海外メディア
人権報告めぐり国務長官に非難 Tillerson faces heat as State Dept. issues annual human rights report
国務省は3日、調査報告を公表、北朝鮮、イラン、ロシア、中国、キューバ、サウジアラビア、フィリピン、トルコなど数多くの国に深刻な「人権問題」があることを指摘した。その中には、米国と経済、軍事で密接な関係を持つ国も多くある…
NATOの国防費は増えていない Despite Trump claims, NATO defense dollars not exactly ‘pouring in’ yet
トランプ大統領は、28日夜の議会演説で北大西洋条約機構(NATO)防衛を約束し、欧州の同盟国を喜ばせたようだが、一方で、加盟国から資金が「流れ込み」、各国の国防予算が増え、自身の同盟国への批判は報われたと主張し、同盟国…
朴氏はニクソン氏と同じ道を歩むのか
韓国紙セゲイルボ 米国のリチャード・ニクソン大統領も「ウォーターゲート」で「私は詐欺師でない」として隠蔽(いんぺい)に汲々(きゅうきゅう)とし、検察捜査も免責特権で邪魔した。朴槿恵大統領も大同小異だ。「私は一銭も取って…
卒業式アローン
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 昔の大学の卒業式は、卒業生の家族と近い親戚が皆集まる大きな行事だった。花束と写真のアルバムを贈った後、一緒に写真を撮って祝う場所だった。皆に学士帽とガウンを着せて恩徳を称えることも…
「4党体制」は政党政治の新たな道
韓国紙セゲイルボ 連合政府の制度化は不可避? 国会の大統領弾劾訴追以後、韓国の政党政治には大きな変化があった。政府与党所属議員が大挙離党し「正しい政党」を立ち上げた。1年前、安哲秀(アンチョルス)議員を中心に「国民の党…
ロシアの介入めぐり特別検察官任命要求強まる Calls grow for special prosecutor on Russia meddling despite no evidence
下院情報特別委員会のデビン・ヌネス議長(共和、カリフォルニア州)は27日、トランプ陣営がロシア当局者と接触したという証拠は見たことがないと主張したが、特別検察官の任命を求める声は高まるばかりだ。 民主党員らは、冷戦の…
このままだと不幸が増えるドライバー行政 Unhappy motoring ahead
長年、国のハイウエーや脇道での交通事故死は、ゆっくりとはいえ確実に減少していたのだが、これからの数年間、死亡者や負傷者の数が上昇し続けるならば、それは政府の監視態勢の失敗のせいである可能性がある。 全米安全評議会(N…
CPACから放り出されたオルト・ライト Alt-right ethno-nationalists tossed from CPAC, boundaries drawn
保守派指導者らは23日、民族主義の「オルト・ライト」に宣戦を布告した。その幹部の1人を保守政治行動会議(CPAC)から追い出し、民族主義者、性差別主義者、反ユダヤ主義的な発言はいらないと訴えた。 CPACのステージ上…
シリア「安全地帯」は米同盟にとって危険 Syria’s ‘safe zones’ for refugees pose dangers for U.S. alliances
荒れるシリア内戦から逃れようとする難民のためにトランプ大統領が設置を主張している「安全地帯」に、主要同盟国トルコが反対している。トルコは、米国が保護する地域が、トルコ政府と長年戦ってきたクルド人民兵らの隠れ家になること…
先達から大統領候補と大統領の違いを学べ
韓国紙セゲイルボ 大統領レースの先頭に立つ文在寅共(ムンジェイン)に民主党前代表と安熙正(アンヒジョン)忠南道知事。文在寅は権力の悪弊清算、大掃除を強調する。「大統領になれば米国より北朝鮮に先に行く」としてサード配置に…
韓流バレエ『沈清』
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「ロシアにボイラーを輸出するのは、バレエを輸出するほど難しい」。2011年に放映されたあるボイラー会社のテレビ広告のキャッチコピーだ。ボイラー輸出の広告だが、バレエの宗主国ロシアの…
金正恩政権の属性と恐怖統治
韓国紙セゲイルボ 韓米同盟の信頼強化が必須 金正男(キムジョンナム)暗殺事件は金正恩(キムジョンウン)政権の恐怖統治の断面を見せており、その意味で北朝鮮政権が相変らず不安定でいつ崩壊するか分からないと見るのも無理はない…
NATO事務総長、トランプ氏の国防費負担の要求は「正当」 NATO chief says Trump’s demand on defense spending is ‘clear, firm and fair’
トランプ政権は、欧州の集団的自衛をめぐる費用負担要求を満たすよう北大西洋条約機構(NATO)全加盟国に要請したが、これに対しNATOのトップは20日、要請は「明確で、強固で、正当」と述べた。 ストルテンベルグ事務総長…
フリンは消えてもモグラはまだいる Flynn’s out, but the moles are not
マイケル・フリンは、国家安全保障担当の大統領補佐官としては去って行ったが、今、重要な裏話が表面化し始めている。この奇妙な話は本当は、どういうことなのか。 フリン氏は、苦労して、彼以前の非常に多くの政府高官が学習した昔…
民主党、トランプ氏スマホの安全性で公聴会要求 Democrats ask for hearings involving Trump’s smartphone security
トランプ大統領の行動についてセキュリティーが緩いとされている問題をめぐって、十数人の民主党議員らが今週、下院監視・政府改革委員会に書簡を送った。 リュー下院議員(民主、カリフォルニア州)は今週に入り、同委幹部らに、ト…
イランは外国人テロリストを養成-反政府組織 Iran growing network to train foreign terrorists, dissident group says
イランの強硬派イスラム政権が国外でのテロ活動を活発化させ、外国人戦闘員の訓練キャンプネットワークを国内十数カ所に設置している。イラン最大の反体制組織が14日、ワシントンでの会見で明らかにした。 イラン抵抗評議会が、訓…
支離滅裂状態の保守陣営、墜落の底見えず
韓国紙セゲイルボ 政界で弾劾危機論が広がっている。朴槿恵大統領側の遅延戦略が成功して、憲法裁判所の李貞美(イジョンミ)裁判官が退任する3月13日まで判断を引き伸ばす可能性もあり、裁判官2人が棄却側に立ったという説も飛び…
英雄・安重根の受難
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 安重根(アンジュングン)義士(韓国の独立運動家。1909年に前韓国統監の伊藤博文枢密院議長を暗殺)の韓国語と英語の広報ビデオが昨日、オンライン公開された。2月14日は107年前に安…
「盧武鉉・ブッシュ」の既視感? 危険な次期政権の対米自主外交
韓国紙セゲイルボ 米外交界では韓国で左派政権が登場すれば、韓国の進歩政権と米国の保守政権が衝突した盧武鉉(ノムヒョン)・ジョージ・ブッシュ大統領時代のデジャブ(既視感)になるという見方が出ている。 盧元大統領は米国を…
トランプ氏のNAFTA「微調整」にカナダ首相安堵 Trudeau reassured by Trump after president had previously threatened NAFTA
トランプ大統領は13日、ホワイトハウスを訪問したトルドー・カナダ首相を政治的に擁護する態度を示し、米国の北の隣国カナダとの北米自由貿易協定(NAFTA)の条件を「微調整」するが、メキシコには厳しい条件を突き付けると語っ…
ベッツィ・デボス最後に勝つ Betsy Devos laughs last
ベッツィ・デボスは、爆撃機のパイロットが「臨機目標」と呼ぶものだった。つまり、戦略目標のために慎重に作成されたリストから選ばれたのではなく、その日の任務用の残り数発の爆弾を、パイロットが気をそそられたら自由に落とせる目…
混乱生む反トランプのボイコット Branded as enemies: Anti-Trump business boycotts create confusion for consumers
この調子でいくと、反トランプ大統領派が組織したボイコット運動に反しないようにするために、自分でバターを作り、ビールを醸造し、靴を作らなければならなくなるかもしれない。 アマゾン、ザッポスで買い物をしてはいけない。ウォ…
突如、大統領候補に浮上した黄教安代行
韓国紙セゲイルボ 憲政史の重要な曲がり角を迎えた今日、黄教安(ファンギョアン)大統領権限代行が大統領候補の列に上ったことは訝(いぶか)しい限りだ。 彼は与えられた職分に最善を尽くした公務員であったのだろうが、国民の喜…