新渡戸稲造と『菜根譚』のことば
根本 和雄 2021/3/01 写真|Viewpoint [会員向け]
メンタルヘルス・カウンセラー 根本 和雄
国際人として、国際連盟事務次長の任に7年間携わり、その間に「知的協力委員会」(ユネスコの前身)を担当し、アインシュタイン、ベルクソン、キュリー夫人ら知識人との交流した人物が新渡戸稲造(1862~1933)である。なかでも不朽の名著『武士道』(1900年)を英文で出版し、10カ国以上に翻訳され、セオドア・ルーズベルト米大統領が愛読して知人に薦めた逸話はよく知られている。
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