Date archive for 7月, 2015
三権がせめぎあうワシントン
地球だより 三権分立は民主主義の基本的制度だ。立法、行政、司法の三権は米国の首都ワシントンに集中しており、三権の抑制と均衡の中で米国の政治が織り成されている。 近年は民主党と共和党の政党政治における対立が、ホワイトハ…
安倍首相だけを指弾できない
韓国紙セゲイルボ 「務実力行」に背向けた韓国指導者 安倍晋三首相。なぜそんなにも頑(かたく)なに植民支配と日本軍慰安婦強制動員を謝罪しようとしないのだろうか。彼の歴史観は明らかに歪(ゆが)んでいる。 だが、一つ考えな…
ギリシャ人は“神話”を愛する
当方は過去、3回、ギリシャを取材したことがある。首都アテネと第2都市テッサロニキ、そしてクレタ島を訪ねた。印象は悪くなかった。街並みは整い、国民は陽気で明るく、親切だった。そのギリシャが債務返済不能に陥り、欧州の問題児…
デジタル教科書に異議 紙と黒板が教育の基本だ
積み重ねが残らない 時代は今まさにデジタル化へ急速に進み、新聞やテレビなど既存のメディアもネットメディアに圧迫され、出版の世界までデジタル書籍化された。 たしかに機械文明の急速な発達により、飛躍的な進歩をとげ量質とも…
「あじさいやなぜか悲しきこの命」。梅雨時の…
「あじさいやなぜか悲しきこの命」。梅雨時の季節感と作者の心境を詠んだ久保田万太郎(作家、劇作家、俳人)の句だ。その彼が、三田(慶応大学)の文学仲間である佐藤春夫(作家、詩人、評論家)と犬猿の仲だったのは有名だ。 三田…
ソ連の宣伝工作活動に従事
再考 オバマの世界観(5) ハワイの「赤い師匠」(上) オバマ米大統領が1995年に出版した自叙伝「私の父からの夢」には、このような人物が登場する。オバマ氏は初めて会った時の印象を「私はフランクおじさんに興味をそそられ…
地方大学活性化で若者定着を
総務省の発表した住民基本台帳に基づく人口調査によると、今年1月1日現在の日本人の総人口は前年同期より27万1058人少ない1億2616万3576人だった。 6年連続で減っているが、同調査による減少数は過去最多となった…
北朝鮮の山林復旧を南北協力の突破口に
韓国紙セゲイルボ 北朝鮮が金正恩(キムジョンウン)体制になってから強調することの一つは山林緑化である。韓国林業振興院によれば、現在、北朝鮮の山林は単位面積当たりの木の量を表す山林蓄積が韓国の3分の1にも達しない。過去、…
ブラジルの少年院入所者の4割が凶悪犯罪
刑法「18歳の壁」悪用した殺人事件契機に 適用年齢引き下げで議論 南米ブラジルにおいて、刑法の適用対象年齢を現行の18歳から16歳にまで引き下げようとする法案が国会で審議されている。少年犯罪の凶悪化に歯止めをかけようと…
東京ディズニーランドで「スティッチ」と会話
17日に新アトラクション「スティッチ・エンカウンター」 東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)は8日、映画「リロ&スティッチ」のキャラクター、スティッチがスクリーンに登場する新アトラクション「スティッチ・エンカウ…
群馬・美九里東小学校の児童、つえにメッセージ
安全祈り、日航機「御巣鷹の尾根」慰霊登山前に 1985年8月に起きた日航ジャンボ機事故の遺族らが、墜落した群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」に慰霊登山する際に使うつえに8日、同県藤岡市立美九里東小学校の5年と6年の児童計5…
「サン・フェルミン祭」興奮がモー抑えられない
スペインのパンプローナで 6日、スペイン北部パンプローナで催されている「サン・フェルミン祭」で、歌い踊る人々。 この祭りの目玉である牛とともに狭い路地を駆け抜ける「牛追い」を目当てに、毎年世界中から大勢の観光客が押し…
異次元金融緩和の効果検証
鈴木政経フォーラム・経済学博士 鈴木 淑夫 総需要拡大は不十分 株高、円安、収益好転のみ 黒田東彦日銀総裁の異次元金融緩和の第一弾が打ち出されてから2年以上経ち、第二弾が打ち出されてから半年以上経った。そこで黒田総裁が…
64年ぶりの永眠
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 娘は父の名誉のため闘士となった。生まれて初めて“1人デモ”まで行った。祖国のために献身した父にふさわしい礼遇をしてほしいという訴えだった。数日前、国立大田顕忠院に埋葬された韓国軍捕…
States rebel against Supreme Court gay marriage ruling 最高裁の同性婚判決に反発する州
States rebel against Supreme Court gay marriage ruling Resistance may look futile, but U.S. lawmakers and stat…
拉致再調査1年 北朝鮮への圧力強化を検討すべきとする産、読、経
◆浮上する制裁強化論 家族は一日千秋の思いで、わが息子、娘を取り返す日を待っている――。 この4日で、北朝鮮が日本人拉致被害者について、特別調査委員会を設置し、再調査に着手して1年が過ぎた。再調査は1年をめどにして終…
大学時代の知人の証言 「マルクス主義を百パーセント信奉」
再考 オバマの世界観(4) オバマ米大統領は1979年、故郷ハワイを離れ、リベラルアーツ・カレッジの名門校であるロサンゼルスのオクシデンタル大学に入学する。 当時、オバマ氏がどのような学生だったのか、ほとんど知られて…
責任野党の矜持は維新だけか
維新の党は、政府の安全保障関連法案への対案である「平和安全整備法案」など2法案を提出し、「領域警備法案」を民主党と共同提出した。政府案に対する「違憲」「合憲」の堂々めぐりの与野党論戦から、安保法制の中身を競う議論へと弾…
茨城県石岡市に茨城県フラワーパークがある…
茨城県石岡市に茨城県フラワーパークがある。広大な公園で、園内を一望できる「ふれあいの森」には1万2000株ものヤマユリが自生している。今月11日から26日まで「やまゆりまつり」が開かれる。 その大群落は日本一とも言わ…
準優勝のなでしこが帰国、「リオで金を狙う」
佐々木監督が貫いた大胆起用、女子サッカーに情熱 目標のW杯連覇には一歩届かなかった。しかし、今大会も佐々木則夫監督(57)の手腕が光った。大胆な選手起用や、選手への気配り。重圧にさらされながら、自らのスタイルを貫いた。…
「油井さんが得た教訓を生かしたい」と抱負
宇宙飛行士の大西卓哉さんが下村文科相を表敬訪問 来年6月から約半年間の国際宇宙ステーション滞在を予定している大西卓哉さん(39)が7日、下村博文文部科学相を表敬訪問した。23日から同期の油井亀美也さん(45)が一足先に…
笹川陽平会長、「国際海事賞」の受賞決定
海運の発展と安全技術向上に貢献、授賞式はIMO本部で 国際海事機関(IMO、本部イギリス・ロンドン)はこのほど、海運の発展、安全技術向上などの分野で世界的な貢献をした人に贈る「国際海事賞」を日本財団の笹川陽平会長に授与…
山形大、ナスカ近郊に新たな地上絵を発見
直径約1キロの円内に24点、リャマなど描く 山形大は7日、人文学部の坂井正人教授(文化人類学・アンデス考古学)らのグループが、世界遺産「ナスカの地上絵」で知られるペルー南部ナスカ近郊で、24点の地上絵を新たに発見したと…