北京冬季五輪が閉幕、言葉で熱戦を振り返る
「重み感じる」「僕が魔物かも」選手の印象的なひとこと
北京五輪で日本は冬季大会最多のメダル18個を獲得した。海外勢を含めた印象的な言葉で熱戦を振り返る。
◇ 重み感じる
平野歩夢(スノーボード男子ハーフパイプ金)
ようやく夢がかなったという重みを感じる。
◇ 僕が魔物かも
小林陵侑(スキージャンプ男子ノーマルヒル金)
集中してイメージ通り動けた。僕が(五輪の)魔物だったかもしれない。
◇ 出る幕でないのかも
高梨沙羅(スキージャンプ女子4位)
結果で恩返しできず悔やまれる。もう私の出る幕ではないのかもしれない。
◇ 10倍うれしい
渡部暁斗(ノルディックスキー複合団体で今大会2個目の銅)
個人の10倍うれしい。みんなで盛り上がれる雰囲気がいい。
◇ 皆さんが支え
村瀬心椛(スノーボード女子ビッグエア銅。17歳での獲得は冬季五輪の日本女子最年少)
皆さんの支えで今がある。五輪でそれを感じた。
◇ 家族としてうれしい
冨田るき(スノーボード女子ハーフパイプ5位。姉せなの銅に)
選手としてはすごく悔しいけど、家族としてはすごくうれしい。
◇ ステップの銅
堀島行真(フリースタイルスキー男子モーグル銅)
結果としてのゴールは金メダル。そのステップとして銅メダルがあった。
◇ 努力詰まった銀
鍵山優真(フィギュアスケート男子銀)
頑張ってきた全ての努力が詰まった銀メダル。
◇ 出し切った
羽生結弦(フィギュアスケート男子4位で3連覇ならず)
全部出し切ったというのが正直な気持ち。これ以上ないくらい頑張った。
◇ 神様がついている
坂本花織(フィギュアスケート女子銅)
やってきたことが報われるうれしさもあるし、神様がついているなとも感じる。
◇ 感慨深い
高木美帆(スピードスケート女子1000メートル金)
君が代を聴けるというのは感慨深く、込み上げてくるものがあった。
◇ うまくいかない
小平奈緒(スピードスケート女子500メートル17位で連覇逃す)
李相花が連覇した時のようには、うまくいかなかった。
◇ 優勝できたかも
高木菜那(スピードスケート女子団体追い抜き決勝で転倒)
最後、転んでいなかったら優勝できたかもしれないタイムだった。悔しい。
◇ うれしい気持ちで
吉田知那美(カーリング女子銀)
思い出はうれしい気持ちで残したいので、絶対にこのメダルを否定するような感情は持ちたくない。
◇ 心の底から感謝
ショーン・ホワイト(米国=スノーボード男子ハーフパイプ4位で現役生活にピリオド)
とても幸せ。全ての人に心の底から感謝したい。
◇ 99%以上は努力
谷愛凌(中国=フリースタイルスキー女子で金2個、銀1個)
才能はそれほど重要ではない。99%以上は努力だから。
◇ 途中棄権しない
ミカエラ・シフリン(米国=アルペンスキー女子3種目で途中棄権)
残りのキャリアは途中棄権しないと思う。
◇ 金メダル無駄に
ヤールマグヌス・リーベル(ノルウェー=ノルディックスキー複合個人ラージヒルの距離でコースを間違え)
金メダルを無駄にしたところを世界中に見せるのは楽しいことではない。(時事)