Date archive for 2014

厚労省、子宮頸がんワクチンの副反応報告の収集強化

 子宮頸(けい)がんワクチンの接種後に体の痛みなどを訴える人が相次ぎ、接種勧奨が一時中止されている問題で、厚生労働省は29日、副反応報告の収集を強化すると発表した。対象とする症状を拡大するほか、転院した患者の追跡調査も徹…

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米アカデミー名誉賞、宮崎駿監督に授与

日本人2人目の快挙、1990年の黒沢明監督以来24年ぶり  アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミーは28日、アニメ映画監督の宮崎駿さん(73)にアカデミー賞名誉賞を授与すると発表した。映画界への長年の貢献をたたえ…

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首都直下型地震に備え、東京・銀座で震災訓練

東京消防庁や警視庁、住民ら5000人が参加  東京都中央区銀座で29日午前、震度6強の首都直下型地震を想定した防災訓練が行われた。地元町会で組織する銀座震災対策委員会が主催。東京消防庁と警視庁、住民やデパートの従業員を含…

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米グーグル、配達用無人機を開発

数年以内に実用化、アマゾン・ドット・コムも商業利用加速  米IT大手グーグルは28日、物品の配達を行う無人飛行機を開発中だと発表した。数年以内の実用化を目指す。米アマゾン・ドット・コムも無人機を使った商品の宅配をテストし…

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「なつめはまだ小学校の二年生だけれども、…

 「なつめはまだ小学校の二年生だけれども、夏休みが終わりに近づくのを憂鬱な気持ちで待つという経験は、早くも始まろうとしていた」。講談社文芸文庫に収められた庄野潤三の長篇家庭小説『ザボンの花』の一節だ。  夏休みも、きょう…

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インド首相訪日、日印関係の一層の発展を期待

 インドのモディ首相がきょう、公賓として来日し、9月1日にモディ政権発足後初の日印首脳会談を開く。  かねて親日家と言われているモディ首相の来日を機会に、日本とインドの関係のさらなる発展が求められる。  当初の予定を1日…

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ローマ法王訪韓と映画「鳴梁」

韓国紙セゲイルボ 国家の危機を前に党派争い  セウォル号特別法の国会通過は五里霧中にあり、巻き添えを食っている民生法案の審議も止まったままだ。  その渦中にフランシスコ法王が韓国を訪問した。光化門で開かれた殉教者124位…

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アギーレ監督「ゼロからのスタート」

サッカー日本代表、就任後初のメンバーを発表  サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督(55)メキシコは28日、東京都文京区の日本サッカー協会で、就任後初采配となる国際親善試合のウルグアイ戦(9月5日、札幌ドーム)とベネ…

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西之島に「溶岩マウンド」、爆発的噴火の恐れも

南北90メートル東西60メートル、海保が上空から観測  海上保安庁は27日、噴火活動が続く小笠原諸島・西之島(東京都小笠原村)の火口に、湧き出した溶岩が積み上がった「溶岩マウンド」ができたと発表した。溶岩の通り道がふさが…

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日航が高級ラウンジで靴磨きサービスを提供

羽田空港の国際線ターミナルで  日本航空は、羽田空港の国際線ターミナルでファーストクラス利用者向けのラウンジを全面刷新し、報道陣に28日公開した。3月に羽田発着の国際線を強化したのを機に内装や食事を見直し、面積を約3倍に…

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日系メーカー、廉価ブランドなどで販売攻勢

日産が「ダットサン」初出展、モスクワ自動車ショーが開幕  隔年開催のモスクワ国際モーターショーが27日開幕し、報道陣向けに公開された。近年有望視されてきたロシア市場は、経済成長の鈍化に加え、ウクライナ危機後の対露制裁で購…

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米国で犯罪予測システムの導入

地球だより  スティーブン・スピルバーグ監督の代表作の一つに、トム・クルーズ主演の「マイノリティ・リポート(少数報告)」という未来物SF映画がある。西暦2054年の米国が舞台で、プリコグ(予言者)と呼ばれる3人の予知能力…

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危険ドラッグにNO!を 教育で訴え続ける必要

急増する社会的な被害  今年の6月下旬、危険ドラッグがらみの衝撃的な事件がおきた。危険ドラッグを吸引した30代男性が東京・池袋の繁華街で車を暴走させ、7人をひき、うち1人を死亡させた事件だ。  その他にも東京・北区や名古…

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女性政策と「クオータ制」、「荒療治」としての数値目標

「下駄を履かせ」への拒否感情も  政府は、女性管理職の比率を2020年までに3割に引き上げる計画を打ち出している。基になったのは、自民党の選挙公約「20/30」(にぃまる・さんまる)。すべての分野で、20年までに30%の…

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ワシントン舞台の情報戦、対中韓で後手に回る

「静かなる外交」からの脱却を  知日派の学者として知られ、今年春「ワシントンの中のアジア――グローバル政治都市での攻防」(邦訳)を上梓した米国ジョンズ・ホプキンス大学ライシャワー東アジア研究センター所長のケント・カルダー…

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理研改革、徹底できるか疑問符が付く

 STAP(スタップ)細胞の論文問題で、理化学研究所は再発防止策をまとめた。理研調査委員会に実験画像の不正を認定され、論文撤回に至った小保方晴子研究ユニットリーダーが所属する発生・再生科学総合研究センター(CDB、神戸市…

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荒木村重の裏切りを知った織田信長は「何か…

 荒木村重の裏切りを知った織田信長は「何か不満でもあるのか。言い分があれば聞いてやろう」と言ったという(『信長公記』)。この記述からは、村重の行動に当惑している信長の様子がうかがえる。信長は村重の気持ちが分からない。同じ…

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ネットでの“中2病” 匿名性が無法性増幅

韓国紙セゲイルボ  韓国教育開発院は先週、小中高生約4万人を対象に行った「小中高生の性格水準調査」を発表した。同調査によれば、韓国の生徒は性格徳性10種類の中で「誠実」と「自己調節」で点数が低かった。  自己調節は自身の…

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「決選投票」でシルバ氏優勢か、ブラジル大統領選の世論調査

 南米の大国ブラジルで10月5日に大統領選挙の第1回投票が実施される。当初は現職のルセフ氏が優勢と伝えられたが、野党大統領候補の飛行機事故死によるシルバ元環境相の出馬により、世論調査の数字では政権交代の可能性も出始めてい…

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OBたちの国家代表

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  野球の若き有望株たちが大事を成し遂げた。29年ぶりにリトルリーグ(少年野球)のワールドシリーズで優勝したのだ。12歳以下のソウル市代表による韓国代表が今月25日に行われたワールドシ…

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農業生物研、「クモ糸」で紡ぐカイコの実用化

手術用の縫合糸や防護服など特殊素材への応用も  遺伝子組み換えにより、強くて切れにくいクモ糸の特性を併せ持った絹糸を紡ぐカイコの実用品種化に成功したと、農業生物資源研究所(茨城県つくば市)が27日発表した。大量生産が可能…

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広島の土砂災害避難所に「ファイト!新聞」

地元の小中学生、避難者を取材して製作  広島市の土砂災害で、最多の500人以上が避難する安佐南区八木の市立梅林小学校には、小中学生の2人が避難者に取材し製作した「ファイト!梅林しんぶん」が掲示されている。最新号では、ペッ…

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