皇位継承問題を考える


小山 常実

大月短大名誉教授 小山 常実

 令和への改元とともに、皇位継承の危機を説き、女性・女系天皇容認論に誘導する動きが強まっている。しかし、皇位継承の危機は確かにあるが、言われるほど強いわけではない。10年以上前に中川八洋氏が述べていたように、よほどのことがない限り、30年ほどは今の制度でも安泰だともいえる。あわてて女系容認につながるような制度を作るよりは、現状維持の方がよい。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ