韓国紙セゲイルボを読む rss

北朝鮮がミサイルを連発した意味

韓国紙セゲイルボ 対米交渉から韓国の排除狙う?  文在寅政府がスタートした10日から29日まで20日間で、北朝鮮は何と4回もミサイルを発射した。主に米国を狙ったものというのが専門家の分析だが、今回のように韓国で新政権出発…

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縮みゆく保守陣営壊滅は時間の問題か

韓国紙セゲイルボ  野党議員が文在寅(ムンジェイン)大統領を評価している。リーダーシップと態度、人事に対してだ。  「文大統領が若い参謀らとコーヒーカップを持って、大統領邸内を散歩していたのは朴槿恵(パククネ)大統領時代…

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北がミサイル挑発しても“対話”叫ぶ外交安保当局

韓国紙セゲイルボ  鄭義溶新任大統領府国家安保室長は指名初日の21日、「南北関係こそわれわれが主導して、復元するべきだと考える」と述べた。文正仁統一・外交・安保特別補佐官は、「近い期間内に文在寅大統領が北の指導者と第3次…

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一度ご飯を食べよう!

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  『ひとりで食事をするな』(邦題『一生モノの人間力』)という本がある。米国のコンサルティング専門家キース・フェラッジとタール・ラズが書いた人生の成功法に関する本だ。  内容はこうだ。…

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文大統領の“2トラック”対日外交

韓国紙セゲイルボ 「歴史」分離し、まずは良い船出  文在寅(ムンジェイン)大統領が就任1週間後に米国、中国と共に日本へ特使を送った。両首脳が直接会ったものではないが、特使が伝えた文大統領の親書内容と、これを受けた安倍晋三…

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就任当時の初心を最後まで大統領は守れるか

韓国紙セゲイルボ  「私はきれいで透明で有能な政府を必ず作って、国民の皆様の信頼を得ます」  「大統領から信頼を受ける政治を率先垂範してこそ真の政治発展が可能です」  前者は朴槿恵(パククネ)前大統領の就任の辞で、後者は…

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ほろ苦い先生の日

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  今日は「先生(師匠)の日」だ。ところが本当の主人公である教師たちにとっては、この日がうれしくない日になって久しい。20年ほど前だけをみても、師弟の情があふれていた。先生に感謝の手紙…

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文・トランプ関係を占う

韓国紙セゲイルボ 対ブッシュ時代に似た葛藤も  ワシントン外交界は韓国に左派の文在寅(ムンジェイン)政権が誕生したのを見て、過去の韓国左派政権と米共和党政権の関係を反芻している。金大中(キムデジュン)(左派)とジョージ・…

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どう働く? 失業青年たちの「怒れる投票」

韓国紙セゲイルボ  「青年失業」は大統領選挙でしばしば登場する単語の一つだ。民主化以後に行われた大統領選挙直前の青年失業率は歴代最悪の水準となっており、青年たちの“怒れる投票”の可能性がかつてなく大きい。  政界はすでに…

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5月は贈り物の月

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  5月は、“贈り物の月”だ。子供の日(5日)、親(父母)の日(8日)に続いて、先生の日(15日)、夫婦の日(21日)が待機中だ。関心を引こうとする人たちが贈り物攻勢をかけるのに最適だ…

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新しい大統領の危機管理

韓国紙セゲイルボ ライオンの心臓とキツネの頭脳を  米国は1905年、桂・タフト協定を結んで、強大国の隙間で生存しようとする大韓帝国の命を日本の手に任せた。第2次世界大戦以後、戦後秩序を議論する過程で、韓国は強大国のおは…

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コリア・パッシングとサード配備の必要性

韓国紙セゲイルボ  かつてなく北核問題が緊迫し、米国、中国、日本が国際的議論を主導する中で、韓国を排除したいわゆる“コリア・パッシング”が憂慮される。  大韓民国の安保は相変わらず韓米同盟によって維持されている。米国が提…

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サウナでビジネス?

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  電話の録音が常識になった。特別なことがなくても万一のことに備えて通話内容を録音する人たちが少なくない。スマホの録音ボタンを押さなくても自動的に録音してくれるソフトもある。大韓民国が…

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安保不感症が重症な大韓民国

韓国紙セゲイルボ 朝鮮の前轍踏まぬ保証なし  国家危機の前で三つの国が思い出される。新羅と朝鮮(李朝)、そして大韓民国だ。これらの中で、最も堅固な国は国土と人口で最も小さかった新羅だった。三国統一の大業はそのような堅固な…

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TPPは「回復不可」と最終判断していいのか

韓国紙セゲイルボ  大統領選挙に突入した中で、安保論争がブラックホールのように韓半島イシューを吸い込んでいる。「先制打撃」「戦争危機」はいつのまにか日常表現になった。  その一方で通商イシューも目が離せない。特に環太平洋…

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大統領候補の家事論争

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  大統領選挙の中で炊事、皿洗いという“些細(ささい)な”家事分担の論争が関心を集めている。北朝鮮の核問題、サード(高高度防衛ミサイル)、雇用創出のような大きな議論ではないが、女性たち…

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“韓半島危機”を回避する方法は?

韓国紙セゲイルボ 韓米同盟軸に独自のビジョンを  “韓半島危機説”をめぐるさまざまな状況をもう一度冷静に整理してみるべきだ。ひとまず幾つかの質問が想起される。  韓半島はいま本当に危機なのか。前例がない米国の決然とした態…

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現実的ではない「4月韓半島戦争危機説」

韓国紙セゲイルボ  「4月韓半島危機説」「戦争危機説」が言われている。この素材を提供する震源地は北朝鮮だ。しかし米国が北朝鮮を先制打撃したり、韓半島に戦争が発生する可能性は一言でいって“非現実的”だ。可能性を完全に排除す…

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またも地域感情助長か

韓国紙セゲイルボ  「釜山・嶺南(慶尚道中心の半島東南部)の人たちよ、金大中や鄭周永が当選すれば、(釜山の)影島大橋から(海に飛び込んで)溺れ死のう!」  今の20代が生まれる前か、よちよち歩きをしていた25年前、釜山の…

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戦術核再配置に触れぬ大統領選有力候補

韓国紙セゲイルボ 国を守るなら戦う覚悟が必要  トランプ米大統領が今月入って3度も、「中国が(北核解決を)しなければわれわれがするだろう」と宣言し、ティラーソン国務長官は、「米中両首脳はすべてのオプションを議論した」とし…

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次期大統領に適任かどうかは側近を見よ

韓国紙セゲイルボ  19代大統領選挙が迫っている。候補者がほぼ出揃ったが、40%に近い有権者はまだ気持ちを決められずにいる。誰が大統領適任者なのか、未来を託せる人なのかを知るのは簡単なことではない。  われわれは朴槿恵(…

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飲酒運転の後遺症

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  数年前、飲酒運転事故を起こすと飲んだ爆弾酒(通常、ウイスキーや焼酎をビールに混ぜたものを指す)1杯の値段が600万ウォン(約60万円)になるという資料が発表されたことがある。焼酎と…

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韓半島めぐる外交安保の地殻変動

韓国紙セゲイルボ 新戦略構築が最優先課題に  韓半島をめぐる外交安保の地殻はひどく揺れている。これまでの小さな変化が一つ一つ積み重なって、未知の風景を作っている。韓国民の関心がすべて大統領弾劾と次期大統領選に注がれている…

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