Date archive for 2月, 2022
【社説】アフガン情勢 人権改善へタリバンに圧力を
アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが権力を掌握して半年がたつが、国内は依然安定していない。国際社会は、飢餓に苦しむ国民への支援を一層強化すべきだ。 深刻な食料不足に陥る タリバンは昨年8月15日、米国の支援を受…
豪政府、外国人旅行者の入国を全面再開
2年ぶりの再開、2回のワクチン接種完了が条件に オーストラリア政府は21日、新型コロナウイルスの感染防止のため禁止してきた外国人旅行者の入国を、2回のワクチン接種完了を条件に約2年ぶりに全面再開した。コロナ禍で厳しい水…
「デジタル人民元」、北京五輪でアピール
中国人民銀行が試用版アプリを配信、新型コロナ禍が影 中国は北京冬季五輪の会場で、デジタル通貨「デジタル人民元」の技術力や利便性のアピールに努めた。人民元の将来の国際化も視野に、デジタル元の実力を外国人に体感してもらう絶…
全国知事会長「ピークアウトに見えない」
現場では高止まり続く、感染対策を継続するよう呼び掛けを 全国知事会の平井伸治会長(鳥取県知事)は21日、新型コロナウイルス対策をめぐり、山際大志郎経済再生担当相とオンラインで意見交換した。平井氏は感染状況について「高止…
LIXIL、トイレ型「もなか」がSNSで話題
形は実物そっくり、地元・愛知県常滑市を盛り上げる一助に 住宅設備機器大手LIXILが販売する和菓子「トイレの最中」が話題を呼んでいる。洋式トイレをかたどった皮に、あんこを詰めて食べる「もなか」で、形は実物そっくり。トイ…
ニューヨークで福島産食材の魅力をアピール
農林水産省が主催、にぎりずしや日本酒などに舌鼓を打つ 福島県産を中心に日本の食材の魅力を紹介するイベントが17日、米ニューヨークで開かれた。 農林水産省が主催し、現地の食品業界の関係者数十人を招待。 参加者は福島産…
あさま山荘事件50年、「前衛党の組織論」を問題にせぬ甘い各紙論評
共産党もリンチ査問 共産主義集団が革命資金を得るために銀行を襲い、武装闘争に挫折するとアジトに立てこもって同志をリンチ査問し、死に至らしめる―。 こう書けば、読者は50年前の連合赤軍事件だと思われるだろう。連合赤軍と…
北京五輪日本選手団帰国、出迎えたファンに笑顔
ロコ・ソラーレら成田空港着の便で、手を振り「ありがとう」 20日まで行われた北京冬季五輪で銀メダルを獲得したカーリング女子のロコ・ソラーレら日本選手団が21日夜、成田空港着の便で帰国した。 ロコ・ソラーレは、新型コロ…
大学でのコロナワクチン接種、3回目が本格化
初回の半数未満176校が申請、文科省が検討を呼び掛け 大学を会場とした新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が今月末から本格化する。21日には広島大が学生や教職員らを対象に接種を開始。ただ文部科学省によると、初回接種を…
北海道で暴風雪、事故で車150台が立ち往生
「ホワイトアウト」か、JR札幌駅発着の全列車で終日運休 北海道では21日、低気圧の発達で風雪が強まり、JR札幌駅発着の全列車が運休するなど交通機関に影響が生じた。函館江差自動車道では多重事故が起き、約150台が立ち往生…
楽天の田中将大は巻き返しに向け、調整は順調
復帰2年目、「どっしり、落ち着いてできたことが一番」 米大リーグから楽天に復帰して2年目の田中将は、調整を順調に進めている。22日にはヤクルトとの練習試合で、初めて実戦登板する予定。練習とは違い力も入るだろうが、「力む…
「壬生狂言」の演目「節分」が2年ぶりに上演
京都市の壬生寺でお披露目、勤勉に生きる大切さを説く 京都市の壬生寺で、国の重要無形民俗文化財「壬生狂言」の演目「節分」が2年ぶりに上演された。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中止。今年は上演回数や観客数を減らし…
リオ豪雨の死者152人に
山あいで土砂崩れ依然165人不明 ブラジル南東部リオデジャネイロ州ペトロポリスを襲った局地的豪雨による災害で現地当局は20日、152人の死者が確認されたと発表した。 15日に同地を襲った激しい雨は、6時間で258ミリ…
応援したい新たな水曜集会ー韓国から
地球だより 韓国では今回の北京冬季五輪で反中感情が巻き起こった。開会式で少数民族の朝鮮族代表が韓服姿で登場し、まるで韓国が中国の属国扱いを受けたような気分にさせられたこと、また韓国にとって金メダル獲得の期待が最も懸けら…
韓国・文大統領の5年 「積弊まみれ」厳しい評価
反日を国内政治に利用 露と消えた南北平和定着 韓国の文在寅大統領は今春、5年の任期満了を迎え退任するが、韓国国内では厳しい評価も少なくない。特に「積弊清算」を口実に2人の大統領経験者をはじめ保守派に司法処罰が下されるよ…
19歳最年少、藤井聡太五冠の謙虚で重い言葉
「藤井聡太 10代初の五冠/将棋/4連勝で王将奪取」こういった見出しが新聞各紙で掲載された。19歳とは思えぬ落ち着いたコメントも大したものだと感心させられる。 将棋の藤井聡太四冠(勝って五冠)(19)=竜王、王位、叡…
【上昇気流】歌手で俳優の西郷輝彦さんが亡くなった
歌手で俳優の西郷輝彦さんが亡くなった。75歳。橋幸夫さん、舟木一夫さんと共に昭和歌謡の「御三家」の一人。1964年に「君だけを」でデビューしていきなり60万枚の大ヒット曲となり、その後も「星のフラメンコ」などのヒット曲…
【社説】ウクライナ情勢 露の侵攻阻止へ各国は結束を
ウクライナ情勢が緊迫の度を増している。現状では、ロシアによる軍事侵攻がいつ行われてもおかしくない。先進7カ国(G7)をはじめとする国際社会は、ロシアに早期の軍部隊撤収を要求するとともに、侵攻した場合に備えて強力な制裁の…
【上昇気流】5人の元首相、書簡を欧州連合(EU)欧州委員会に送る
小泉純一郎、菅直人両氏ら5人の元首相が、東京電力福島第1原発事故で「多くの子供たちが甲状腺がんに苦しんでいる」とする書簡を欧州連合(EU)欧州委員会に送った。その内容は風評の類いであり不快だ。 福島県が実施している検査で…
北京冬季五輪が閉幕、言葉で熱戦を振り返る
「重み感じる」「僕が魔物かも」選手の印象的なひとこと 北京五輪で日本は冬季大会最多のメダル18個を獲得した。海外勢を含めた印象的な言葉で熱戦を振り返る。 ◇ 重み感じる 平野歩夢(スノーボード男子ハーフパイプ金) …
北京五輪でメダル最多18個、コロナ禍でも前進
エース頼みの課題も、伊東団長「ジュニア世代の強化を」 日本は北京五輪でメダル18個を獲得した。冬季で最多だった前回平昌大会の13個から5個増。新型コロナウイルス下で先が見通しにくい状況だった中、伊東秀仁選手団長は「最強…
中国海軍艦艇、豪軍哨戒機にレーザー照射
豪州北部沿岸沖で、モリソン首相が非難「不当で理不尽」 オーストラリア沖を航行中の中国軍艦艇が豪軍機にレーザーを照射していたことが分かり、モリソン豪首相は20日、「威嚇行為と考えるしかない」と批判した。 豪国防省による…
コロナ禍こそ、じわりとくるラブストーリー
「ちょっと思い出しただけ」、主演は伊藤沙莉と池松壮亮 2021年7月26日、34回目の誕生日を迎えた佐伯照生(池松壮亮)は、朝起きていつものようにサボテンに水をやり、ラジオから流れる音楽に体を動かす。けがでダンサーとし…