おおさか市営交通フェスティバル


21トンの車体が高さ9メートルの宙に

 大阪交通局主催の「おおさか市営交通フェスティバル」(11月10日、大阪市住之
江区緑木検車場)の一コマで、これから車体吊り上げ作業の実演が行われようと
している。

 銀色の20604号車が最初ゆっくり、そして徐々にスピード加えて上昇。あちこち
から子供たちの歓声が聞こえる。高さ約9メートルのところで止まった。1車両
の重さは約21トン。体重21キロの子供なら何と千人分だ。今は外してあるが、車
輪を合わせると約32トンにもなる。

 同市交通局の検車場の一つ、緑木(みどりぎ)検車場では、御堂筋線と四つ橋線
を受け持っている。御堂筋線は10両編成が40列車で400両、四つ橋線は6両編成
が22列車で132両、合わせて532両。ここでは1年間に約130両の検査が行われて
いるという。

 大阪市営地下鉄は昭和8(1933)年5月20日に開業し、今年80周年を迎えた。こ
の日は、開業時に活躍した旧100型車両、大阪万博が開かれた当時、観客の輸送
の役目を担った30系3062号車、珍しいワンマンカー「ゼブラバス」などを展示。
バッテリー機関車など、普段見ることのできない地下鉄を支える作業車も走行。
同フェスティバルは「見て、乗って、触って」の体感型イベントとして、毎年好
評のイベントになっている。

 大阪交通局主催の「おおさか市営交通フェスティバル」(11月10日、大阪市住之
江区緑木検車場)の一コマで、これから車体吊り上げ作業の実演が行われようと
している。

 銀色の20604号車が最初ゆっくり、そして徐々にスピード加えて上昇。あちこち
から子供たちの歓声が聞こえる。高さ約9メートルのところで止まった。1車両
の重さは約21トン。体重21キロの子供なら何と千人分だ。今は外してあるが、車
輪を合わせると約32トンにもなる。

 同市交通局の検車場の一つ、緑木(みどりぎ)検車場では、御堂筋線と四つ橋線
を受け持っている。御堂筋線は10両編成が40列車で400両、四つ橋線は6両編成
が22列車で132両、合わせて532両。ここでは1年間に約130両の検査が行われて
いるという。

 大阪市営地下鉄は昭和8(1933)年5月20日に開業し、今年80周年を迎えた。こ
の日は、開業時に活躍した旧100型車両、大阪万博が開かれた当時、観客の輸送
の役目を担った30系3062号車、珍しいワンマンカー「ゼブラバス」などを展示。
バッテリー機関車など、普段見ることのできない地下鉄を支える作業車も走行。
同フェスティバルは「見て、乗って、触って」の体感型イベントとして、毎年好
評のイベントになっている。

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