安倍長期政権を占う3カ月


細川 珠生

景気回復と憲法改正を

政治ジャーナリスト 細川 珠生

 はや3回目の国政選挙となる参院選挙が3カ月後に迫っている。“3回目の”というのは、安倍政権発足後、国政選挙が3回目であるということだ。

 加えて、前回からまだ1年半しか経過していないが、衆院選も今夏の参院選と同日、もしくは遅くとも年内には行われるだろうと予測されている。内閣は選挙のたびに強くなり、改造のたびに弱くなるという、安倍総理の大叔父・佐藤栄作元総理の言葉があるようだが、安倍総理自身も、長期政権のために有効と思われる策であるならば、躊躇なく挑むという強い決意が私には感じられるのである。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ