空自緊急発進 11月は127回 8割強が対中国機


国境警報

F15戦闘機

 防衛省はこのほど、領空侵犯の恐れがある外国機に対する航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)が11月は127回だったと発表。そのうち、対中国機が8割強に当たる104回、対ロシア機が23回だった。
 先週1週間では、3~4日、6~9日、東シナ海において(うち7~9日は日本海で、8、9日はオホーツク海でも)、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。

(川瀬裕也)

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 一方、第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は11日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側の接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。

 4隻は、機関砲らしきものを搭載した「海警2203」と、「海警2302」「海警2301」「海警6303」で、午後3時現在、南小島の南南西約33㌔付近などを航行している。

(沖縄支局)