武田 滋樹
トリガー条項 国民目線で政治判断を-国民民主党 玉木雄一郎代表
国民民主党 玉木雄一郎代表に聞く 国民民主党が衆院で政府の新年度予算案に異例の賛成票を投じ、与野党に波紋が広がった。同党はまた、昨年秋の衆院選以降、衆院憲法審査会でも与党側の幹事懇談会に出席しており、参院選を控え、その…
日本も毅然とした態度でウクライナ事態に臨め
《 記 者 の 視 点 》 北方領土交渉の正義を明確にした米国、及び腰の日本 「米国は北方領土問題で日本を支持する。北方四島に対する日本の主権を1950年代から認めている」 北方領土の日の7日、エマニュエル駐日米大使…
支持率低迷の立民、護憲派依存の体質刷新を
《 記 者 の 視 点 》 立憲民主党が泉健太代表の新体制になってからも支持率低迷にあえいでいる。 時事通信の調査(1月7~10日実施)で立民は前月比1・0ポイント減の4・0%で、同0・6ポイント減で4・3%の日本維…
代表選スタート 「立憲」のまま政権取れるか
《 記 者 の 視 点 》 衆院選敗北の責任を取って辞任した枝野幸男前代表の後継を決める立憲民主党の代表選が19日、告示された。逢坂誠二元首相補佐官、小川淳也元総務政務官、泉健太政調会長、西村智奈美元厚生労働副大臣の4…
スピード感もち難局に当たれ
政治部長 武田滋樹 岸田文雄首相(党総裁)率いる自民党は、解散前(276)からの議席減は最小限にとどめ、自公両党で衆院の「絶対安定多数」を占めた。一方、「限定的な閣外協力」まで約束して共産党と選挙協力を進めた立憲民主党…
政権選択と立民共闘、消え去った二大政党の理想
19日公示の衆院選はいよいよ明日(31日)、投開票となる。岸田文雄首相の就任から史上最短の10日で衆院が解散され、それから17日で投開票という短期決戦だが、事実上の政権選択選挙だけに、与野党とも総力戦を繰り広げている。…
衆院選への視点 国内外の「信」得られるか
政治部長 武田 滋樹 第49回衆院選が公示され、31日の投開票日に向けて12日間の選挙戦に突入した。首相指名の議決で衆院が参院に優越するため、衆院選は事実上の政権選択の選挙だ。現在の自民・公明の連立政権を存続させるか、…
改憲し強靭な国づくりを
岸田文雄前政調会長が29日、自民党総裁選の決選投票で河野太郎規制改革担当相に大差で勝利し、菅義偉首相(党総裁)の後任となる第27代総裁に就任した。来月4日の臨時国会で第100代首相に就任し、内閣を発足させることになる。…
目指す「国のかたち」深めよ 改憲戦略を示さない4氏
自民総裁選 焦点政策を検証(1) 【憲法改正】 17日告示29日投開票の自民党総裁選は後半戦に入り、河野太郎規制改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行の候補者4人は精力的にアピールを続けて…
アフガン自衛隊派遣、活動妨げる平和憲法の呪縛
《 記 者 の 視 点 》 菅義偉首相が今月3日、自民党本部で開かれた臨時役員会で総裁選不出馬を表明し、自民党は一気に新総裁(次期首相)選びに動きだした。野党側も埋没を恐れて、衆院選公約の発表や「共通政策」締結などをア…
共産党と全体主義、なぜ政権取れば人権無視か
《 記 者 の 視 点 》 国民民主党の玉木雄一郎代表が18日の記者会見で、同党と連合が締結した政策協定の「左右の全体主義を排し」との文言について「共産主義、共産党のことと認識している」と述べたことと関連し、共産党の志…
蔓延る無責任政治、憲法から整備し出直しを
《 記 者 の 視 点 》 波乱が続いた東京五輪が開幕し、17日間の公式日程が始まった。新型コロナ禍のため開催が1年延期され、それでも感染拡大が止まらず、東京に4回目の緊急事態宣言が発令され、大部分の競技が無観客で行わ…
枝野ビジョン、政権「構想」に格上げできるか
《 記 者 の 視 点 》 菅義偉内閣の支持率は時事通信の6月の調査で33・1%と前月比0・9ポイント増と依然苦戦を強いられているが、本来ならば反射的に利益を得ても不思議でない野党第1党、立憲民主党の支持率は2・9%と…
処理水の海洋放出 科学的広報で風評被害なくせ
《 記 者 の 視 点 》 「科学的根拠に基づいたものとは言えない、感情的で他の思惑が絡まった主張は受け入れがたい」 東京電力福島第1原発(F1)の処理水の海洋放出決定に対し、中国や韓国の批判が高まっていることについ…
福島原発事故を生んだ「安全神話」
《 記 者 の 視 点 》 危険極まりない9条信仰 東日本大震災に伴う福島第1原発の事故から10年を迎え、当時の首相として戦後最大の危機に対応した菅直人氏(衆院議員)が時事通信のインタビューに応じた。菅氏の発言で興味を…
最悪の事態想定し対策を、細野豪志衆院議員との一問一答
元原発事故収束担当相 細野豪志衆院議員に聞く 危機管理の教訓 「安全神話」深刻な反省必要 東日本大震災当時、首相補佐官、原発事故収束担当相として東京電力福島第1原発の事故処理に当たった細野豪志衆院議員はこのほど、本紙の…
バイデン米政権誕生、対中強硬姿勢は本物か
《 記 者 の 視 点 》 米国でバイデン政権が発足した。大統領就任式の当日に「パリ協定」への復帰、世界保健機関(WHO)脱退取り下げなど、17の文書に署名し“脱トランプ”色を鮮明にした。就任演説はほぼ国内問題に費やさ…
三島自決から50年、遅々として進まぬ改憲
《 記 者 の 視 点 》 国民民主が「憲法改正に向けた論点整理」で一石 作家の三島由紀夫が陸上自衛隊の市ケ谷駐屯地(現、防衛省)で自決して先月25日で50年となった。当時、筆者は中1でクラブ活動に明け暮れていたが、そ…
本格改憲案示し議論深める 国民民主党代表 玉木雄一郎氏
本紙インタビュー 国民民主党の玉木雄一郎代表はこのほど世界日報社のインタビューに応じ、年末までに体系立った本格的な憲法改正草案を提示し、率先して改憲論議を深める意向を示した。また、国債を発行して科学技術や教育への投資を…
科学者の国防無知 学術会議は正しく対応すべきだ
《 記 者 の 視 点 》 「研究成果は、時に科学者の意図を離れて軍事目的に転用され、攻撃的な目的のためにも使用されうるため、まずは研究の入り口で研究資金の出所等に関する慎重な判断が求められる」 今、話題の日本学術会…
“新”立憲民主党、掛け声だけの「政権の選択肢」
《 記 者 の 視 点 》 立憲民主党と国民民主党などが合流した新党、立憲民主党が15日、結党大会を開き、発足した。衆院107、参院43、計150人の大所帯となった野党第1党として、謳(うた)い文句通り「政権の選択肢」…
立憲・国民合流新党 共産党との選挙協力はどうする
《 記 者 の 視 点 》 米国の対中政策の根本的な見直しを告げる政府高官4人の演説が6月下旬から1カ月の間に行われた。その口火を切ったのはオブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)で、中国共産党のイデオロギーそのも…
代替政権めざす立憲 国防を担う準備はあるか
《 記 者 の 視 点 》 10日夜のフジテレビ討論番組に、民主党野田佳彦政権の防衛相、森本敏拓殖大学総長と安倍晋三政権で防衛相を務めた中谷元、小野寺五典両衆院議員の3人が登場し、「『敵基地攻撃能力』とあるべきミサイル…