中国海警船 接続水域に100日連続
国境警報
沖縄・尖閣沖 領海侵入も昨年上回るペース
第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は23日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。尖閣周辺の接続水域で中国海警船が確認されるのは100日連続で、過去最高の111日(昨年4~8月)に近づいた。
海保によると、海警局の公船が今年、日本の接続水域で確認された日数は同日時点で計135日。今月11日には15回目となる領海侵入もあり、昨年を上回るペースで中国の挑発行為が続いている。政府は外交ルートを通して中国側に抗議しているが、一向に止(や)む気配はない。
(沖縄支局)