再来キングコブラ?


地球だより

 1月27日、世界遺産のタイ北部スコータイ歴史公園の事務所近くで体長約4㍍余のキングコブラが見つかり、警察から連絡を受けたボランティア団体職員が捕獲した。

 スコータイ王朝は仏教思想が花開いたタイ上座仏教の黄金期と見なされており、歴史公園には13~15世紀のスコータイ王朝の寺院や城壁の遺跡がある。何度か同公園を訪ねたが、定番の仏像以外にも焼き物の窯跡など広大な敷地に遺跡が点在して結構、見応えがあるが、公園内はきれいに雑草など刈り込まれている。これもコブラなどの被害を受けないようにした安全措置だったのかもしれない。

 なお近年、あちこちの町でコブラ捕獲が報告されているが、捕獲されたコブラの多くは人里離れた場所で放たれるのが通常の措置だ。

 スコータイでは昨年7月にも、体長約4㍍のキングコブラが捕獲され、人けのない場所で放されているが、ひょっとしたら1年後、一回り大きく育って再び人の手に捕らえられたのが今回のキングコブラだった可能性も否定できない。

 しかし、さすがに4㍍を超えるようなキングコブラは危険だ。無論、100㌔近いニシキヘビほどの重量はないが、キングコブラが持つ猛毒やジャンプ力は、ニシキヘビの比ではない。

(T)