来館者に感動与える西田幾多郎の家族の有り様


来館者に感動与える西田幾多郎の家族の有り様

妻・寿美の企画展 石川県かほく市の記念哲学館で開催

 世界的な哲学者・西田幾多郎(1870~1945)を献身的に支えた妻・寿美(ことみ)(1875~1925)を紹介する企画展「枕辺の野花―西田幾多郎の妻・寿美(ことみ)―」が、石川県かほく市の西田幾多郎記念哲学館で開催されている。寿美は41歳で病床に臥しながらも、死の間際まで夫や子供たちを支え続けた。その姿はこれまでほとんど注目されてこなかったが、同展では家族との心温まるエピソードを交えながら、直筆の書や図、関連本などを展示し、来館者の深い感動を呼んでいる。(日下一彦)


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ