アフリカ投資、安倍首相も関心 ビジネスEXPO
神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催中の第7回アフリカ開発会議(TICAD7)で、民間投資拡大を図る日本貿易振興機構(JETRO)主催のサイドイベントである「日本・アフリカ ビジネスEXPO」が28日、始まった。
アフリカへの投資やビジネスを希望する日本企業など156団体のブースには、重機や発電機の模型など、各社が力を入れる主力商品が並び、名刺交換や商談をする参加者らで盛り上がった。
またアフリカのブースでは、45カ国がそれぞれの地域の特徴を表す展示物を並べるなど、各国の投資やビジネス環境を紹介した。
安倍晋三首相も同日午後、視察に訪れ、エジプトの展示ブースや国内企業のブースを見て回り、担当者からパネルや展示物についての説明を受けた。ブースの職員から「これもメイド・イン・ジャパンです」と説明を受けると、首相は笑顔を見せて激励。日本企業のアフリカ投資に強い関心を見せていた。
会場のエントランスでは、アフリカ開発に関する活動を国内外へ積極的に発信していく「TICAD7親善キャラクター特使」に就任した「ハローキティ」が来場者を出迎え、一緒に写真撮影に応じるなど会場を盛り上げていた。
(TICAD7取材班)