編集局 2015/8/11 政治|詳解 集団的自衛権 安保法制案の合憲性 [会員向け]
日本大学名誉教授 小林宏晨
1986年のニカラグアケース(注)で、国際司法裁判所は、集団的自衛権が国連憲章第51条においてばかりか、慣習国際法においても確立していると述べた。
しかもそこでは小田判事が正当にも、その反対意見の中で、集団的自衛権が国連憲章以前の慣習の中で「固有の権利」(自然権)であるとの構想が十分に評価されていないと批判している。
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