根本 和雄 rss

「テクノ社会」に潜む陥穽

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 心の迷走状態が常態化 求められる「感情調整力」  昨今の急速に進展する「メカ化現象」は、「テクノ社会」を加速させ、時々刻々と洪水のごとくに情報が氾濫(はんらん)し、それらの情報に振…

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祈りが秘める精神的回復力

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 人生を支える基軸に 魂の呼吸かつ自然の良薬  昨今のメカ化社会の中で人々は、「祈る」ことを忘れ去っている気がしてならない。改めて「祈り」に秘められた恩寵(おんちょう)について考えて…

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若者の生活習慣に潜むわな

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 セロトニン欠乏症の危機 よく噛んで偏らぬ食生活を  昨今の欲望氾濫(はんらん)の世相にあって若者世代の生活習慣の様相は、危機的状況に置かれているのではなかろうか。  1980年代(…

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超高齢多死社会にどう対峙

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 「八正道」で潔く生きる 「老い」を受け入れ日々養生  わが国は紛れも無く「超高齢多死社会」に直面している状況である。  高齢化率(65歳以上の人口が総人口に占める割合)が21%を超…

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混迷の世相を生き抜く知恵

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 過去追わず将来憂えず 『菜根譚』に学ぶ心の処方箋  昨今の暖衣飽食の世相にあって、人々の関心は物質的・経済的な豊かさの追求に満足感を追い求め、その結果、生活は便利で効率的になり、多…

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心を整えて建設的な人生を

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 「あるがまま」認め適応 森田療法の生き方セラピー  昨今の世相は、他人を気にして失敗を恐れるあまりに、何でも完全にやろうとし無理な生き方を強いられているのではなかろうか。  その結…

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「健康長寿」を保つ生活術

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 利他で自己執着を減らす 日々の小さな感動忘れずに  わが国において80歳の長寿者は約1000万人、100歳以上の「百寿者」は6万人以上と推定され紛れも無く「超高齢社会」の昨今である…

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「老い」と「病」にどう向き合う

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 先賢に学び肯定的思考で なお人生の目的に向かい歩む  わが国における平均寿命は年々伸び続けて、今や「人生80年時代」を迎える昨今である。そこで問われるのは、「老い」をどう受け入れ「…

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アドラー心理学に学ぶ生き方

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 人生を研き自分らしく 自己受容・他者信頼で健康に  昨今の不安定な社会状況と先行不透明な世相にあって、人々は混迷の日々を過ごしているのではなかろうか。  このような状況の中で近年、…

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「心身一如」養生法で健康に

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 七つの摂生で養う「氣」 「氣」の不調から生ずる疾患  古くより、“心が病むと体が痛み、体が病むと心が痛む”というように「心と体の相互作用」についてよく知られている。例えば、旧約聖書…

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健やかな腸でストレス対策

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 免疫力を高める生活術 保温、深呼吸、発酵食品など  昨今、増え続けるストレスによって心身の免疫力を低下させて「生活習慣病」をはじめ諸々の疾患の要因になっていることが指摘されている。…

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癌を癒し治癒力を高める

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 実存的転換で自然退縮 身体を感化する心理的な力  今日、日本人の2人に1人は癌(がん)に罹り、3人に1人が癌で死亡している。高齢者人口が年々急増しつつあることから、今後更に増え続け…

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高貴な心は長寿を支える力

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 健康と病は「心身一如」 副交感神経働く利他的精神  WHO(世界保健機関)の創立50周年の記念総会(1999年)に、「新しい健康の定義」を提案することになり、その原案づくりがジュネ…

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「健康寿命」を延ばす養生法

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 予防医学で「未病」治す 食、息、睡眠など秘訣八カ条  「健康寿命」とは、病気などで日常生活が制限されることなく、自立的に生活できる期間で、世界保健機関が健康の指標として提唱している…

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人生の最期をどう迎えるか

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 天寿全うが自然の摂理 大切な看取りを支える文化  超高齢社会を迎えた我が国は、いまや、迫り来る「多死時代」を迎えようとしている。現在、1年に亡くなる方は約130万人(平成26年)で…

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「苦悩」は人間の生きる証し

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 回復する免疫力を培え 人間学的カウンセリングから  我が国におけるカウンセリングの歩みは、昭和30年代にアメリカの教育相談(職業相談)の流れに端を発し、幾多の変遷を経て今日に至って…

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いま「医療倫理」を問い直す

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 遺憾な群大医学部事故 患者が納得し同意する診療を  インドの偉大な指導者M・ガンディー(1869~1948)は、七つの社会的大罪をあげて、その一つに人間性なき科学を指摘している。そ…

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「平成の養生訓」を考える

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 性格は健康に影響する こころの養生が長寿の要諦  我が国は超高齢社会の只中にあって、いま求められるのは、いかに健やかに自分の人生を全うするかという「健康寿命」ではなかろうか。その寿…

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ホリスティックな健康観を

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 心に湧く気高さも必要 その人らしい生きがい発揮  我が国における「超高齢社会」は、私たち一人ひとりの生き方と健康に対する考え方を、新たな視点から見つめ直す機会になりつつあるのではな…

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「呻吟語」に学ぶ心の処方箋

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 人生を豊かにする品格 「超高齢社会」に生きる秘訣  いま、我国の人口は総務省の推計によれば65歳以上が25%を超えて、3190万人に達している(2013年10月)。更に、2055年…

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