サイバー人材養成する北朝鮮


 米司法省は今月17日、世界各地の銀行や企業から計13億㌦超の現金や暗号資産を窃取しようとした北朝鮮の人民軍偵察総局傘下の「ラザルスグループ」所属のハッカー3人を起訴した。

 昨年8月には、米連邦捜査局(FBI)などが国際金融機関を標的にする同じ偵察総局傘下のハッカー組織「ビーグルボーイズ」が2015年から日本や韓国を含む38カ国・地域で約20億㌦を不正入手したと告発。国連北朝鮮制裁委員会の専門家パネルは3月公表予定の報告書で「北朝鮮が19年から20年11月までに盗んだ仮想通貨の評価額は約3億1640万㌦」と指摘している。


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