15年間続くチョウの個体識別、地道な活動が道徳の副読本に
日下一彦 2017/12/19 教育|写真 [会員向け]
石川県宝達志水町立・宝達小のアサギマダラのマーキング活動
石川県宝達志水町の町立宝達小学校では、渡り鳥のように長い距離を飛ぶチョウのアサギマダラのマーキング活動を続け、個体識別をしている。その活動が来年度から始まる道徳教育で、小学5年生向けの道徳科副読本に紹介されることになった。子供たちは地道な活動が全国に紹介されることに期待を膨らませている。(日下一彦)
副読本では『大空の郵便屋さん』のタイトルで、4㌻にわたって紹介される予定だ。物語風に構成され、夏休みに同町の祖母の家に遊びに来た兄弟が、近くの宝達山(ほうだつさん)の麓で虫取りをしていると、羽に落書きされたチョウを見つけた。
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