高橋 史朗
臨教審専門委員、埼玉県教育委員長、明星大学教授を経て、現在、麗澤大学大学院客員教授、男女共同参画会議議員。近著に『WGIPと「歴史戦」』(モラロジー研究所)。
「新たな全体主義」から子供を守れ
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 国連利用する左派NGO 人権振りかざし過激な性教育 9月に発足した「こども政策の推進に係る有識者会議」の座長や構成員は概(おおむ)ね重厚な人事といえるが、配布資料には懸念される内容も…
「こども庁」「子ども基本法」の問題点
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 法と教育のバランスを セットで捉えるべき人権・人格 「こども庁」の創設を目指す有識者会議の発足と同庁設置法の立案に向けた準備が進み、年内にも取りまとめが行われ、関連法案が来年の通常国…
注意要する「こども庁」審議
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 自民勉強会に左翼活動家 当初案の名称から「家庭」削除 櫻井よしこ氏が毎月連載している産経新聞のコラムで、「自民左傾化 危うい兆候」「『家族』壊す保守政治家」と題し、「極左の運動家が首…
拙速慎むべきLGBT理解増進法案
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 後天的要因大きい同性愛 最新の科学的研究に学ぶ必要 「LGBT理解増進法案」をめぐって、5月20日に開催された自民党の会合(「性的指向・性自認に関する特命委員会」等の合同会議)で山谷…
男女共創共活社会の実現を
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 違い活かし合い補い合う ジェンダーの対照的相補性 平成17年の自民党政権下の男女共同参画第2次基本計画では、当時大学で盛んだった「女性学」は「フェミニズムを正当化するイデオロギーであ…
乳幼児教育支援の在り方見直しを
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 「子育ての質」高める政策に 「非認知能力」「共感性」を育め 菅総理は「自助、共助、公助、そして絆」という政策理念を掲げたが、自民党が昭和54年に「研修叢書(そうしょ)」として出版した…
家族の絆損ねる選択的夫婦別姓制
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 「子供の最善の利益」保障を 旧姓の通称使用拡大が現実的策 11月11日に首相官邸で開催された第61回男女共同参画会議において、第5次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方…
「南京大虐殺」登録資料集を検証
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 「大虐殺」立証する資料皆無 日記を偽造、記録映画収録せず 5年前の10月にユネスコ「世界の記憶」に登録された「南京大虐殺」資料に誰もアクセスできないという異常事態が続いていたが、一昨…
「子供の拉致国家」の汚名返上を
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 抜本的な制度改革が必要 離婚後の「共同親権」を認めよ 欧州連合(EU)欧州議会本会議は7月8日、日本での親による子供の連れ去りから生じる子供の健康や幸福への影響について懸念を表明し、…
「伏魔殿」と化す文部科学省
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 歴史分野の学習目標軽視 偏向した「近年の学説」理由に 平成29年3月に告示された新学習指導要領において、育成を目指す資質・能力の柱を、①知識及び技能の習得②思考力、判断力、表現力等の…
脳科学と「教育の不易」
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 不可欠な乳幼児期の躾 科学的知見踏まえた子育てを 政府の教育再生会議第2次報告は、「国は脳科学などの科学的知見と教育に関する調査研究などを推進し、そこで得られた知見の積極的な普及・啓…
伝統否定する厚労省「子育て革命」
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 体罰と躾を混同するな 「不動の真理」放棄する暴挙 「子供の最善の利益」の名の下に、静かな「子育て革命」が厚生労働省のイニシアチブで進められている。背景には、相次ぐ児童虐待死事件やスポ…
教育再生へ「未来への投資」を
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 家庭支援し保育の質向上 乳幼児期に「非認知能力」育め 国連は2015年からSDGs(持続可能な開発目標)を掲げているが、早期の児童発育への投資が17の目標の内、8項目を占め、家庭支援…
少子化対策の根本的転換
従来の少子化対策の限界の第一は、少子化の主因は晩婚化・晩産化が進み、結婚・出産が「30代前半」に偏っていることにあるにもかかわらず、晩婚化・晩産化を食い止めるための対策がほとんど行われてこなかったことにある。 第二は…
新たな道徳教育学の樹立を
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 「生命の尊重」を中核に 内在する道徳性の発達を支援 政府の教育再生会議は第2次報告で「徳育を『新たな枠組み』で教科化し、社会総がかりで徳のある人間を育てる」よう求め、「新たな枠組み」…
「御代替わり」をどう教える
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 官民協力し教材作成急げ 子供たちに正しい知識・情報を 4月22日、天皇陛下の御退位および皇太子殿下の御即位に合わせ、文部科学省は全国の都道府県教育委員会などに向けた通知で、「国民こぞ…
「第三の性教育」が必要
高橋史朗・麗澤大学大学院特任教授の話 性に関する科学的知識や情報を伝えてもらうために、地域の専門家の活用は積極的に行う必要があるが、日常的に子供と接する教員と保護者との共通理解を深め、フォローできるようにする必要がある…
家庭教育支援法の制定急げ
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 虐待の根因は「親性崩壊」 懲戒権規定の見直しは慎重に 麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗[/caption] 千葉県野田市の小4女児虐待死事件を契機に児童福祉法と児童虐待防止法の改正…
教育再生の根本問題
世日クラブ講演要旨 麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗氏 「育自」から「育児」へ 麗澤大学大学院特任教授の高橋史朗氏は14日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)で「教育再生…
親づくり支援こそ必要
世日クラブ 麗澤大学大学院特任教授 高橋史朗氏が講演 世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)の定期講演会が14日、都内で開かれ、麗澤大学大学院特任教授の高橋史朗氏が「教育再生の…
国連委と左派NGOの癒着
8月にジュネーブ国連本部で開催された人種差別撤廃委員会において対日審査会が開催され、日本政府への最終報告書が発表された。今回の対日勧告では、慰安婦問題について、政府間合意では恒久的な問題解決にならないと批判した。 今…