党総裁選で再選しようと思ってやっていたが、最終的には勝ち目がないこともあって辞めることを決断したのだろう。いろいろ実績もあるが、再選するための手順が少し強引なところがあった。それからやはり、昨夜、地元の…
《Sunday》急転 混乱続くアフガニスタン~よみがえる恐怖政治の記憶~
2021年8月29日(日) 急転 混乱続くアフガニスタン~よみがえる恐怖政治の記憶~ まさに急転直下、世界に大きな衝撃が走ったー。 米国のバイデン大統領が、8月31日までにアフガニスタンあら撤退を進めていた矢先の8月…
東京パラリンピック 前例のない大会に
後世が見る真の意義 東京パラリンピックも、8日に閉幕した五輪に続き、新型コロナウイルス禍を避けられない。感染すれば重症化しかねない疾患を抱える選手も参加するスポーツの祭典にとっては、前例のない開幕となる。 世界に12…
障害者スポーツ、若年層カギ
モデル事業で機会創出 パラリンピックの東京開催で障害者スポーツに注目が集まるが、日ごろスポーツをする障害者の割合は健常者より大幅に低いのが実情だ。スポーツ庁は「障害者がスポーツに触れる機会が非常に少ないのではないか」と…
GDPプラス 感染爆発抑え低成長脱せよ
2021年4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は、実質で前期比0・3%増、年率では1・3%増とプラス成長だった。4月に新型コロナウイルス対策で3度目の緊急事態宣言が発令されたにもかかわらず、思いのほか高い伸びとなった…
強化ウイルス創出の危うさ
自然のしっぺ返し招く恐れ アニミズム的視点からの疑念 文明論考家、元駐バチカン大使 上野 景文 新型コロナウイルスの「出自」をめぐり論争が続く。主要争点は、武漢ウイルス研究所から遺伝子を操作された強化ウイルスが「流出」…
日韓専門家対談 韓国大統領選と北東アジア情勢
本紙・国際平和言論人協会共催オンラインセミナー 「高まる「政権交代」への期待、20~30代有権者の動向がカギ」 韓国で来年3月の大統領選挙に向けた動きが本格化する中、世界日報社はこのほど、国際平和言論人協会(IMAP)…
残虐非道なタリバン、ガニ政権関係者への報復も
本紙元イスラマバード支局長 石川仁 米軍がアフガニスタン撤兵を発表した時点で、こうなることは分かっていた。だからこそ、これまでに何度も撤退の動きがありながら延ばし延ばしにしていた。しかし、これ以上介入を続けても、犠牲者…
《Sunday》脅威!サイバー攻撃
2021年8月15・22日(日) 脅威!サイバー攻撃 自動車や電車などあらゆる場所でデジタル化が進む。裏を返せば防御(セキュリティー)が万全でなければ、ネットを通じキーボードひとつ、スマホのワンタッチで乗っ取られる危険…
【Podcast】防衛政策の将来 自立できない軍事力 軍事アナリスト・小川和久さんに聞く
中国は建国100年の2049年には米国を追い越すことを目標に地力を蓄えている。一方、ドローン(無人機)やAIを活用した軍事技術やサイバーセキュリティでは日本は先進国の中でも最下位のレベルだ。日本の防衛政策について軍事ア…
中国が新たなICBM格納施設
核弾頭 最大4000発保有も 中国が最新の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「東風41」を100発以上格納できるとみられる施設を北部の内モンゴル自治区に建設していることが、米空軍大学の分析から明らかになった。6月、7月と大…
コロナ再調査 中国に要請受け入れを迫れ
世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルスの起源に関する再調査をめぐって、中国など各国に生データを含む情報を提供するよう求める声明を発表した。ウイルスは中国・武漢の研究所から流出したとの疑いが強まっている。国際社会は…