空自緊急発進 2月116回 7割強が対中国機


国境警報

F15戦闘機

 防衛省はこのほど、領空侵犯の恐れがある外国機に対する航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)が2月は116回だったと発表。そのうち、対中国機が7割強に当たる82回、対ロシア機が34回だった。

 また先週1週間では、2月25、27、28日、3月2、3日、東シナ海で、28日、3月1、3日は太平洋において(うち2月25、27日、3月3日は日本海で、3日はオホーツク海でも)、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。

(川瀬裕也)

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 一方、第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は5日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側の接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。

 4隻は、機関砲らしきものを搭載した「海警1305」と、「海警1301」「海警1401」「海警1302」で、午後3時現在、久場島の東南東約37㌔付近および魚釣島の西北西約28㌔付近を航行している。

(沖縄支局)