国際 rss

朝鮮半島左右する決定的時期

世日クラブ講演要旨 北朝鮮危機と混迷するトランプ外交 拓殖大学海外事情研究所所長 川上 高司氏  世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)の定期講演会が8月22日、都内で開催され、…

続き

カタール断交、米政権交代が引き金に

ムスリム同胞団とアラブ モハメド・F・ファラハト氏に聞く(1)  サウジアラビアとエジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンのアラブ4カ国が、6月5日、カタールと断交して、まもなく3カ月が過ぎようとしている。断交の…

続き

「北ミサイル発射」日本だけ警報発令はなぜ?

韓国紙セゲイルボ  北朝鮮が29日、弾道ミサイルを発射すると、日本政府は全国瞬時警報システム(Jアラート)を発令して、ミサイル探知から落下まで全国民に知らせたが、韓国政府の警報発令はなかった。これは北朝鮮のミサイルが南側…

続き

地球の裏側の盆踊り

地球だより  日本とは気候や時間帯、文化や人種構成も大きく違う、地球のほぼ裏側に位置するブラジル。日本と行き来しようとすれば、サンパウロなどの主要都市からでも30時間近い旅程を覚悟する必要があり、日本人にとってはなかなか…

続き

パワハラ教授

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  今年6月、延世大で私製の爆発物が爆発して教授が1人負傷した。犯人を捕らえてみると、教授の大学院生の弟子だった。教授から頻繁な叱責を受けて犯行に至ったという。学生たちの間では意外な反…

続き

北朝鮮の核問題は米朝間で解決か

韓国紙セゲイルボ 現実味帯びる「韓国疎外」  ジュネーブ北朝鮮代表部のチュ・ヨンチョル参事官が、「韓国は核問題に関して話す資格がない」と述べた。22日、韓国と北朝鮮、米国、中国外交官たちが集まった国連ジュネーブ軍縮会議で…

続き

米で北朝鮮の核容認論が拡大

有効な選択肢限られ手詰まり状態  米国内で北朝鮮の核保有容認論が徐々に広まっている。大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発を止められない手詰まり感もあり、北朝鮮の核保有を条件付きで認め、国際社会で厳しく監視する方が現実的だ…

続き

北への制裁、核・ミサイルの資金源遮断を

 北朝鮮が日本上空を通過する中距離弾道ミサイルを発射したことを受け、日本政府は国連安全保障理事会緊急会合で制裁決議の早期採択を要請した。  安保理では7月の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射後、制裁を大幅に強化する決議を…

続き

現代版スパイ・ストーリー(注1) A spy story for our times

 イムラン・アワンは、パキスタン生まれのコンピューターの達人で、民主党全国委員会の(DNC)元委員長のデビー・ワッサーマン・シュルツ(フロリダ州選出下院議員)や数十人の連邦議会の民主党員の下で働いていた。彼とその妻は、銀…

続き

リゾート地での「差別文書」

地球だより  スイス日刊紙ターゲス・アンツアイガー(15日付)によると、同国のグラウビュンデン州のリゾート地、アローザ(人口約3200人)の旅行者用アパートメントハウスでユダヤ人客向けの注意書が反ユダヤ主義だとして激しい…

続き

マクロン仏大統領、支持率36%に

鬼門の労働改革、秋が正念場  就任100日を過ぎたフランスのエマニュエル・マクロン大統領の支持率が、不人気だったオランド前大統領以上の速度で落ち込んでいる。強圧的な政治手法と失業率の増加は、秋から始動する労働改革に暗い影…

続き

IS駆逐後のシリア情勢

ロシア研究家 乾 一宇 内戦終結へ妥協点模索 関係深いロシアがどう協力  ロシアゲート疑惑、人種差別問題、最側近の一人のバノン氏の更迭と、トランプ米大統領の問題噴出に比し、プーチン・ロシア大統領は『ニューズウィーク』誌8…

続き

南米ベネズエラ、国内分裂・内乱の危機

強権独裁進める大統領  中南米の主要国の一つ、ベネズエラが国家崩壊の危機にある。経済破綻への道を進む中、政治面でも反米左派マドゥロ政権が強権独裁に舵(かじ)を切り、混乱は増すばかりだ。 (サンパウロ・綾村 悟) 各地で続…

続き

アフガン増派、国際的なテロ抑止につなげよ

 トランプ米大統領がアフガニスタンへの米軍増派を承認した。増派は4000人規模とみられ、現在駐留中の8400人に追加される。トランプ氏は「早期撤退」を強調してきた過去があるが、増派は対アフガン戦略の転換を意味する。 攻勢…

続き

同性婚めぐり揺れるドイツ

日本大学名誉教授 小林 宏晨 連邦議会は容認を決議 憲法裁判所が合憲性判断へ  ドイツでは「婚姻および家族の保護」については、憲法(基本法)第6条に「婚姻および家族は、国家秩序の特別の保護を受ける」と規定されている。  …

続き

トランプ米政権、対中国政策に変化も

バノン氏辞任、協調重視派の影響力拡大か  トランプ米大統領の側近だったスティーブ・バノン大統領首席戦略官・上級顧問の辞任は、対外政策にどのような影響を及ぼすのか。「米国第一」政策の主導者が退場したことで、外交・安全保障政…

続き

イランがウラン濃縮能力を誇示、米に警告 Iran boast on uranium enrichment serves as warning to Trump

 イランが今週、数日あれば、核爆弾製造に必要なウラン濃縮の準備を整えられるとその能力を誇示したことで、イランの2015年核合意違反をトランプ大統領が宣言すべきかどうかをめぐる政府内での議論が複雑さを増している。  アナリ…

続き

「朝鮮半島危機は新たな局面へと進んだ」と警告を発する文春

◆変化した“前提条件”  北朝鮮が米国本土にまで届く大陸間弾道ミサイルの開発に成功したようだ。これについて週刊文春(8月31日号)は、「朝鮮半島危機は新たな局面へと進んだ」との見方を紹介している。こう指摘するのは「日本政…

続き

北ミサイル、引き続き挑発への警戒を

 北朝鮮が短距離弾道ミサイルを発射した。米軍は日本海に向け約250㌔飛行したと分析している。現在行われている米韓合同軍事演習に対抗したものだが、米領グアム沖へのミサイル発射など米国を極度に刺激することは避けたようだ。  …

続き

米民主党全国委員会ハッキング事件の原因に疑念強まる Questions intensify over origins of DNC hack

 昨年、米民主党全国委員会(DNC)のコンピューターがハッキングされ、民主党がバーニー・サンダース氏よりもヒラリー・クリントン氏をひいきしていることを示す数千通の電子メールがウィキリークスによって暴露された。ハッキングは…

続き

お釣りがない国

地球だより  フィリピンに来て驚くことはいろいろあると思うが、日常生活で困ることといえば、お釣りがない場面が多いことだと思う。  特にストレスがたまるのがタクシーだろう。お釣りをチップとしてゲットするために、わざと「お釣…

続き

イラク政府、イスラム国を戦争犯罪で追及へ Baghdad moves ahead on Islamic State war crimes

 「イスラム国」(IS)はイラク北部で戦争犯罪を犯したと考える国は多いが、人権活動家らによると、イラク政府の官僚組織の不手際によって、拘束されているイスラム国の工作員らに対する国際刑事裁判の開始が遅れている。  イラク政…

続き

正しい英語ではない“コリア・パッシング”

韓国紙セゲイルボ  外国人が韓国に来て驚くことは外国語の多用だ。看板から日常会話に至るまで英語が使われている。近頃、新聞や放送などの大衆媒体で“コリア・パッシング”という用語を聞く。実際にはそのような用語はない。意味は、…

続き