専守防衛では国防成立せず
竹田 五郎 2016/2/15 Viewpoint [会員向け]
一方的攻撃で被害甚大
軍事評論家 竹田 五郎
安保法制に反対の護憲派や前回触れたように東京、朝日紙上の「新9条」提案者は、集団的自衛権の行使に反対である。個別的自衛権には専守防衛厳守を条件に承認している。「専守防衛」とは、相手から武力攻撃を受けた後に、防衛力を行使し、その対応も自衛のための必要最小限度に止め、防衛上必要でも相手国の基地を攻撃するような戦略的攻勢を取らず、自国領土及びその周辺で作戦するとした我が国独特の防衛戦略の姿勢を言い、我が国防衛の基本的方針である
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