Date archive for 8月, 2018

73回目の終戦の日を迎えた。戦争は始めるより…

 73回目の終戦の日を迎えた。戦争は始めるより終わらせる方が難しいという。陸軍などがなお本土決戦を唱える中、昭和天皇の御聖断によってポツダム宣言受諾が決せられ、日本は破滅から逃れることができた。  1945年8月10日午…

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終戦の日 歴史・平和へ冷静な眼差しを

 きょう「終戦の日」を迎え、先の大戦から73年が経過した。祖国に殉じ、戦火に倒れた300万同胞の御霊に鎮魂の祈りをささげ、この国の平和を守るための決意を新たにしたい。 平成では今年が最後  来年は天皇陛下の御退位によって…

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100歳画家の憂い

地球だより  先日、こちらの新聞をめくっていたら御年102歳になる韓国人画家、金秉騏氏に関する記事が目に留まった。日本統治下、現在の北朝鮮・平壌で生まれ、画家だった父親の影響を受けて東京の学校で絵の勉強をし、解放後は長く…

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対北制裁網、韓国で穴

 北朝鮮産の石炭や銑鉄がロシアを経由し韓国に不法輸入されていた事実が確認され、波紋を広げている。核・ミサイル開発への制裁措置として国連安全保障理事会が昨年8月に採択した石炭全面禁輸を含む制裁決議に違反する行為であり、親北…

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戦没者慰霊に携わる若者たち

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 バシー海峡望む寺で鎮魂 台湾人救った警部の墓参も  本年も8月15日には恒例の全国戦没者追悼式が開催される。周知のように全国戦没者追悼式は、過ぐる第2次世界大戦で戦死した旧日本軍軍人・軍属約…

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シリア反体制派拠点で武器庫爆発

69人死亡、原因は不明  シリア反体制派の最後の拠点となっている同国西部イドリブ県サルマダで12日、武器庫が爆発し、在英のNGO「シリア人権監視団」によると、民間人50人以上を含む69人が死亡した。  爆発原因は不明、弾…

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国内景気、内需改善も先行きに強い懸念

 4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は実質で前期比0・5%増、年率換算では1・9%増になった。内需が改善し、2期ぶりのプラスに転じた。  しかし、7月以降の猛暑やトランプ米政権の保護主義的な通商政策など先行きには懸念…

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高円宮絢子殿下、納采の儀

守谷慧さんと正式に御婚約  高円宮家の三女絢子殿下(27)と日本郵船社員の守谷慧さん(32)の結納に当たる「納采の儀」が12日午前、東京・元赤坂の高円宮邸で行われた。  納采の儀により、婚約が正式に調った。納采の儀が行わ…

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鶴岡シルクの良さを、地元の絹産業を学び表現

地元の絹産業を学び表現 山形・鶴岡中央高「シルクガールズ・コレクション」

 「鶴岡シルクの良さをもっと知って」――と、山形県立鶴岡中央高等学校(伊藤吉樹校長)は、同市の絹産業の歴史と伝統を理解することを目的に、自ら考案したデザインでドレスを製作、発表する「シルクガールズプロジェクト」を進めてい…

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米中露、極超音速兵器で開発競争

中国試験発射に成功で、先行  中国の宇宙開発事業を担う国営企業、航天科技集団公司が極超音速滑空飛翔体の試験発射に成功したことが明らかになった。核を搭載でき、既存のミサイル防衛網を突破することが可能とされている。ロシアも同…

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スマホから離れて夏休みを楽しもう

松本市立菅野中学校長 松島恒志氏 親子一緒にできること探そう  シンポジウム「スマホから離れて、夏休みを楽しもう」がこのほど、東京・本駒込の日本医師会会館大講堂で行われた。松本市立菅野中学校長・子どもとメディア信州代表の…

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遠くから思う故郷の夕暮れ

 数日前の朝、自宅の近くで赤とんぼを1匹見つけた。先月の猛暑が2度の台風接近で少し和らぎ、立秋(7日)を過ぎたので暦の上ではもう秋だ。この蒸し暑さももう少し我慢すれば、空気が心地よい本格的な秋がやって来る。  「夕焼け小…

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自衛官の階級名称も見直せ

 8月は毎年、国家公務員の異動と昇任人事の時期である。当然、自衛官も公務員(特別職国家公務員)であり、異動と昇任人事が発令される。  ところで、本紙読者の皆さんは、自衛官と自衛隊員の違いをご存じだろうか。違いが分からない…

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現実的な核軍縮論を無視し代案も示さず安易に安保体制を否定する朝毎

◆批准進まぬ核禁条約  8月に入ると核をめぐる論議がにわかに高まる。広島、長崎と原爆の日が続くからだが、とりわけ今年は一部新聞に「核廃絶」の文字が躍った。  昨年、国連で核禁止条約が採択され、これを後押しした団体がノーベ…

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夏休みもあと半月余、暦の上で秋が立って…

 夏休みもあと半月余、暦の上で秋が立って1週間が過ぎた。来週23日は暑さが止むとされる処暑(しょしょ)だが、それまでに果たして「災害と認識して」(気象庁)と警鐘を鳴らす今夏の記録的酷暑が収まるのかどうか。  東日本の7月…

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民主議員に甘いメディア

米コラムニスト マーク・ティーセン スタッフに中国人スパイ発覚 元情報高官ら問題指摘  下院か上院で共和党の情報委員長のスタッフの中にロシアのスパイがいたと考えてみてほしい。政治的な混乱が生じないだろうか。ファインスタイ…

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「ユダヤ国民国家法案」可決

獨協大学教授 佐藤 唯行 イスラエルの右旋回象徴 ユダヤ色強め入植活動拡大へ  イスラエル国会(一院制、議席120)は7月19日、「ユダヤ国民国家法案」を賛成62、反対55、棄権2、欠席1で可決した。  法案可決に尽力す…

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両陛下に御あいさつ 愛子殿下、英留学終え

 皇太子殿下御夫妻の長女愛子殿下(16)学習院女子高等科2年は11日午後、御夫妻とともに皇居・御所を訪れ、天皇、皇后両陛下に英国への短期留学を終えたことのあいさつをされた。  愛子さまは午後4時ごろ、御夫妻と同じ車で半蔵…

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”郷土愛”で逆境乗り越え(福島県 二本松市東和地区)

人口減少社会を超えて 第1部・先駆けの地方移住 (7) 地域の人たちが開墾手助け  都会から移住者を呼び込もうと、多くの自治体が取り組みを強化している。移住情報や各種支援制度など移住希望者のサポートに取り組んでおり、農業…

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トランプ氏はコアな支持層以外へのアピール拡大に十分取り組んでいないと専門家 Trump not doing enough to expand his appeal beyond core base, analysts say

 トランプ米大統領は、共和党候補の応援でほぼ完璧な実績を正当に主張できるものの、支持層の分裂が中間選挙の危険信号として浮上している。  トランプ氏が駆け付ける全米各地の選挙集会(先週だけで3回)は、熱狂的な聴衆であふれて…

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山根明氏の素性に焦点当て告発への反論を聞き出せなかった文春・新潮

◆韓国との縁を隠さず  週刊誌はお盆休みを控え合併号を出している。値段も中身も普段の号よりぶ厚い。その中で旬な話題と言えば日本ボクシング連盟の終身会長である山根明氏(78)の一連のスキャンダルだ。  山根氏は暴力団との関…

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「家は皆杖に白髪の墓参り」(芭蕉)。お盆を…

 「家は皆杖に白髪の墓参り」(芭蕉)。お盆を迎え、墓参りのために帰郷するシーズンになる。  かつて、詩人で作家の室生犀星は、故郷への複雑な思いを「ふるさとは遠きにありて思ふもの/そして悲しくうたふもの」「帰るところにある…

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酔った知事が襲撃、「人間失格、心の底から軽蔑」

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (18)  事件は1992年9月13日に起きた。戦後、琉球政府の民生官を務めたロバート・フィアリー氏を歓迎する戦後史シンポジウムのパーティーが那覇市内のホテルで…

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