Date archive for 12月, 2016

インターネット上の記事の信頼性が高いと…

 インターネット上の記事の信頼性が高いと思ったことはない。大隈重信を大隅重信と表記し、信じ難いことだが、「おおすみ」と振り仮名が振ってある記事を目にしたことがある。「隈」と「隅」は似ているが別の文字だ。ネットを使い始めた…

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ロシアに振り回される欧米諸国

シリア政府軍、アレッポ制圧  内戦が続くシリアで、反体制派を支援してきた欧米諸国がロシアに翻弄(ほんろう)され続け、12月12日、ついに敗北した。一時、青息吐息だったシリア政府軍は、ロシア軍に支援されて形勢を逆転、反体制…

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血涙を流すとは

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  『血の涙』。1906年に、文筆家の李人稙が自ら主幹を務める日刊新聞「萬歳報」に連載した、国内最初の新小説の表題だ。  清日戦争(日清戦争のこと)の混乱期に両親と別れた少女が、さまざ…

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トランプ当選とイスラエル右派

獨協大学教授 佐藤 唯行 入植拡大の好機と歓迎 米国の中東政策転換に期待  米大統領選でのトランプ勝利を思いがけぬ好機到来と喜ぶ勢力がいる。それはイスラエルの右派だ。彼らはトランプ勝利を入植地を拡大し、パレスチナ国家樹立…

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国益極大化に乗り出す中国

韓国紙セゲイルボ 混沌の韓国に光照らすデモを  大統領権限代行体制で運営される韓国の外交は一歩も前進できない現実に直面している。米国の政権交代期に北朝鮮の追加挑発の可能性が大きくなっているが、韓国は核心当事者にもかかわら…

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トランプ次期大統領、教員組合に宣戦布告

教育長官に改革の「闘士」  トランプ次期米大統領が密(ひそ)かに意欲を燃やすのが教育改革だ。改革に抵抗する教員組合にはかねて批判的で、教育長官には「スクールチョイス(学校選択)」を推進する活動に取り組み、教員組合と全面対…

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次期米政権人事、国際社会への関与強めよ

 トランプ次期米大統領は、国務長官に国際石油資本(メジャー)の一つ、エクソンモービルのレックス・ティラーソン会長兼最高経営責任者(CEO)を起用することを明らかにした。  トランプ氏は「ティラーソン氏の経歴はアメリカンド…

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憎悪犯罪が増加、リンチ司法長官がモスクを訪問 Attorney General Loretta Lynch visits Virginia mosque amid spike in anti-Muslim hate crimes

 リンチ司法長官は12日、バージニア州北部のモスクを訪問した際、イスラム教徒に対する憎悪犯罪が増加していることに注目し、人々がこれまで何世代にもわたって差別を乗り越えてきたことを例に挙げながら、一つのグループへの攻撃は社…

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川内原発再開で東、毎は知事の「変節」非難、産、読は「現実的」と評価

◆知事の言動が焦点に  鹿児島県の九州電力川内原発1号機が、定期検査をほぼ終えて11日に発電を始め、運転を再開した。来年1月6日には営業運転に移行する。  同原発では2号機もこの16日から定期検査に入り、来年2月27日に…

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冬鳥の飛来する季節である。東京・板橋区にある…

 冬鳥の飛来する季節である。東京・板橋区にある浮間公園の大きな池にも、ユーラシア大陸から日本海を渡ってやって来た鳥たちが、疲れを癒やすように浮かんでいる。  オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロなどカモ科の鳥たちのほか…

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次期米政権、重要なのは政策

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 無意味な対立は避けよ トランプ氏命運は議会次第  政権移行を見ていて一番愉快なのは、トランプ陣営が事もなげにメディアを翻弄(ほんろう)しているのを見ることだ。それも140字以下…

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次期米政権、国務長官に石油大手CEOティラーソン氏

 トランプ米次期大統領は13日、次期政権の外交を担う国務長官に米石油大手エクソンモービル会長兼最高経営責任者(CEO)のレックス・ティラーソン氏(64)を指名すると正式発表した。 親露姿勢に懸念も  トランプ氏は政権移行…

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翁長知事「苦渋の選択」、ヘリパッド移設容認か

翁長知事「苦渋の選択」、ヘリパッド移設容認か

発言がコロコロ、「反対」は一度も明言せず  普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ(名護市辺野古)沖への移設の前提となる埋め立て承認の取り消しをめぐる国との訴訟で、沖縄県の敗訴が確実となった。沖縄県の翁長雄志知事は…

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基地負担軽減考える議員の会

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  沖縄の基地負担軽減を考える議員有志の会の初めての協議会が3日、那覇市で開催され、沖縄と米軍基地が所在する本土の市町村など17自治体から54人の議員が参加した。  若宮健嗣防衛副大臣…

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まだ足取りがおぼつかないペロシ Still out of step

 「今日は特に足が弾む」とナンシー・ペロシ下院議員は、議会少数派の民主党のリーダーに再選されたことに歓喜して言った。「なぜなら、このチャンスは、下院の民主党員をリードし、皆を団結させて私たちが前進するのに特別なものだから…

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米国国内の鉄道網は、20世紀までに大陸横断鉄道…

 米国国内の鉄道網は、20世紀までに大陸横断鉄道をはじめほぼ完成した。ところが、この10年ほど経済効果と省エネ対策のため、高速化と鉄道網の新たな整備を進める機運が出ている。  その実現に一歩踏み出したのが、米南部テキサス…

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“南風”に喜悦満面の金正恩氏

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 民心に追われた朴槿恵氏 金王朝も“明日は我が身”に  今年も残すところあとわずかとなった。朝鮮半島の二つの国を覆う風は今年も年初から北側から南側方向に吹いてくることが多かった。北朝鮮によ…

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次期米大統領「一つの中国」に縛られず

貿易、南シナ海など批判  トランプ次期米大統領は11日に放送されたFOXテレビの番組で、中国本土と台湾は不可分の領土だとする「一つの中国」原則について縛られる必要がないとの見方を示し、中国の対応によっては、これまで米国が…

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日教組委員長、露見した「教師失格」の体質

 日本教職員組合(日教組)の岡本泰良委員長が週刊誌で女性問題や組合費の私的流用疑惑を報じられ、「社会的責任」を痛感したとして先月辞任した。不祥事が生じるのは単に岡本氏個人の問題とは思われない。日教組は教師の組合として必要…

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ロシアのハッキングは「十分把握していない」-情報長官 NEWS STORY/DNI Clapper: We ‘don’t have good insight’ into alleged Russian hacking

 米情報機関のトップ、ジェームズ・クラッパー氏は連邦議会で11月17日、ウィキリークスと、ロシアが民主党員とヒラリー・クリントン陣営からハッキングで盗み出したと思われる電子メールが、直接関係あるかどうかについて米情報機関…

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韓国の国情揺るがす大統領弾劾デモに異様なまでの賛美を送る朝日

◆デモの正体には沈黙  韓国はどこに行くのだろうか。朴槿恵大統領の弾劾訴追案が国会で可決され、大統領の職務が即時停止された。今後は首相が職務を代行するという。核・ミサイル開発を止めない北朝鮮の“暴発”が懸念される中、韓国…

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1年のニュースを振り返り、日本の今年を…

 1年のニュースを振り返り、日本の今年を総括する師走半ばである。今年は気象・自然災害が列島を揺るがせた。4月14日に熊本県で観測した震度7の地震(マグニチュード=M6・3)は実は「前震」。  本震は翌々16日に襲った震度…

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バイクタクシー配車アプリ

地球だより  東南アジアを旅する時、足に困ることはまずない。暑い所だから現地の住民も、だらだら歩くことを嫌う。よって乗り合いタクシーなどが繁盛する。ベトナム南部のメコン川流域では、橋をフェリーで渡ると自転車タクシーがちょ…

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