6年間の思い出を輪島塗りの沈金パネルに残す


6年間の思い出を輪島塗りの沈金パネルに残す

輪島市の全小学校で、学校生活や家族のことなどを卒業制作に描く

 石川県輪島市の教育委員会では、ふるさとの伝統文化に触れた体験を将来にわたり伝えていけるようにと、平成16(2004)年から市内の小学6年生全員に共通の卒業制作として、輪島塗の沈金体験を実施している。黒漆を塗ったパネルに学校生活や家族との思い出などを描き、専用のノミで彫り、最後に金粉を施す。鮮やかな出来栄えに子供たちは感動ひとしおで、貴重な体験となった。(日下一彦)


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