コロナで問われる報道の自由


山田 寛

抑圧は論外、人命最優先を

 もし中国に報道の自由があったなら、世界的コロナ大感染は多分起きていなかっただろう――国際NGO「国境なき記者団」(RSF)は、感染の経過やシミュレーションの研究などをもとにこう主張している。

 英サウザンプトン大学研究班の解析では、中国政府が1月20日にとった初動対策が2週間早かったら、中国での感染が86%も減少した可能性があるという。


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