中国海警4隻 領海に侵入 今年初 沖縄・尖閣沖
国境警報
沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で15日、中国海警局の「海警」4隻が日本の領海に侵入し、約1時間40分にわたり航行した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は今年初めて。
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、4隻は、機関砲らしきものを搭載した「海警1303」と、「海警1302」「海警1301」「海警1401」で、午前10時~同20分ごろ、久場島の南東で領海に侵入。午前11時45分~正午ごろにかけて同島北北東から領海を出た。
午後3時現在、4隻は領海外側の接続水域にとどまっており、海保は引き続き警戒監視を続けている。
(沖縄支局)
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一方、防衛省の発表によると、7、8、12、13日、東シナ海において、領空侵犯の恐れがある航空機に対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。
(川瀬裕也)