比政府とMILF、和平実現に暗雲も


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銃撃戦で警官44人死亡

 フィリピン南部を拠点とするイスラム反政府組織、モロ・イスラム解放戦線(MILF)と警察の特殊部隊が交戦し44人の警官が死亡した事件で、政府とMILFの和平交渉への影響が懸念されている。アキノ大統領は緊急演説を行い、和平実現の重要性を強調し、国民に理解を求めたが、国会議員の間でMILFへの不信が高まるなど、和平プロセスの遅延は避けられそうにない状況だ。(マニラ・福島純一)


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