中国 米本土攻撃能力を獲得へ


ビル・ガーツ氏

 米北方軍のバンハーク司令官は、中国が、米国の影響力を削(そ)ぐための「攻撃的、地政学的戦略」の一環として、「近い将来」米西海岸をミサイルで攻撃する能力を獲得する可能性があると指摘、警戒を呼び掛けた。

 バンハーク氏は16日、上院軍事委員会の公聴会で証言、準備書面で「近い将来、中国がサイバー攻撃能力を強化し、それとともに西海岸の重要輸送拠点を攻撃可能な、新たな長距離精密誘導攻撃兵器を配備する可能性がある」と指摘した。

 中国は、長距離巡航ミサイルの開発を推進、今後10年で極超音速ミサイルなどの新世代の先進兵器を配備する計画を進めている。


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