日韓関係 文氏は改善に向け覚醒せよ
今年こそは日韓関係を改善させることができるだろうか。新年からそんな思いを抱かざるを得ないのは、文在寅政権下の韓国で徴用工判決に伴う国際法違反の状態が続き、文政権が慰安婦合意の不履行などに対し国内事情を優先させて長い間正…
欧州の一貫性のない対応がリビア情勢を悪化させたとアルジャジーラ
◆対立する仏伊の利害 2011年のカダフィ政権崩壊を受けて始まったリビア内戦は10年目を迎えた。民主化運動として隣国チュニジアで始まった「アラブの春」に端を発する内戦だが、東西勢力への分断、外国勢力からの介入へとつなが…
東京はじめ太平洋側地域の三が日はおおむね…
東京はじめ太平洋側地域の三が日はおおむね晴れ、穏やかに明け暮れた。しかし北海道から中国地方の日本海側では雪や雨が降り、転倒などの被害が出ている。雪崩や着雪への警戒も必要だ。 南北に長く伸びる日本列島は、背骨のように走…
中国「強権の刃」が迫る
チベット 言語と宗教奪い民族性抹殺 拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 習近平体制になり、チベットへの弾圧が再び強まった。チベット語の使用が禁止され、多くの政治犯が捕まった。昨年の1月から7月の間には、54…
香港、ウイグル、チベット
「中台統一」口実に長期政権狙う 三峡ダム攻撃、台湾のカウンターパワーに 台湾 アジア太平洋交流学会会長 澁谷 司 中国全人代常務委は先月26日、閣僚人事で少数民族政策を担当する国家民族事務委員会主任に中国で大多数を占め…
『孫子』で読む中国の対米謀略戦
哲学者 小林 道憲 敵国情報収集を最重要視 虚偽情報流し内部分裂を図る 『孫子』というよく知られた兵法書は、今から2500年ほど前、中国春秋時代末期の将軍、孫武によってまとめられたものだといわれる。孫子は言う。戦争は国…
皇居で新年祝賀の儀 コロナ対策で規模縮小
天皇、皇后両陛下が皇族方や三権の長らから新年のお祝いを受けられる「新年祝賀の儀」が1日、皇居・宮殿であった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年より規模が縮小された。 午前中は、秋篠宮殿下御夫妻ら皇族方が両陛下…
日米豪印で中国に対抗を 識者インタビュー(下)
台湾有事を想定し準備急げ 米の対応次第で侵攻現実に 元自衛艦隊司令官・香田 洋二氏 中国は今後どう出てくるか。 最悪のケースとして中国との戦いを考える時、数理解析による戦力分析も大事だが、日本はわれわれの歴史の知恵や地…
尖閣沖接続水域に中国海警4隻
第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は2日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側の接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。 4隻は、砲らしきものを搭載した「海警2201」と、「海警1103」「海警1…
新年日本の課題 コロナ克服し未来へ布石を
新型コロナウイルス禍の中、2021年が明けた。今年の課題はまず、新型コロナの収束にあることは間違いない。一方、国内外が大きな変動期にある中で直面する喫緊の課題、そして国の命運を左右する中長期の課題への取り組みを進めてい…
銅像撤去運動を「現代の傲慢」と非難する彫刻家 MODERN ARROGANCE:Sculptor says statue removal advocates need reality check
何と傲慢(ごうまん)なことか。 現代のモラルに合わないと判断された人々の記念像を撤去しようとする新たな運動が広がっているが、カナダ・オンタリオ州を拠点に活動する彫刻家のティモシー・シュマルツさんにとって、この運動を表…
楽観論と悲観論が交錯、今年もコロナに振り回されると予測する各誌
◆経済回復遅れる恐れ 昨年は新型コロナウイルスによる世界的流行(パンデミック)で始まったが、今なおその厄災は続く。そうした中で日本は安倍政権から菅政権に代わった。果たして2021年、日本と世界の政治・経済はどのような一…
まだ正月気分が抜け切れない状態だが、例年の…
まだ正月気分が抜け切れない状態だが、例年のようなのんびりした雰囲気はない。どこか物足らない感じがするのも、昨年からの新型コロナウイルス感染拡大が終息を見せず、大みそかの終夜運転中止、初詣の自粛ムードと続いているからだ。…
コロナ禍で広がる教育格差-フィリピンから
コロナ禍で通学する子供たちの声が地域から消えて久しい。年末、厳格なロックダウン(都市封鎖)こそ解除されたが原則的に18歳以下の未成年者は外出禁止だ。学校も3月からずっと閉鎖している。 全国でインターネットを使った遠隔…
米で異常気象相次ぐ
規制で石油産業には逆風 米国では昨年、ハリケーンが記録的に多く、命名されたハリケーンが過去最多となる30個も発生したほか、カリフォルニア州では8月から秋にかけて、過去18年で最も深刻な山火事が続くなど、異常気象が相次い…


