竹田 五郎
「国防は国民の義務」自覚を
軍事評論家 竹田 五郎 隊員募集苦労する自衛隊 産経「鎮魂の日」報道に違和感 8月16日付の産経1面は、戦後70年間も平和を継続し得たのは「平和の祈り」のおかげである、というような紙面づくりで、全国戦没者追悼式における…
憲法の平和主義は亡国の道
軍事評論家 竹田 五郎 全世界非武装化は夢想 自衛権放棄で独立維持できず 昨年11月3日付東京新聞朝刊は社説として、改憲反対論を展開している。冒頭、なぜ憲法で戦争放棄を国民の権利より優先して第2章に記述したのか、憲法学…
憲法の平和主義とは何か
軍事評論家 竹田 五郎 学ぶべきは「正しい戦争」 核戦力の脅威下にある日本 9月28日付の東京新聞は「憲法と立憲主義の危機」と題し、臨時国会の冒頭解散について憲法学者らの緊急声明について報道している。その要旨は次の通り…
自主憲法の制定を急げ
軍事評論家 竹田 五郎 自衛隊の「基礎体力」減衰 祖国防衛の任務も明示を 米誌「ニューズウィーク」日本版8月15、22日夏季合併号は、「日本の未来予想図」と題し、「今から約100年前、1920年(大正9年)の日本の人口…
平和を守るために改憲を
軍事評論家 竹田 五郎 国防は憲法に制限されず 佐伯氏、朝日で9条の矛盾指摘 5月3日、朝日新聞朝刊は憲法施行70年を回顧し、「この歴史への自負を失うまい」と題し、次のような要旨の憲法改正反対の社説を掲載している。 …
積極的平和主義と不戦の誓い
軍事評論家 竹田 五郎 自衛戦争禁じぬ不戦条約 国連は集団安保で平和維持 昨年12月27日、安倍総理とオバマ米大統領は真珠湾を訪れ、アリゾナ記念館で挙行された、日本海軍の奇襲による犠牲者の慰霊祭に出席し、慰霊の誠を捧(…
不戦の憲法で守れぬ平和
軍事評論家 竹田 五郎 日本をまねた国はなし 国際情勢の悪化にどう対応 『騙されやすい日本人』(宮脇磊介著)は、冒頭「日本のマスメディアの問題点」について、「マスメディア出身者などによる著作が多くある中で、個別的な問題…
新聞は社会の木鐸たれ
軍事評論家 竹田 五郎 世論に迎合する「東京」 戦争を学ばず平和を論ずる 8月3日、東京新聞は、今年度防衛白書について、①「『安保法は平和のため不可欠』 違憲の指摘には触れず」と題し、同書は「安保法について章を立て『国…
必要最小限の防衛力整備を
軍事評論家 竹田 五郎 自主防衛強化求める米 国民の「平和ボケ」矯正必要 3月末、在米のユニセフ勤務の後輩から、「米国政府も一般市民も日本について、日本人が考えているほどの関心も期待もない。例えば、昨年、安倍総理が渡米…
平和を守れぬ憲法9条讃歌
軍事評論家 竹田 五郎 脅威に囲まれている日本 現実教えぬ教育は国滅ぼす 独立国として憲法制定は、国民の意志により自主的に制定されるべきであり、独裁者の意思のみで、まして他国の強要によって制定されるべきではない。自衛権…
独立国は平和を守る軍備を
軍事評論家 竹田 五郎 憲法学者は改憲に立て 防衛手段がないGHQ憲法 1月20日、東京新聞朝刊は、「立憲政治取り戻す」と題し、安保関連法成立後4カ月を迎えた同19日、同法に反対してきた学者、弁護士、ジャーナリスト、芸…
専守防衛では国防成立せず
軍事評論家 竹田 五郎 一方的攻撃で被害甚大 日米同盟強化した安保法制 安保法制に反対の護憲派や前回触れたように東京、朝日紙上の「新9条」提案者は、集団的自衛権の行使に反対である。個別的自衛権には専守防衛厳守を条件に承…
憲法9条は正しく改正せよ
軍事評論家 竹田 五郎 東京・朝日の“提案”論外 集団的自衛権縛り国守れず 安全保障関連法は成立したが、昨年の通常国会の審議における政府の法案説明は不十分で、国民の理解を得るには不徹底である。野党は結束して来る参院選挙…
憲法9条で盲信する「平和」
軍事評論家 竹田 五郎 軍事力を誇示する中国 安保法に「戦争法」論は誤り 現憲法公布から69年が経つが、第9条による国民の「平和ボケ」は強く、9月19日未明に参議院において野党の強い抵抗を排して成立した安保法により我が…
国を危うくする反安保世論
軍事評論家 竹田 五郎 日米同盟は日本の命綱 マスコミが法案阻止を煽動 安全保障関連法案は参議院において審議中である。国民の理解を得て、成立することを切望する。しかし、世論は法案に反対が優勢である。戦後、平和教育の偏向…
安保法案きょう衆院通過、安保環境の悪化で不可欠に
元統幕議長・竹田五郎氏 安保関連法制は絶対に必要だ。国際情勢の変化、特に日本を取り巻く情勢は中国、北朝鮮、ロシアなどが軍事力によって自国の意思を通そうとする動きを強めており、悪化している中で、自分の国の力が足りなければ…
辺野古基地建設を推進せよ
軍事評論家 竹田 五郎 中国側に「回収」の狙い 沖縄防衛のため海兵隊必要 5月18日付東京新聞は1面トップで、「3万5000人『屈しない』」と、特別大書して、辺野古基地建設反対の沖縄県民大会の状況を報じた。参加した作家…
憲法9条を見直し改正せよ
軍事評論家 竹田 五郎 独立国に自衛権不可欠 中露・北朝鮮の脅威が増大 現日本国憲法は、昭和22年、連合軍占領下において、公布、施行された。前文を一読して、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存…
集団安保は積極的平和主義
軍事評論家 竹田 五郎 首相に期待する再検討 武力行使は侵略国への制裁 安倍総理は通常国会で野党議員の質問に対し、武力行使目的の集団安全保障には参加しないと答弁した。 ところで、2月22日付産経新聞に中静論説委員が「…
中国の防空識別圏に対処を
軍事評論家 竹田 五郎 公海上空の飛行は自由 衝突回避に防衛交流が必要 昨年10月30日、共同通信によれば中国国防省報道官は記者会見で、「自衛隊は緊急発進をやめよ」と声明を発した。ここで次のような批判をした。「日本が公…