国際
中国、海上コンテナ・ミサイル開発
貨物船に搭載し偽装 中国は、貨物船に搭載される海上コンテナから発射する新型の長距離巡航ミサイルを製造している。米国防当局者が明らかにした。これにより、中国が運用する貨物船が戦艦に転用され、国外の商業港がミサイル基地とな…
ベネズエラ 国際赤十字が人道支援へ
グアイド派、政権の矛盾追及 政情不安が続く南米ベネズエラからの報道によると、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)のロッカ会長は29日、首都カラカスで記者会見し、深刻な食料、医薬品不足に悩む同国内で、半月以内に人道支援を…
中絶推進組織への海外援助禁止を拡大 Foreign aid ban for pro-abortion groups expanded
トランプ米政権は26日、「国際的な人工妊娠中絶産業」を沈黙させる取り組みを強化した。現在、中絶を実施または促進する非政府組織への資金拠出を禁止しているが、その対象をプロチョイス(女性の選択権を支持する)政策のためにロビ…
トランプ大統領と「反理性」主義
『救世主トランプ―“世界の終末”は起こるか?』(近代消防社)という書籍を出版し、3月25日に内容に関する講演、その後に懇親会を行った。書籍の内容は、トランプ米大統領は理性一辺倒の既存の官僚的政治と、それによる経済グロー…
米太平洋艦隊司令官、中国に対抗するには不十分と警告 Adm. Philip Davidson: Navy fleet is ‘half of what I requested’ to curb China
米海軍当局者らは27日、議会で、太平洋艦隊は、中国の軍事的影響力拡大を阻止するために戦っているが、そのために必要な潜水艦、空母、攻撃用艦艇の半分しか保有していないと警告した。 インド太平洋艦隊のデービッドソン司令官は…
中伊覚書締結、欧州の結束乱れないか懸念
イタリアを訪問した中国の習近平国家主席は、コンテ首相と会談し、シルクロード経済圏構想「一帯一路」推進に協力する覚書を締結した。 インフラ整備協力で合意 中伊両国は道路や港、情報通信などのインフラ整備の協力で合意。外国…
ポリオとの戦い
地球だより 「小児まひ」ともいわれたポリオだが、日本でこそ昭和の時代に根絶されたものの、アジアやアフリカではいまだに悩まされている国がある。パキスタンや隣国のアフガニスタン、それにアフリカのナイジェリアの3カ国だ。 …
ナンバープレートを大型に 比のバイク犯罪防止法
フィリピンでは「ライディング・イン・タンデム」という言葉が殺人の手口を示す代名詞として定着している。もともとはバイクなどの乗り物に2人乗りすることを指す言葉だが、バイクに2人乗りした犯人による銃撃事件のことで、被害者の…
チリ裁判所 教会に賠償命令
元神父の性的虐待事件 南米チリのサンティアゴ控訴裁判所は27日、同国のカトリック教会に対し、フェルナンド・カラディマ元神父(88)から性的虐待を受けた被害者男性3人に対して、それぞれ1億ペソ(約1600万円)の賠償金を…
米下院民主党 「パリ協定」残留の法案発表
弾劾論から政策論議へ 米下院民主党は27日、トランプ大統領が2017年に離脱を表明した地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」に留まることを求める法案を発表した。ロシア疑惑をめぐってトランプ氏の罪を立証できなかったモラ…
マリ首相、米国の投資促進を要請
アフリカで中国の影響力拡大 訪米中のマリのマイガ首相はワシントン・タイムズとのインタビューで、アフリカのサハラ砂漠南部サヘル地域への中国の経済的進出が進んでいる現状を明らかにするとともに、アフリカの貧しい国々にとって中…
ロシアのベネズエラへの兵員派遣、米大統領「出ていくべき」
ベネズエラからの撤収要求 トランプ米大統領は27日、政情不安が続く南米ベネズエラにロシアが100人の兵員を派遣したことについて、「ロシアは出ていくべきだ」と述べ、撤退するよう要求した。ホワイトハウスで「暫定大統領」を宣…
米民主党、「妊娠中絶」でも左傾化
州知事が「後期」認める動き相次ぐ 米国で国論を二分する妊娠中絶の問題をめぐって、野党民主党は、より極端な立場を取り始めた。民主党が知事の州で出産直前までの後期妊娠中絶を認める動きが広がる中、同党の2020年大統領選の有…
毛布必須の高速バスの旅
地球だより 南米最大の広大な面積を誇るブラジル。国土面積は日本の20倍以上で、東西南北の距離はそれぞれ4300㌔を超える。これだけの広い国となると、長距離移動には飛行機が一番。ただ、飛行機は格安航空会社が増えてきた今も…
メディア対応に表れた“権威主義”
韓国紙セゲイルボ 政権批判を「売国」とする共に民主党 スポーツの国家代表チームを取材する時、記者であっても自国チームの勝利を願うが、常に応援するわけではない。代表チームがふがいない時はしっかり指摘するのが記者の本分だ。…
天安艦の涙
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 悲運の天安艦(2010年3月、北朝鮮小型潜水艇の魚雷により爆沈した韓国哨戒艦「天安」)は昨日も泣いた。46勇士の犠牲を称(たた)える追悼行事に政府の高位層はまったく姿を見せなかった…
露疑惑報告書、米は分断の遺恨を乗り越えよ
ドナルド・トランプ氏が当選した2016年の米大統領選にロシアがサイバー攻撃などで介入したとの疑惑で、トランプ氏らとの共謀があったか、また大統領就任後のトランプ氏が司法妨害をしたかなどをめぐる捜査報告書の概要が公表された…
米軍事圧力で窮地の金委員長
世の中は競争相手(ライバル)を潰すために悪質な流言飛語(フェイクニュース)を流して群集心理を操作することが多い。ロシアによる2016年米大統領選挙介入疑惑もその類だったのだろうか。 バー米司法長官は24日、モラー特別…
スウェーデンは遅ればせながら教育に力を A late education for Sweden
スウェーデンの「社会民主主義」は、しばしば、欧州人や、同じような考えをしている米国人によって、模範的社会のありようとして引き合いに出されるが、深刻な困難に直面している。スウェーデンはもはや、低犯罪国ではなく、殺人事件率…
IT駆使し国民を監視、ウイグル族への弾圧強化
米国のサム・ブラウンバック大使(信教の自由担当)はワシントン・タイムズとのインタビューで、中国が、顔認証技術などITを使って国民への監視を強化する一方で、イスラム教徒の少数民族ウイグル族などを教育と称して施設に強制収容…
タイ総選挙、民政復帰後に山積する課題
クーデターによって発足した軍事政権が5年続いた後、ようやくタイで民政復帰に向けた総選挙(下院、定数500)が実施された。 タクシン元首相派のタイ貢献党が第1党となったものの、他党を圧倒する往年の独走態勢とはならず、軍…
拡散するアラブ陰謀説
地球だより フランスは2015年からイスラム過激派によるテロが何度も起きたことから、テロと言えば、イスラム系アラブ移民が起こすものと思われがちだ。しかし、実はイスラム教礼拝堂モスクやユダヤ教礼拝堂シナゴーグが襲撃される…
日本の拠出は中国人事務局長の言いなり
国連工業開発機関 米英仏など先進主要国が国連工業開発機関(UNIDO)から次々と脱退した今日、日本はUNIDOの数少ない貴重なドナー国だ。不思議なことは、李勇事務局長(元中国財務次官)がUNIDOのトップに就任して以来…