[地球だより] rss

期待高まるフランスの「極右」政党

地球便り  フランスで行われた県議会議員選挙でも大躍進を見せた国民戦線(FN)は、今やポピュリズムのマイナーな極右政党を脱皮し、政権を狙う政党に成長した。日頃、同党に対してネガティブな報道しかしないフランスのメディアが、…

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寝釈迦の足の裏

地球だより  タイ観光客が必ずといっていいほど訪れるのは、メナム川沿いの暁の寺とワット・ポーだ。  アユタヤ時代からの古刹ワット・ポーは、菩提樹の寺の意味だ。全長46㍍の黄金色に輝く涅槃(ねはん)仏は必見だが、見逃しては…

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シンクタンクのルーツ

地球だより 米国の首都ワシントンはさまざまな顔をもつ。その一つは、「シンクタンクの町」という顔だ。シンクタンクというのは、政策立案や政策提言を行う政策集団である。民間の公共政策研究機関だが、米国政府の政策立案プロセスにお…

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元気な“骨董保守”

地球だより  ソウルの有名な観光スポットの一つに仁寺洞という所がある。陶磁器や絵画などを扱った店が軒を並べ、韓国式家屋や石畳が風情を醸し出すいわ ば骨董(こっとう)通りだ。  骨董と言っても、知人の韓国人は都会のオアシス…

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消火妨げるマニラの狭い路地

地球だより  このところマニラ首都圏で火事が相次いでいる。特にスラムのような住宅密集地での火災が多く、数百の家屋が一度に焼失することも珍しくない。改めて都市計画や火災対策の未熟さを実感する。  記者が住んでいるマンション…

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ヒラリー氏の財団に莫大な外国資金

米大統領の適性に疑問符 中国政府に近い企業も寄付  ヒラリー・クリントン前米国務長官が家族で運営する慈善団体「クリントン財団」が、中国政府に近い企業など海外から多額の寄付を受け取っていることが問題化している。クリントン氏…

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ウィーン大創立650年

地球だより  ウィーン大学は1365年3月12日、ルドルフ4世によって創立された。ドイツ語圏最古・最大の総合大学だ。同大学創立650年目を迎えた12日、フィッシャー大統領や各界の著名人を迎えて創立記念式典が行われたばかり…

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タイ首相のパワハラ

地球だより  タイ軍事政権のプラユット暫定首相(前タイ陸軍司令官)が記者の質問に対して頭に血が上り、つい殴りそうになったというエピソードを話し、物議を醸している。  パワハラ発言を繰り出したのは、先日バンコクで開催された…

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成長減速下のブラジルのインフレ

地球だより  ブラジルの今年度のインフレ予想が8%を超える可能性があるとブラジルのメディアが報じた。同じインフレでも、オーストラリアのように経済成長が伴うインフレならよいのだが、近年のブラジルは資源ブームの終息などもあり…

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日本抜きに安保なし

地球だより  先日、日本から客人があり、ソウルの戦争記念館に案内した。記者自身、数年ぶりの見学だったが、展示物がかなりアップグレードされていて驚いた。以前はおどろおどろしいろう人形が目立ったが、今はハイテクを駆使し、デザ…

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天に生まれ地に没する

地球だより  ハノイ市の目抜き通りの一つで外国人バックパッカー向きの安宿も多いバーディン区ホアンホアタム通りを歩くと、驚愕(きょうがく)の風景が目に入る。何と路地内の電線という電線に、ハンガーでつるされた大量の中華風ソー…

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無人機の操縦者は誰?

地球だより  パリの上空を深夜から未明にかけて、不審な小型無人機が飛行する目撃情報が警察に多数寄せられ、騒ぎとなった。というのもフランスでは1月に風刺週刊紙シャルリエブド襲撃テロ事件が発生し、人々はテロにおびえているから…

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銃社会の恐ろしさ

地球だより  先日、国内有数のリゾート地として日本でも知られているセブ島で、外国人観光客が犠牲となる悲惨な事件があり、改めて銃社会の怖さを実感した。  被害者はファストフード店にいた3人の外国人で、銃撃によりドイツ人男性…

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不祥事多い米スポーツ界

地球だより  熱烈な巨人ファンだった子供のころから、新聞のスポーツ欄を読むのが大好きだった。そのせいか、米国の新聞を読む時も、スポーツ欄から目を通すのが習慣になってしまっている。  さて、米国のスポーツ界をフォローしてい…

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テトとお年玉

地球だより  中国に春節があるように、ベトナムではテト(旧正月)がある。  ベトナムでは毎年テトが近づくと、お寺にお参りする際のお賽銭(さいせん)や親族縁者の子供たちなどに配るお年玉などに使用するための新札の少額紙幣の需…

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モスクワ郊外は学校不足

地球だより  友人が住むモスクワの郊外の街ポドリスクを、エレクトリーチカ(近郊電車)で南に1時間ほど揺られて訪ねた。最近のモスクワ郊外は地方から若者層の流入が進んでいる。モスクワ市民権を持つ平均的な子持ちカップルは、モス…

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現代版「出エジプト記」

地球だより  17日で独立7年目を迎えるコソボでは独立直後の熱狂は既に消え、多くの国民は経済的困窮からセルビア経由で、ハンガリー、オーストリア、そして最終目的地ドイツに向かって移動している。  コソボは人口約180万人の…

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漆が持つ文化的粘質

地球だより  チャイナは磁器。ジャパンというと漆器だが、何も日本独自の工芸ではない。  漆文化は台湾やタイ、ミャンマーでも見られる。  とりわけ近代化の波に洗われないまま、古来のままの漆文化が現存するのがミャンマーだ。 …

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原子炉104基の危機管理

地球だより  米国では現在、65カ所に原子力発電所があり、合計104基の原子炉が稼働している。原子力は米国の総発電量の19%を供給している。これらの原子力発電所はすべて、1979年にペンシルバニア州で発生したスリーマイル…

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いいことずくめの季節

地球だより  フィリピンでは昨年末から涼しい気候が続いている。外に出るだけで汗が吹き出す、サウナのような南国の暑さがすっかり影を潜め、まるで違う国に住んでいるかのような錯覚に陥る。  マニラ首都圏でも夜になると20度前半…

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日本語を話す勇気

地球だより  漢江近くにあるソウルの東部二村洞という所は、日本人駐在員とその家族が多く住む場所として知られるが、先日、そこで知人の日本人と会った。駅のそばのコーヒーショップに入り、互いの近況などを話し合っているうちに気が…

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再来キングコブラ?

地球だより  1月27日、世界遺産のタイ北部スコータイ歴史公園の事務所近くで体長約4㍍余のキングコブラが見つかり、警察から連絡を受けたボランティア団体職員が捕獲した。  スコータイ王朝は仏教思想が花開いたタイ上座仏教の黄…

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空を飛ぶ灯籠リスク

地球だより  タイ陰暦12月の満月の夜に灯籠(とうろう)を流して1年の罪を流すタイの伝統行事「ロイクラトーン」は有名だが、灯籠を川に流さず空に飛ばす「コムローイ」がタイ北部チェンマイならではのローカル行事として人気を博し…

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