Date archive for 5月, 2016

冷静な調査で「歴史認識」を

NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 科学的思考法で事実に 感情刺激する物語にあらず  隣国の中国や韓国で「怒れる市民による反日暴動」を世界に宣伝されたことがあるが、今の日本人にしてみれば「遠い過…

続き

世界中で宗教の自由に「長期的な攻撃」-報告 Religious freedom under ‘sustained assault’ around the world, report finds

 米政府は2日、宗教の自由への攻撃が、この1年で世界中で大幅に高まったとする報告を公表した。報告は、「イスラム国」(IS)がキリスト教徒など宗教的少数派を攻撃し、欧州でユダヤ人やイスラム教徒への偏見が強まり、中国政府が本…

続き

集玉齋図書館

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  景福宮の集玉齋(チボクジェ)は(朝鮮26代王、大韓帝国皇帝)高宗(コジョン)の書斎だ。1881年、昌徳宮の別堂として建てられ、91年、景福宮の北門、神武門の内側の現在の位置に移設さ…

続き

3国連携で北朝鮮抑制を

北朝鮮核の脅威 米ウィルソン・センター研究員 マクダニエル・ウィッカー 日本と韓国の歴史問題が課題に  朝鮮半島は65年間にわたって、米国に非常に困難な課題を突き付けてきた。北朝鮮から最近、挑発行動が続いており、核武装し…

続き

平和協定で非核化は希望的観測

韓国紙セゲイルボ 戦争抑止力を優先すべき  北朝鮮による5回目の核実験とそれ以後の追加核実験で核兵器小型化・軽量化が完成すれば、韓国は“風前の灯火(ともしび)”の危機に直面することになる。  中国は「米国が北の核除去に乗…

続き

「ひとみ」の運用断念でJAXAの「ミスの連鎖」を厳しく問うた毎日

◆一縷の望みも潰える  きょうは「こどもの日」。スポーツや科学、文化・芸術など、子供をワクワクさせ、夢を抱かせるものの一つに、宇宙がある。  ロケットや衛星の打ち上げ、その技術開発、また衛星や惑星、恒星の天体観測など未知…

続き

こどもの日、社会とつながり健全育成を

 「その笑顔 未来を照らす 道しるべ」――。きょうは祝日「こどもの日」である。祝日法では「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」(2条)日と定めている。  笑顔が表す子供の幸福が明るい家庭と社…

続き

「ユダ国の遺産物たる一神教は世と共にその…

 「ユダ国の遺産物たる一神教は世と共にその勢力の減少するを見ず。常に人類の進歩に伴い、文明と共に西漸(せいぜん)し、これを助け、これに助けられて、今にいたれり」と内村鑑三は『地人論』(1894年)の中で記した。  また『…

続き

対中外交、「非は非」として主張貫け

 中国を訪問した岸田文雄外相は李克強首相や王毅外相ら要人との会談で、両国関係改善に向けての対話継続で一致した。  しかし沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領海に中国側が公船を不法に侵入させたり、南シナ海で人工島の軍事拠点化を進め…

続き

お払い箱になるオバマ Obama gets the hook

 バラク・オバマにとって最も気に入らない2国はイスラエルと英国だという言い方をしても、全然「人種差別主義者」ということにはならない。もっとも、そのような言辞を弄(ろう)する者は誰でも偏見を持つ人間だとのそしりは免れない危…

続き

2020年東京五輪・パラリンピックの大会エンブレム…

 2020年東京五輪・パラリンピックの大会エンブレムが決まったが、五輪準備のための課題は他にも少なくない。新国立競技場内の暑さ、湿気対策も重要だ。  前回の東京五輪は、1964年10月10日(後の体育の日)から24日にか…

続き

一貫性欠くトランプ氏の外交

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 前面に「米国第一」主義 国外への関与縮小を主張  【ワシントン】米国の選挙が、外交問題に左右されることはない。外交は、西側の国の中で最も米国が興味のない分野だ。理由は簡単だ。必…

続き

平和を守れぬ憲法9条讃歌

軍事評論家 竹田 五郎 脅威に囲まれている日本 現実教えぬ教育は国滅ぼす  独立国として憲法制定は、国民の意志により自主的に制定されるべきであり、独裁者の意思のみで、まして他国の強要によって制定されるべきではない。自衛権…

続き

北朝鮮記者の「常識」

地球だより  仕事がら韓国に流出する北朝鮮の内部文書なるものを見たり聞いたりする機会がある。ナゾが多い北朝鮮の内情を知る重要な手掛かりの一つなので、その都度関心を寄せるようにしている。数年前にある脱北者が入手したという「…

続き

憲法記念日、現実問題に対処できる改正を

 憲法記念日を迎え、全国各地で憲法関連の行事が開催される。日本国憲法制定の意義を踏まえながら、わが国の戦後の歩みの中で直面した課題を整理し、国家百年の大計として憲法を考えて現実問題に対処できる改正に国民を挙げて取り組むこ…

続き

論争呼ぶ気候変動懐疑派の映画クライメット・ハスル ‘Climate Hustle’ storm brews as Weather Channel founder calls Bill Nye ‘pretend scientist’

 気候変動に懐疑的なドキュメンタリー映画「クライメット・ハスル」は、2日に劇場公開される前から、気候変動をめぐる議論を起こしていた。  この映画は、破壊的な気候変動の主張に異議を唱えるものであり、「科学通」のビル・ナイ氏…

続き

朝日新聞と中国の深い関係を象徴するような若宮啓文元主筆の客死

◆「闘う社説」手掛ける  朝日で論説主幹や主筆を歴任した若宮啓文氏が日中韓3カ国のシンポジウムに出席するため滞在中だった北京市内のホテルで亡くなった(朝日4月29日付)。享年68歳。突然の訃報だった。  朝日に「アジア共…

続き

♪夏も近づく八十八夜/野にも山にも若葉が…

 ♪夏も近づく八十八夜/野にも山にも若葉が茂る――。昨日の小紙に掲載された「きょうの詩歌」は文部省唱歌「茶摘」であった。八十八夜は立春から数えて88日目の日で、春から夏へ季節の移り変わりの目印とされる。  暦の上では、中…

続き

元嘉悦大学教授 山田 寛氏

世界をゆさぶる テロ、難民・移民危機

世日クラブ 元嘉悦大学教授 山田 寛氏 「一国平和」通用せず  元読売新聞アメリカ総局長で元嘉悦大学教授の山田寛氏はこのほど、世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)で「世界を…

続き

北朝鮮で36年ぶり労働党大会、独裁維持へ恐怖政治続行か

韓国自由民主研究院長 柳東烈氏に聞く 「第2期金正恩時代」開幕へ  北朝鮮で6日、36年ぶりとなる第7回朝鮮労働党大会が開かれる。最高指導者・金正恩第1書記はこの大会で何をやろうとしているのか。北朝鮮情勢に詳しい韓国の柳…

続き

発展のキーワードは「共感」

北海道の“攻めの農業”考える

学術フォーラムで北大教授が提言 発展のキーワードは「共感」  昨年11月、日米豪など太平洋を取り囲む12カ国が参加して話し合いが進められてきたTPP(環太平洋経済連携協定)交渉が大筋合意に達した。その内容は農産物や工業製…

続き

陸海空のシルクロード構想

歴史家 金子 民雄 独と日・満州航空の挫折 21世紀に化けた「一帯一路」  いまではシルクロードという言葉がすっかり通俗化してしまったが、かつてはロマンティック街道などと呼ばれ、いたってのどかな雰囲気が漂っていたものだ。…

続き

空港で銃弾事件が再発

地球だより  フィリピンの玄関口であるニノイ・アキノ国際空港で、世界的に悪名を轟(とどろ)かせた「銃弾事件」が再発し、利用者たちが再び戦々恐々としている。  銃弾事件というのは、何者かが利用客のバッグなどに銃弾を忍ばせ、…

続き