可能性秘める僻地教育


北海道教育大へき地・小規模校教育センター副センター長 川前あゆみ氏

人口減少の加速化が進む中で地方の学校の小規模校化が加速しています。北海道の僻地・小規模校の現状はどうなっているのでしょうか。

 通常、僻地校とは離島や山間地など交通条件や自然的・文化的諸条件に恵まれない地域に存在する公立の小中学校のことを指しています。一方、小規模校とは小中学校では標準学級(12~18学級)に満たない11学級以下の学校をいいます。また、複式教育とは異なる学年の児童生徒を一つの学級に編制したもので、小学校では2学年で16人、中学校で8人を標準としてクラスを編制することになっています。


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