Date archive for 6月, 2018

天皇陛下、恒例の企業御視察

ベンチャー支援施設に-東京・墨田  天皇陛下は15日午前、東京都墨田区の金属加工メーカー「浜野製作所」を訪れ、同社が運営するベンチャー企業の総合支援施設「ガレージスミダ」を視察された。陛下は皇太子時代に民間企業の視察を始…

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上海協力機構、中露の対北姿勢は甘過ぎる

 中国とロシアを軸に中央アジア4カ国(カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン)とインド、パキスタンの8カ国で構成する上海協力機構(SCO)首脳会議が中国山東省青島で開催された。同時期にカナダで開かれた先進7…

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「ツイッター政治」、不用意発言が交渉力削ぐ

米朝“宴の後”で 非核化・拉致問題の行方 (2)  北朝鮮の非核化に向け中身の乏しかった米朝首脳会談の合意内容を受け、来週以降に行われるポンペオ国務長官らと北朝鮮当局者による協議で、非核化の期限や検証方法などがどう具体化…

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注目される北朝鮮の地下資源 ネックは電力と運搬手段

日本の投資期待する韓国  “歴史的”と騒がれた米朝首脳会談が行われたが、肝心の「非核化」については「完全かつ検証可能で不可逆的」(CVID)とはいかず、廃棄の日程も米朝双方の隔たった解釈を狭めて一致させることもできず、ト…

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問われる日本の外交政略

 米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が12日に史上初の米朝首脳会談を行い、共同声明に署名した。この首脳会談をめぐる動きは朝から刻々と中継で伝えられたので、名状し難い興奮を以(も)ってテレビ画面に刮目(か…

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EU、カスペルスキー製品排除へ Kaspersky Lab, Russian antivirus vendor, targeting in motion passed by European Union members

 欧州連合(EU)の欧州議会は13日、ロシアのウイルス対策ソフト販売会社カスペルスキーに関する提案を承認した。カスペルスキーは、ロシア政府の国際的スパイ活動を支援したとして非難されており、EU加盟国は、他国からのサイバー…

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幕末から明治にかけて日本に滞在した英国人…

 幕末から明治にかけて日本に滞在した英国人外交官アーネスト・サトウの回想録『一外交官の見た明治維新』(坂田精一訳)は、維新史を語る上で欠かせない一冊。西郷隆盛や井上馨らとも親しく交わったサトウの回想は、政治外交の機微をう…

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中国が象の爆買い?

地球だより  ラオスで最初の統一国家となったのは650年前の「ランサーン」王国だ。ランサーンとは「100万頭の象」という意味で、ラオスはいわば「100万頭の象の国」でもあった。  事実、メコン河流域には野生の象が多く生息…

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会社は社会に貢献する「公器」 原丈人氏

時代が求める公益資本主義 アライアンス・フォーラム財団代表理事 原 丈人氏 東京都いたばし倫理法人会設立30周年記念講演  会社を株主のものと位置付ける英米型の「株主資本主義」から脱却し、会社を社会の公器と捉える「公益資…

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北朝鮮、体制保証の確実な担保得られず

韓国紙セゲイルボ  北朝鮮は12日、朝米首脳会談で体制保証に関する確実な担保を確保できなかった。北朝鮮は終戦宣言や平和協定締結、または朝米関係正常化の明文化を期待したが、そうした具体的な合意事項はまとめられなかった。これ…

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比ミンダナオ島のイスラム居住区に自治権

法制化急ぐドゥテルテ氏  フィリピン南部ミンダナオ島のイスラム教徒居住区に高度な自治権を付与する、バンサモロ基本法(BBL)案の成立に向けた動きが大詰めを迎えている。南部で長年にわたって続けられてきたイスラム勢力との紛争…

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「被害者意識」の背景に革命理論 仲村覚氏

世日クラブ 沖縄問題で仲村覚氏が講演  世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良〈ゆずる〉・近藤プランニングス代表取締役)の定期講演会が14日、都内で開かれ、一般社団法人日本沖縄政策研究フォーラム理事長の仲村覚氏…

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日米韓外相会談、北非核化と拉致解決へ連携を

 トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との米朝首脳会談を受け、河野太郎外相とポンペオ米国務長官、韓国の康京和外相がソウルで会談した。米朝共同声明に盛り込まれなかった北朝鮮の「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化…

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学生時代、過失傷害事件の目撃者になった…

 学生時代、過失傷害事件の目撃者になったことがある。被害者は外国人だった。数日後、アルバイト先に刑事がやって来て、警察署で調書を作ることになった。  生まれて初めての取調室で、刑事にいろいろ聞かれるまま、ウソを交えずに証…

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女性に厳しいラマダン

地球だより  エジプトでは5月17日にラマダン(断食月)期間に入った。6月15日に終了、その後の3日間、ラマダン明けの祭りがあり、通常生活に戻ることになる。  ラマダンのイスラム教徒にとっての最大の利点は、信仰の原点に立…

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イスラエルとパレスチナ、停戦後も止まぬ報復の応酬

 停戦にもかかわらずパレスチナ自治区ガザからロケット弾が発射され、イスラエル軍の報復攻撃も続いている。また、ガザ地区のパレスチナ人は、イスラエル側に向けて無数の発火装置や爆発物をぶら下げた凧やヘリウム気球を飛ばし続け、ガ…

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人民服のメッセージ

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  人民服は社会主義国家の指導者の“象徴”だ。清王朝の崩壊後、辛亥革命(1911年)によって中華民国臨時政府の初代総統に就いた孫文が考案したものといわれている。  孫文は辮髪(べんぱつ…

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翁長沖縄県政に終止符を

OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎 崩壊した「オール沖縄」 訴訟連発はパフォーマンス  去る4月28日の自民党沖縄県支部連合(國場幸之助会長)大会は、例にない熱気で盛り上がり、県政奪還に向けて次のアピールが全…

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第一歩踏み出した韓半島非核化

韓国紙セゲイルボ 履行過程見守り冷徹な備えを  朝米首脳の“歴史的”対面は、北朝鮮の非核化と韓半島の恒久的平和のための第一歩を踏み出したという点で非常に大きな意義がある。昨年は戦争危機説に包まれた韓半島に真の平和の幕を上…

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心配先立つ在韓米軍削減発言

米朝会談 姉妹紙記者はこう見る 韓国セゲイルボ紙外交安保部記者 金●叙氏  期待していた内容とは程遠い合意文だった。特に今回の会談は4月、5月に板門店で2度にわたり行われた南北首脳会談で合意文、結果発表文に北朝鮮の非核化…

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敵対関係の劇的変化に成功 S・A・ミラー氏

米朝会談 姉妹紙記者はこう見る 米紙ワシントン・タイムズ・ホワイトハウス担当記者 S・A・ミラー氏  米朝首脳会談は成功したように見える。ただ、トランプ米大統領が述べたように、これは第一歩にすぎず、やるべき仕事がたくさん…

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骨太方針原案に財政健全化計画への批判なく成長戦略力説した日経

◆PB黒字化5年延期  経済財政諮問会議で先週示された経済財政の基本指針「骨太の方針」原案は、財政健全化に向け、基礎的財政収支(PB)を黒字化する目標時期を2025年度とし、従来目標より5年遅らせた。また、21年度まで社…

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トランプ流ディール、レーガンの教え生かされず

米朝“宴の後”で 非核化・拉致問題の行方 (1)  史上初の米朝首脳会談という全世界の注目を集めた“宴”が幕を閉じた。会談の内容や成果を総括しながら、非核化と日本人拉致問題の行方を探る。  「自分は何のためにここに来たの…

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