Date archive for 11月, 2013

「プレス民主」刷り直し

野党に苦しんだ与党時代/国会改革に前向きな姿勢  「巨大野党とまっ向から対決する」の見出しで刷り直しとなった民主党機関紙「プレス民主」11月1日号。桜井充政調会長インタビュー記事での誤植で、これを報じたマスコミは「与党ボ…

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社会新報に小泉元首相

反原発デモで左翼の話題に/赤旗に「使える」発言の記事  夏から急に「原発ゼロ」を言い出した小泉純一郎元首相。政界を引退したとはいえ存命する自民党の元首相で一番在任期間が長く、発言力は消えていない。誰を利したかと言えば、政…

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共産党9中総-空想主義的に党員を鼓舞

大会決議案に「選挙革命」など  「民主連合政府への道を開く大志とロマンある提起だ」――。日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」11月14日付は、1面「日本共産党9中総終わる」の記事で、12~13日に同党本部で開かれた同党第9回…

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ケネディ駐日大使着任、日米同盟強化の好機生かせ

 米国の新しい駐日大使キャロライン・ケネディ氏が着任した。故ジョン・F・ケネディ元大統領の長女として抜群の知名度と人脈を誇り、オバマ大統領とも近い。  それだけに米政界や世論への影響力もあり、米側に日本への理解を深めても…

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ロシア大統領の訪韓契機に多様な国家利益創出へ

韓国紙セゲイルボを読む  朴槿恵(パククネ)政府が執権以後、韓国を訪問する初めての4強国家(日米中露)指導者としてプーチン露大統領を選んだという点は、さまざまな意味で豊富な戦略的考慮が敷かれている。このような戦略的考慮を…

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『森鴎外の「智恵袋」』(講談社学術文庫)…

 『森鴎外の「智恵袋」』(講談社学術文庫)という本がある。明治30年代前半、鴎外30歳代後半の時期に新聞各紙に連載したものをまとめ、ドイツ文学者小堀桂一郎氏の訳をつけて昭和55年に刊行された。鴎外は当時、低迷期にあった。…

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岐路に立つ米共和党

支配層、穏健派路線に活路模索  10月の米財政協議と政府一部閉鎖で最も政治的打撃を受けたのは、共和党だろう。来年の中間選挙、2016年大統領選挙を控え、共和党は大きな岐路に差し掛かっている。(ワシントン・久保田秀明) 党…

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韓国の高層ビルに潜む危険

地球だより  ソウルの日本人駐在員とその家族が多く住む東部二村洞という地区は別名「日本人村」と呼ばれる。70年代に外国人向けマンションが建設され、ここに入居するようになったのがその始まりで、まだハングルが分からない日本人…

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おおさか市営交通フェスティバル

21トンの車体が高さ9メートルの宙に  大阪交通局主催の「おおさか市営交通フェスティバル」(11月10日、大阪市住之江区緑木検車場)の一コマで、これから車体吊り上げ作業の実演が行われようとしている。  銀色の20604号…

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6カ国協議再開の“壁” 韓米日の条件堅持見直しを

韓国紙セゲイルボを読む  5年近く立ち止まったままの6カ国協議が最近になって動きだそうとしている。議長国の中国が平壌のメッセージを持って米国に立ち寄り、北朝鮮の今後の履行措置を韓米日が調整しており、協議再開が見通せる圏内…

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「共に仕事をできることが大変光栄」

ケネディ新駐日大使、安倍首相を表敬に  安倍晋三首相は20日昼、首相公邸で米国のキャロライン・ケネディ新駐日大使の表敬を受けた。首相が「大使の来日を機に、さらに日米の関係を発展させていきたい」と語ったのに対し、ケネディ氏…

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バッハIOC会長が就任後初来日

野球とソフトボールの復帰に含み  国際オリンピック委員会(IOC)会長就任後、初来日したトーマス・バッハ会長は20日、都内のホテルで記者会見し、「日本の国民の皆様が一丸となって招致に成功した。その一致団結が、2020年の…

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文化庁と観光庁が包括的連携協定を結ぶ

東京五輪開催へ海外発信の強化を  文化庁と観光庁は20日、2020年の東京五輪開催決定を受けて、観光や文化など海外向けの日本ブランドの発信強化に向けた包括的連携協定を結んだ。  16年のリオデジャネイロ五輪終了後から始ま…

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森繁さん生誕100年をお祝い、500人以上集う

佐渡の銘酒「北雪」で鏡割り  昭和を代表する国民的俳優、故森繁久彌さんの「生誕100年をお祝いする会」が20日、東京・千代田区の東京會舘で開かれ、文化人や俳優ら500人以上が集まった。森繁さんは大正2年5月4日が誕生日、…

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心配な大量輸送 スリランカのジャフナで

 18日、スリランカ北部ジャフナで大量のココナツの殻を運ぶ男性。  殻の上には別の男性も座っており、こんなに載せて大丈夫?(AFP=時事)

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電力自由化のプラスとマイナスを見極め、慎重な議論を求めた小紙

◆懸念と期待の各論調  21世紀を迎える直前であるから、今から15年ほど前に南米パラグアイ、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイを巡るバス旅行をした。途中、車中泊もある強行日程で、パラグアイ南部では夕方から夜の町や村を見な…

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野口英世と恩師フレクスナー

獨協大学教授 佐藤 唯行 渡米後の苦労が呼んだ縁 手を差し伸べたユダヤ系教授  千円札の図案で馴染み深い野口英世(1876~1926)。生涯にわたる恩師がユダヤ人であった事実を知る者は少ない。その名はサイモン・フレクスナ…

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オバマ米大統領、もうレームダック?

オバマケア混乱で信頼失墜  オバマ米大統領が2期目の政権運営をスタートさせてからまだ1年もたたないが、早くもレームダック(死に体)化しているとの指摘が出ている。医療保険改革法(通称オバマケア)をめぐる失態で、支持率は急落…

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資源回復へウナギ稚魚保護の取り組み強化を

 水産庁はこのほど、ニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)の保護を要請する長官名の文書を各都道府県知事に送った。  シラスウナギの漁獲量はピーク時の40分の1に激減した。日本は世界最大のウナギ消費国であり、資源回復に向けた取…

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「山の日」を国民の祝日にしようという…

 「山の日」を国民の祝日にしようという「全国『山の日』制定協議会」の設立総会が今月、東京都内で開かれた。同協議会会長に就任したのは、かつて東大スキー山岳部で活動した谷垣禎一法相。  「一人でも多くの人に山との関わりを考え…

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ケネディ新大使、馬車で皇居に

天皇陛下に信任状手渡す  米国のキャロライン・ケネディ新駐日大使(55)は19日午後、皇居・宮殿「松の間」で行われた信任状奉呈式で、天皇陛下にオバマ大統領からの信任状を手渡した。ケネディ氏は式後、「この儀式をもって私の大…

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NASAの探査機、俳句を載せ火星へ

大気喪失の謎解明  米航空宇宙局(NASA)は18日、フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から火星周回探査機「メイブン」を打ち上げた。来年9月に火星に到達し、かつてあったとみられる火星の厚い大気や水がなぜ失われたかを解明…

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ヘボンの自筆ノート、横浜開港資料館で公開

初の和英辞典の草稿収録  ヘボン式ローマ字の考案で知られる米国人宣教医J・C・ヘボンの「手稿」(自筆ノート)の原本が、22日から横浜市の横浜開港資料館で公開される。同資料館は「原本の展示は極めて珍しく、貴重な機会」として…

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