Date archive for 10月, 2015
中国西進へ着々と布石
中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略(1) 「100年マラソン」の一環 中国が推進する建国史上最大級のプロジェクト、一帯一路(新シルクロード)構想が動き出した。「一帯一路」とは、中国から陸路(一帯)と海路…
Echoes of a Clinton past クリントンの過去からのエコー
Echoes of a Clinton past Hillary Clinton is taking a lot of heat for her manifold greed and transgressions ove…
世界記憶遺産、認められぬ中国の“反日”登録
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に、中国が申請した南京事件の資料が登録された。 だが南京事件に関しては犠牲者数などに諸説があり、今回の資料が記憶遺産にふさわしいか疑問だ。ユネスコの「お墨付き」を得た中国…
龍の化身である女性(仲間由紀恵)が活躍する…
龍の化身である女性(仲間由紀恵)が活躍する映画「テンペスト」。19世紀、内紛の絶えない琉球王国を舞台に、この女性が官吏となり不正を次々に正していく物語だ。 息詰まる展開の中で、女性と薩摩武士の若者(谷原章介)との出会…
山が荒れると水田の致命傷に
迂をもって直となす 有限会社田中農場代表取締役 田中正保氏に聞く(上) 鳥取県の田中農場というと鳥取県で知らない人はいないし、県外でも結構、その名は知れ渡っている。同農場では、有機栽培にこだわり続け、野菜の生命力と本当…
とんでも火災
地球だより 東南アジアでは鉄の格子戸をはめたゲストハウスに封印される格好で宿泊者が焼死するといった「とんでも火災」が時々、発生する。 今回も「とんでも火災」がタイで起きた。タイ南部で2階建て長距離バスの火災で乗客2人…
沖縄知事の「国連スピーチ」について
沖縄の翁長雄志知事が9月21日、スイス・ジュネーブの国連人権理事会で演説をして「沖縄の米軍基地は人権侵害」と訴えたという、そして予想されたことだが、知事に同行取材した沖縄タイムスは「知事の訴え 世界に届く」(23日付)…
露大統領の陰謀か否か 総括待つ元スパイ死因審問
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 英内相に12月にも報告予定 やや旧聞に属するが、今年1月27日午前10時からロンドン王立裁判所第73法廷で始まったリトビネンコ暗殺事件公聴会のヒアリングはようやく7月末に終わった。9年…
「ハーイヤ、ハーイヤ」、世界一の大綱引き
1万5000人参加、琉球王国時代からの伝統行事「那覇大綱挽」 琉球王国時代からの伝統行事「那覇大綱挽(おおつなひき)」が11日午後、那覇市で開かれた。 全長約200メートル、直径1・5メートル、総重量43トンの大綱は…
イースター島周囲に巨大な保護区を設定
日本の国土の倍の広さ、チリのバチェレ大統領が約束 モアイ像で有名な太平洋の孤島、イースター島(チリ領)の周りに巨大な海洋保護区が設定されることになった。広さは日本の国土の倍近い約63万平方キロとも見込まれる。チリのバチ…
安倍首相、伊勢志摩サミットの会場を視察
「ぜひ成功させたい」、三重県を訪問、伊勢神宮参拝も 安倍晋三首相は11日、三重県を訪れ、来年の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の会場予定地のホテルなどを視察した。開催地決定後、首相の現地視察は初めて。万全の態勢でサミ…
殻の幅0・86ミリ、世界最小のカタツムリか
中国南部・広西チワン族自治区で新種が見つかる 亜熱帯の中国南部・広西チワン族自治区で微小なカタツムリの殻が見つかり、新種に分類したと、信州大とスイス・ベルン大などの研究チームが11日までに国際的な動物学誌ズーキーズに発…
荒木奏美さん、第1位の「大賀賞」を受賞
国際オーボエコンクール・軽井沢でアジア勢初 東京交響楽団は11日、同楽団の首席オーボエ奏者の荒木奏美さん(22)が今月3~10日に長野県軽井沢町で開催された第11回国際オーボエコンクール・軽井沢で第1位の「大賀賞」を受…
東京・足立区のゴルフセンターで婚活イベント
「たっぷり5時間打ち放題!ゴルコン!」、男女100人が交流 ゴルフをしながら男女が交流する婚活イベント「たっぷり5時間打ち放題!ゴルコン!」(楽天オーネットなど共催)が11日、東京都足立区のトーキョージャンボゴルフセン…
FA18戦闘攻撃機3機を従えて離れ業
米サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ上空で 米サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ上空で8日、背面飛行する飛行機。 米軍のアクロバット飛行隊のFA18戦闘攻撃機3機を従え、航空ショーの練習で離れ業を披露…
会津大学で「先端ICTラボ」運用を開始
情報通信技術のグローバル拠点を目指す 福島県の国公立大学で、情報通信技術(ICT)専門の会津大学(会津若松市)では、「先端ICTラボ」(略称・LICTiA=リクティア)がこのほど完成し、10月から運用を開始した。行政機…
ノーベル賞国別ランキング 自然科学部門で日本人5位
毎年、この時期になるとノーベル賞の受賞者が発表されるが、昨年、今年と複数の日本人が受賞していっそう興奮が高まっている。そこで気になるのが受賞者数の国別ランキングだ。 文部科学省が受賞時の国籍(二重国籍者は出生国優先)…
理系人材を育てる好機に
毎年ノーベル賞の季節になると、日本中が期待に沸く。今年は大村智氏(80)、梶田隆章氏(56)、ともに地元の地方大学の出身だったこともあり、ノーベル賞を身近に感じた若者も多かったに違いない。 日本人の受賞ラッシュは子供…
健全野党と安保強化
日本共産党(以下・共産党)の志位和夫委員長が来年夏の参議院選挙に向け、野党共闘を積極的に推進しようとしている。志位氏は安全保障関連法制(以下・安保法制)の廃止に向け、「国民連合政府」構想をぶち上げた。そして、来年夏の参…
技術不信克服の必要性も指摘すべきだった週刊現代の「巻頭特集」
◆人を欺く手口にあ然 今では日本製も負けてはいないが、30年ほど前、筆者の仕事に無縁でなかった印刷機では、ドイツのハイデルベルク製が群を抜いて優れた印刷技術を持っていて、高価だが、国内でも需要が多かった。一事が万事、機…
大学を出た“学士落語家”が増え、中に…
大学を出た“学士落語家”が増え、中に京都大学やエール大学卒もいるという。3年前、21人抜きの大抜擢で真打ち昇進した若手の春風亭一之輔の噺を聞きに新宿末広亭へ行ってきた。 演目は古典落語の「らくだ」。酔っ払いの芝居あり…
同性愛問題で揺れるバチカン
ローマ・カトリック教会の総本山バチカン(ローマ法王庁)で4日から25日まで、今年最大イベント、世界代表司教会議(シノドス)が開催中だが、そのオープニング前日の3日、バチカン教理省の職員(43)が記者会見で自分が同性愛者…
労働党創建70年、際立った中朝融和の誇示
北朝鮮で朝鮮労働党創建70周年の記念行事が盛大に行われ、中国から共産党序列5位の劉雲山政治局常務委員が出席し、親密ぶりをアピールした。冷え込んだとの見方も出ていた中朝関係だったが、中国にとって北朝鮮の戦略的価値に根本的…