武田 滋樹 rss

躍動感乏しい政治 弊害ばかり目立つ小選挙区制

《 記 者 の 視 点 》  新型コロナウイルス対策に追われた通常国会が17日に閉幕したが、最終盤から大波乱が続いた。  河野太郎防衛相による唐突な陸上イージス配備計画停止の発表(15日)、検察幹部の定年延長特例措置でも…

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コロナ対策の中間成績 国民に届かなかった政治の力

《 記 者 の 視 点 》  世界的な新型コロナウイルス感染拡大という未曽有の国家的危機に直面する中で、選挙や国会内外での権力闘争とは違って「国家の意思を創造決定し、その実現に最高の指導を与える」という、本来的な意味での…

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新型コロナとの戦争

《 記 者 の 視 点 》 管理社会と違う勝利の方式示せ  先週金曜の朝、何気なく見ていたテレビ(NHK放送)で衝撃的な画面を見た。  中国・上海で行われた男女数人ずつがテーブルを囲む飲み会で、皆が一斉にスマホに表示され…

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国家緊急事態宣言 旧民主幹部は堂々と必要性訴えよ

《 記 者 の 視 点 》  中国発の新型コロナウイルスは現在、欧州を中心に猛威を振るっている。イタリアの死者数は19日、中国本土を上回る3405人となり、感染者数も前日から過去最高の5322人増加。スペインやフランス、…

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憲法の理想と自衛隊 国連に梯子を外された9条2項

《 記 者 の 視 点 》  衆参両院の予算委員会の審議が続いているが、盛り上がらない。国民の関心は新型コロナウイルス感染症に向かい、野党の質問が「桜を見る会」問題などの疑惑追及に集中し、外交、安保、少子高齢化・人口減少…

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「押し付けられた」憲法 通常国会を改正への転機に

《 記 者 の 視 点 》  令和2年を迎え、来週から通常国会が開幕する。予算案や法案の審議、野党による汚職事件の追及などと共に注目されるのが、安倍晋三首相の解散戦略と、衆参両院憲法審査会での論議の進み具合だ。来年9月に…

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故中曽根元首相の警鐘 憲法の欠陥、早急に是正を

《 記 者 の 視 点 》  令和元年もあと残すところ4日となった。新しい年、2020年を新しい心で迎えるためには、旧年をうまく送らなければならない。政界では今年、多くの先達が亡くなったが、その中でも101歳の天寿を全う…

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停滞する憲法審査会 早急に改正原案の討議に入れ

《 記 者 の 視 点 》  衆院憲法審査会が今月7、14の両日開かれ、欧州視察(9月下旬)の報告に関する自由討議を行った。立憲民主党の枝野幸男代表がこの場で山尾志桜里氏が国民投票に関するCM規制の議論と「合わせて憲法の…

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自民元重鎮の改憲批判 護憲派取り込む政治力必要だ

《 記 者 の 視 点 》  安倍晋三首相は4日召集された臨時国会の冒頭、所信表明演説で改憲論議の活性化を呼び掛けた。自民党も、二階俊博幹事長をはじめ全党一丸となり国会議論の進展を図る構えだ。  そんな臨時国会の直前に党…

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韓国GSOMIA破棄 日米協定にまで反対する共産党

《 記 者 の 視 点 》  韓国が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄まで宣言し、日韓関係の緊迫度が増している。このように対外関係が急を告げると必ず出てくるのが、野党による政権批判だ。もちろん、それが悪いわけで…

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立憲民主党/護憲にとどまる限り政権は遠い

《 記 者 の 視 点 》  先の参院選で立憲民主党は改選9議席を倍増近い17議席に増やした。国民民主党が6議席にとどまり、これまで拮抗していた参院の議席でも立憲が野党第1党の立場を固めた。枝野幸男代表は、野党第1党とし…

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脆弱性もつ安保条約 信頼作りに弛まぬ努力を

《 記 者 の 視 点 》  トランプ米大統領が20カ国・地域首脳会議(G20サミット)参加のため米国をたつ前に、日米安全保障条約の「片務性」に対して不満を漏らした。  「日本が攻撃されれば、米国は第3次世界大戦を戦う。…

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野党候補一本化 共産の力借りて政権取れるのか

《 記 者 の 視 点 》  共産党が今月、衆議院と参議院で議決した天皇陛下の御即位を祝う「賀詞」奉呈に賛成した。  3カ月ほど前に衆参両院で行われた、前天皇(現、上皇陛下)の在位30年に感謝と慶祝の意を表す「賀詞」の議…

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平成の終わりと吉田茂 時代の流れを読んで変革を

《 記 者 の 視 点 》  「曲学阿世の徒」などというと、いつの時代の話かといぶかる人も多いだろう。第2次大戦で連合国に敗れ占領下に置かれた日本が連合国と講和条約を結んで独立を回復するに当たり、ソ連など共産主義国を含む…

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