ビル・ガーツ
トランプ氏、共産主義の犠牲者を追悼
トランプ米大統領は、「共産主義犠牲者の国民的記念日」の7日、声明を発表。共産主義体制下での弾圧、抑圧で死亡した「1億人」に哀悼の意を表明するとともに「すべての人々の自由と機会の促進」を訴えた。 トランプ氏は声明で「独…
中国のウイグル弾圧強化、「一帯一路」推進の一環
米議会の米中経済安全保障検討委員会が今月中旬に公表する予定の最新報告によると、中国治安当局は中国西部、新疆ウイグル自治区でウイグル人イスラム教徒ら少数派住民への弾圧を強めており、これは、インフラ投資を通じて開発途上国へ…
極超音速ミサイル、米が開発促進
MDAと陸海空軍が協力 先行の中露に対抗 米国防総省ミサイル防衛局(MDA)が、陸海空軍と協力して、極超音速ミサイルの開発を進めていることが明らかになった。このミサイルは、高速で敵のミサイル防衛を回避することを目指すも…
米艦艇の台湾海峡航行は中国公海主権主張に対抗
米海軍の艦艇2隻が22日、台湾海峡を航行、台湾周辺、南シナ海での主権の主張を強める中国を牽制(けんせい)することが狙いとみられるが、南シナ海で米艦艇に中国艦艇が異常接近するなど、このところ中国周辺で米中両国軍間の緊張が…
米、一帯一路の呼称変更を警戒
中国、イメージ向上狙う 米国のインド太平洋軍によると、中国はシルクロード経済圏構想「一帯一路(ワン・ベルト・ワン・ロード、OBOR)」の英語の呼び名を変更し、世界的覇権の拡大を目指す一帯一路の攻撃的なイメージを緩和しよ…
米前政権の融和策で中国「増長」
南シナ海・南沙(英語名スプラトリー)諸島海域で、中国海軍の駆逐艦が米駆逐艦に異常接近するなど、海域での中国の活動が活発化している。米海軍元高官は、オバマ前政権時に厳しい対応を取らなかったことが中国の「増長」を招いたと指…
中国、AIで米軍情報を分析
中国軍は人工知能(AI)を駆使し、米軍などの公開情報を基にしたデータベースの構築へ、情報収集活動を強化している。 中国中央軍事委員会の装備調達通告書によると、中国軍は、半年間で「外国軍に関するオープンソース情報データ…
米政権、新START延長拒否か
トランプ米政権高官は、ロシアが武器管理条約を順守していないことに懸念を表明、政権が2010年に締結された新戦略兵器削減条約(新START)の延長拒否に傾いていることを明らかにした。その一方で国防総省は、ロシアが中距離核…
中国、米政権批判本を積極報道
中国政府のプロパガンダメディアが、トランプ米大統領を批判したワシントン・ポスト記者、ボブ・ウッドワード氏の新著「フィアー(恐怖)」を積極的に取り上げている。内容の一部が公表されると、その2日後の6日には、中央テレビ(C…
米共和党がFBIに説明要求、民主党スタッフのスパイ疑惑
中国情報機関が民主党のファインスタイン上院議員のスタッフをスパイとして取り込もうとしていたとされていることに関して、共和党のバンクス下院議員が連邦捜査局(FBI)のレイ長官に書簡を送り、詳細な情報を求めていたことが明ら…
中国、有事に北朝鮮侵攻も
南北首脳会談が実施されるなど融和ムードの韓国と北朝鮮だが、米国防総省が16日に公表した中国の軍事・安全保障分野の動向に関する年次報告書で、中国軍が朝鮮半島有事の際の北朝鮮への軍事介入計画を持っていることが初めて明らかに…
ウクライナが中国に軍事協力
中国は、戦略的戦力投射の基盤となる空母1隻を配備、大規模な軍備増強の一環として少なくともさらに3隻を配備する計画を進めている。中国国営メディアによると、空母運用の一環として開発された新型の超音速ジェット練習機、教練10…
米中露、極超音速兵器で開発競争
中国試験発射に成功で、先行 中国の宇宙開発事業を担う国営企業、航天科技集団公司が極超音速滑空飛翔体の試験発射に成功したことが明らかになった。核を搭載でき、既存のミサイル防衛網を突破することが可能とされている。ロシアも同…
中国、米民生技術を軍事転用
フォード米国務次官補(国際安全保障・不拡散担当)はニューメキシコ州ロスアラモス国立研究所で行った講演で、中国企業との事業協力によって米企業が提供した民生用技術が、中国軍や同国の核兵器開発計画の強化に利用される可能性があ…
米国防次官、宇宙軍の創設を検討
ジョン・ルード米政策担当国防次官は、トランプ大統領による陸海空軍などと並ぶ「宇宙軍」創設の指示について検討を行っていることを明らかにした。 ルード氏は、コロラド州で開催された安全保障に関する会議で、中国、ロシアなどの…
新兵器開発も実戦経験なし、米国防長官が中国軍を牽制
マティス米国防長官は兵士、学者として長期にわたり米軍に深く関わり、イラク、アフガニスタンでも戦闘経験がある。先月、中国・北京を訪問し、中国軍幹部、習近平国家主席と会談、その間、記者らと公開、非公開の会合を何度か開いたが…
中国、先進技術の獲得狙い 米大手航空機メーカーの株式取得
中国の軍事行動やスパイ活動への関与が指摘される国営航空機・ミサイルメーカー「中国航空工業集団(AVIC)」が、先進技術の獲得のために、ボーイングなど米国の大手航空機メーカーの株式の取得を進めていることを米政府当局者が明…
マティス米国防長官搭乗機、通信機器持ち込み禁止
中国サイバー攻撃を警戒 記者(ビル・ガーツ)は6月下旬、マティス米国防長官の訪中に同行、搭乗機では、スマホ、ノートパソコンなど通信機能のある電子機器の機内持ち込みは禁じられ、中国国内に持ち込んだ機器の持ち帰りも禁止され…
米、迎撃ミサイルをアラスカに追加配備へ
北朝鮮を依然強く警戒 トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談で両国の緊張は緩和に向かっているとみられているが、アラスカ州に配備された迎撃ミサイルは依然、高度な即応体制を取っている。 マティス国防長官…
先端技術を盗み出す中国
中国政府は、米国に対する経済的攻勢の一環として、さまざまな手法で米国の先進技術を盗み出している。ホワイトハウスは19日、報告書「中国の経済的攻撃が米国と世界の技術・知的財産にいかに脅威となっているか」を公表、中国への技…
露、海底通信ケーブルを監視
米財務省は11日、ロシア連邦保安局(FSB)と協力して大西洋の海底通信ケーブルへの監視活動を行っているとしてロシアの水中設備企業ダイブテクノサービスに経済制裁を科すことを発表した。監視活動は将来の有事の際に、ケーブルを…
核搭載可能の新型ICBM 中国、配備間近か
中国が5月27日に新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)DF41の試験発射を実施したことが明らかになった。昨年11月に続く試射は10回目となり、核搭載可能で大型のDF41の完成は間近とみられている。 米国防当局者によると…
中国通信大手への制裁緩和 政府、議会から懸念の声
トランプ米大統領が、中国政府系の通信機器大手、中興通訊(ZTE)への制裁緩和を商務省に指示したことが、安全保障への懸念から波紋を呼んでいる。トランプ氏は13日、ツイッターで制裁緩和の意向を表明。中国政府からは解除へ圧力…