左翼勢力の狙い、打倒の「本丸」は建国の理念


ジャレット・ステップマン氏

米国の分断 第1部 断罪される偉人たち (7)

 米国の左翼勢力による歴史的人物の像などを撤去する運動が、南北戦争の南軍指導者だけでなく、ジョージ・ワシントン初代大統領や独立宣言を起草したトーマス・ジェファソン第3代大統領ら「建国の父」たちにまで標的が拡大していることは、これまで報告してきた通りだ。「人種差別反対」がこの運動の大義だが、本当に目的はそれだけなのか。

 黒人の保守派論客、ウォルター・ウィリアムズ・ジョージ・メイソン大学特別教授は、次のような見方を示す。


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